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地の理により、命の全ても光の全ても地に落ちる。
[天地創造――、光の雷は大地に吸い込まれ、]
永久に消える炎はなく、
やがて降り注ぐ天からの恵みによりその勢いを消す。
[左手の腕、平面のアストロリーベは三重の輝きになり、
地から吸い上げた力を天に高らかに掲げる。]
大地を飲み込む洪水であっても、
高峻な山脈には跳ね返され、
起伏に従い流れるのみ!
[天地創造――、火球、大地より湧き出た火炎弾、
それらを防ぐではなく、
天地創造――海からの飛沫と、
ノアと洪水――真上から飲み込まんとするその濁流へ向ける。
矛先が炎へ向くよう、左の腕から三重のリングが大気に放たれれば、
砂塵を巻き込みながら吹き荒れる砂塵や風を操る。
狙いは、―― 火と水の相殺だ。]
[残された右腕に完成された三重螺旋。
輝きを纏う腕は三節まで強化して増幅させた魔力が集う。]
地脈に眠りし力を集わせ、
我が眼前の敵を排除すべく、今ここに命ずる。
[地図の中心に立つメルカトル。
狭いこのフロアの地形、地質、大気を網羅する。]
吹き荒れる烈風を飛弾となし、
乾いた地から毀れた砂礫も飛弾となし、
大気を漂う水の破片もまた飛弾となせ!
[三重螺旋を帯びた右手を、
アーチャーがいた方角へ正確に、正角に向ける。
メルカトルの描いた地図が現在にも存在する理由。
それは正角図法としての利用価値が高いから。
故に、目標までの角度に迷いはなく、狂いもない。]
[掌を開くと、三重螺旋がひとつに交わりその大きさを増す。
キャスターの周囲や、天からの天災により彫刻像の多くは砕けてしまっていた。
その欠片もまた集いて飛弾に変わりゆく。
ひとつ、ふたつ、みっつ…。
――、数多の被弾が魔力を帯びて右手の前に集う。]
[天球儀の中、きらきらと数多の球体が情報を注ぐ。]
目標座標セット。 完了。
―――― 貫け!!!
[数百となった弾丸の雨がミケランジェロに向った。**]
ふ…――、
[アーチャー。ミケランジェロの魂を賭した芸術――天地創造の図を己が信念で以ってキャスターは受け止める。まさに天地を支えるが如くに。]
有り難いな。 …本当に有り難い。
[天井画の生み出す神話がキャスターの築く理により受け止められ、理解され、打ち消されていく。黒衣の男に届かぬ訳ではない。届いている。だが、届いた全てに解を出されていく。]
成程、貴方は次の時代を往った男だ。
[人の手の届かぬ世界が、神話の物で在ったはずの自然が、人の知恵に、培う知識に、順に解き明かされ手に届くものへと代わっていく。新たな時代が切り開かれるように――。]
――だが。あたしとて終わる訳にはいかん。
[ピキリ。魔力の奔流に影響されたか、右腕に幾筋かのひび割れが生じる。生じた亀裂からは淡く、しかしどこか尊い輝きが漏れる。
――嗚呼。"Archer"よ。
此度もまた眠っていていただけないか。
左掌で右腕の亀裂をそっと撫でる。ひび割れが静かに塞がっていく。
彼は。あたしとの決着を望んでいるのだから――。
右手には鉄ノミ。左手には金槌。最良の道具は、我が手の中に。]
間に合うか。キャスター。
我が芸術は此れで―― 完成するぞ。
[生み出した奇跡と重なるようにその身は天より飛来する。
ノミは輝く神の矢の如く。鎚は猛る神の咆哮の如く。
魔力を集えし魔術と科学の英霊目掛け振り下ろさんと――。]
[描いた神話を貫いて。視界を埋め尽くしたのは数百の輝き。
ミケランジェロ渾身の芸術を打ち砕き未だ勢いは強く。そして全てがアーチャーを捕捉する。]
最早。過去へと置いていかれたか――。
[零れるは笑み。即ち喜び。
キャスターの放ちたる魔力弾は全て狙い違わず、アーチャーの身体に突き刺さる。
ひとつ…、ひとつ…、ひとつ…。ひとつ、ひとつ、ひとつ。
ひとつひとつひとつひとつひとつひとつひとつ…
それは順に加速し、やがて連なるように芸術家の身体を貫いていく。その勢いのまま吹き飛ばされ、敗れた英霊は遠くの瓦礫へと叩きつけられた――。]
[ありとあらゆる魔力を送りきった体はボロボロになり…それでも足を引きずるように、一歩、、、二歩と自らの英霊に歩み寄る]
おや、、、かたーーーーーーーーーーーーっ!!
[足が縺れて瓦礫に転び、頬に手に足にと赤い筋を引いても ―――這いずるように英霊の側に…]
ああっ…親方ぁーーーー っ!
ミケランジェロっ!!ミケランジェローーーーーっ
[捉えた――否、外すはずはないという確信は
アトラスの上に立つ今だからこそ思える事。
すぐに飛ばされた先に向かうにも、見事にこちらも手負い。
足を片方やられていては、うまく動けるわけもない。
右手で左の脇腹に手を添えれば、ぬるりとしたさわり心地。]
侵食の輪廻の理
――幼年の時はやがて終わる。
[詠唱と共に、隆起した足元の地図ごと静かに動き出す。
大地の上を滑るように進んで、アーチャーがどうなったか確かめに向かう。
仮に仕留めそこなってはこちらが危ない。
何分、時間の制限がつく宝具だ。
唯、聞き覚えのある声――妹尾柊の叫び声が聞こえれば、
角を曲がる寸前で動きを止める。
呼ばれる名は、叫ばれている名を、知っていた。
聖杯からの知識ではなく、知った天才の名を聞いた。]
……、ミケランジェロ。
[静かにその場で瞼を落とせば、
足元に展開されていた《アトラス》が
一枚、二枚と剥れるように消えていく。
最後の一枚が消えるのと、
キャスターのサーヴァントが消えるのは同時。
向かうはマスターの元。
けれど、一陣の風が吹けば、]
雄大な意志は受け継がれ、
偉大なる芸術は後世まで遺される。
それもまた、世の理です。
[風が声を、言葉だけを*届ける。*]
嗚呼。ラギ。
[目もやられたか。既に視界はぼやけていた。自分の名を呼び、泣きすがる少年の声にか細く、だがはっきりとした声で名を呼んでやる。]
すまない。負けてしまった。
[この戦争に巻き込まれ。だが戦うと、進むと言った少年になんと謝ればいいだろう。言葉数少なく口を開く。]
―2F瓦礫の上で―
――ッ、!
[ 空間ごと大きく揺れた。
辛うじて踏み止まる吟遊詩人の
敏感に音を察する耳に
届く叫びと名前がある]
……ミケランジェロ……
それが、彼女の名前……――
[ 交わらぬはずの時代、
遠い未来と遥かな過去から。
ひたり、足を踏み出して]
[ボロボロの英霊の体に取り縋り、
体を引き寄せると膝に抱えるように乗せた。
かつて自分よりも大きく偉大だった体は羽根のように軽い…]
………ね、、ぇ。
―――― 何で…こんなに軽いの…
ぼく、、、また一人になっちゃうよ…
ねぇ…謝ったりしないでよ…
勝たなくても――――…勝たなくてもいいから
いかないで…いかないで…逝かないでよぉーーーっっ!
[まるで英霊の残したピエタのような深い悲しみと嗚咽が静まりかえる廃墟に木霊する…]
――これは戦争だ。ラギ。
[泣くな。歯を食いしばれと。泣かせる原因である自分が言うのもなんだなと思いながら自分を抱える柊の頭に力ない右の掌を乗せる。
戦いに敗れたマスターはどうなるのだろう。
自分はいい。あれほどに理解され、そして敗れたのだ。消える事に喜びさえある。だが――柊は。]
――、……彼女が、……
[創生神話の鬩ぎ合いにも終わりが来る。
敗北し、今まさに消えゆく存在の気配は、
誰の目にも――詩人の目にも、明らかで]
ミケランジェロは……彼女は、……もう
立て、ない……?
[ 吟遊詩人の脳裏に
管理人の言葉が天啓のように蘇る。
――サーヴァントを喪うマスターが、
いないわけでは、ない。>>367
クレティアンは唇を引き結ぶ。
荒野に宝石を拾い上げる可能性が、
いま、ここにあるのなら。]
………。
[からり。自分に縋り泣く少年の姿を見つめているおり。誰かがやってくる足音を聞いた。>>508 その気配には覚えが。]
[気配はもう一つあった。
彼らがどう動くか、わからない。
故――躊躇っている暇はない。
もとより朽ちるより賭けることを選んだ身。
弱く、繋ぎとめるもの薄い身を
クレティアンは戦場跡に躍らせた。 ]
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