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― 南ブロック 住宅街、古びた洋館 ―
>>150>>151
はい。
聖杯は願いごとを叶えてくれますから
欲しがる人は多いのでしょう。
[噛み砕いた言葉で会話を続けながら、
秘密基地だと、ないしょのポーズをするみちるを見れば頷きを返す。]
みちるは、お母さんが好きなのですね。
[母親の教えてくれた事、言った事を
素直に守っている姿がこれまでのやりとりで伝わる。]
…、…
[信じたい、その言葉を貰うと腰を曲げ頭を下げる。
頭を上げると舟をこぐみちるの姿。
頑張ると連呼をしているが、既に限界かと察すれば
椅子から立ち上がってみちるの傍へと歩みを進める。]
みちる。
もう遅い時間です。
[頬杖を解いて小さな体を抱き上げる。
ぽかぽかした体温が伝われば眠たい子供のそれ。
背を撫ぜながら、]
――…おやすみなさい。マスター。
[そう告げて、みちるが眠るまでそのままでいた。]
[やがて、みちるが眠りに落ちれば室内のソファに横たえる。
箪笥の中から毛布を探して、みちるの身体を覆わせた。
同時に、みちるの父親の物だろう衣服を何着か拝借した。
いつまでも囚人服のままではいけないだろうと判断する。]
…さて。
[せめて現在地や周囲の事を知る必要はあるだろうと、
洋館の窓に手を掛ける。
起こさないよう音を消して、外の空気に触れる。
風が室内に入り込み、カーテンの影が月光を浴びて揺れる。
窓から外を見上げ、空に浮かぶ月の位置、星を確かめてから、
ぐるりと視界に周囲の景色を捉えれば、それで理解する。]
…、…
[高地の街に召喚されたかと思うが、何か引っかかった。
が、]
マスターの傍を離れるわけにはいかないな。
[単独行動は避け、扉や窓に侵入者があれば知らせる術を施してから、みちるの眠るソファの傍に腰を落す。
ソファに背を委ねて暫し、眼鏡の奥の瞳を閉じた。**]
扱いが軽いということは、畏れが必要なくなったということ。
神の下に在った時よりも、人間らしく生きているということでしょう。
悪いことではありませぬ。
[街を進むにつれて、すれ違う人間の数も減ってくる。
区画の端に差し掛かり、営みの形も変化していく。]
――――……、……さて。
キリストとも仏とやらとも、縁の無き身であるがゆえ。
如何とも返事を致しかねますな。
さあ?
[頬に人差し指を当て、首を傾げてみせる。]
私の立場、実は複雑なの。
そんなのは、私が知りたいくらいよ。
分かってる範囲の事なら教えてあげてもいいけど、多分、あなたでもすぐに分かる、あるいは予想できる範囲のことよ。
この「塔」は、空から建ってる。
この「塔」は、聖杯戦争の舞台としての機能を持ってる。
この「塔」は、忍神町の外からは見えない。
この「塔」は、容易に出入りできない。
この「塔」には、町があって、人が住んでる。
その人たちは、この場所に違和感を持ってない。
リリンさん、この町の人と話したことある?
ゾッとするわよ。そして、ホッともするわ。
「こんな場所に、こんな普通の人達がいるだなんて!」
そうだなあ、じゃあ「王子」と呼ばせてもらうぜ。
これくらいなら、正体がばれるって事はないだろ。
それじゃ、よろしく頼むぜ、王子様。
……あ、辰からだ。
「出会いが、このような間接的な形になってすいません。できれば私自身の手よって、あなたと握手でも出来ればよかったのですが……」
あ、これ、長くなるパターンだ。割愛するわ。
[パピーはそう言って、辰の伝達を打ち切った。]
……着物、はやめておこう。
それ一着で何枚も洋服が買えてしまうし、汚れてもいい服にしないともったいない。
[お金に不自由のない生活は送っていたが、金銭感覚は普通である]
後で買いに行こう。
姫、なよ竹、どれも真名を想像するには十分な名前だよね。
戦闘になればその単衣に戻るのだろうし。
別の名を少し、考えておく。
[部屋の隅に腰を下ろすと、目を伏せた。
元々霊場として優れている場所だ、簡単な結界だけで今のケイ自身の魔力を隠すには十分だった]
ほう…。
[逃げ出したいと言いながらも逃げない選択をしようとする少年に感心した声を洩らし、穏やかな眼差しで柊の頭をぽんと撫で。]
ああ、あたしがちゃんと守ってやる。よろしくな。
…親方か、ふむ。
[生前と変わらんし、いいかと呼び名はそのまま承諾し頷いた。]
[この「塔」は、空から建ってる。―――頭おかしい。
この「塔」は、聖杯戦争の舞台としての機能を持ってる。―――機能て。
この「塔」は、忍神町の外からは見えない。―――知ってる。
この「塔」は、容易に出入りできない。―――知ってる。
この「塔」には、町があって、人が住んでる。―――知ってる。
その人たちは、この場所に違和感を持ってない。―――そんな感じだった]
…………うん。なるほどね。
[何がなるほどなのか分からなかったが、とりあえず頷いてみた]
[とりあえず、分かるところだけをピックアップする]
この町の人たちは普通じゃないけど、普通の一般人で……一応、迷惑かけてはいけない人たちってことでいいかしら?
出来うる限り。
剣を抜かないようにしたいとは、…思っているが。
[パピーの言葉に、小さく言葉を付け加える。
己の本来のマスターの状態を聞いた時から、懸念事項であった事だ。――とはいえ、剣を抜かないと言う事は戦う事をしないと言う事に等しい。
それが叶わぬだろう事は判っている。
…なればそれよりも憂慮すべき事は、もう一つ。]
王子、…まぁ、事実だが…。
[仮にも己は使い魔の領分で、相手は主だ。
立場と比べ、聊かちぐはぐな呼び名に少しだけ苦笑した。
と、赤竜越しに伝えられる伝達に一度だけ瞬く]
――いや、事情を知れば致し方無いだろう。
確かに直接、召喚主の顔を知る事が出来ないのは残念ではあるが、
…あ。
[切られた。]
ふむ。金ならいくらでも用立てはできようが。
[どこからともなく取り出した、金色に光る竹筒をもてあそぶ>>180]
そうじゃの。これがわらわの礼装という側面もある故、戻る事にはなるな。
ぬしさまの意向を尊重しようかの。
[もてあそんでいた竹筒を消す]
まぁ、そうだな、畏れとは程遠い国だ。
ある意味貴様にとってはやりやすかろう。
キリスト教も仏教も関係ない身であるのだからな、
相手がその関係者だった場合に不利ではないからな。
さて、教会が近くなってきたな。
警戒を怠らぬようにな。
……、…ええと。
早いところ、鞄の調達を済ませようか…。
[どうやら、己のマスターとその代理は、両者随分と性格が異なるらしいと言う事だけは深く理解した。]
―血穢れの場で>>165―
――で、ありましょうな。
私も、驚いている。
けれど、良い事です。
一番良い歌を、貴方のために吟じることができるのだし、それに……。
……っ、ん、……
[ 金萌葱の双眸を少しばかり瞠る。
其れからくすりと笑いを零す。]
せっかちな方だ。
主人殿のお名前もお聞かせ願えませぬので……?
[ 血濡れた頬に張り付く感覚。
ちろりと濡れた箇所を舐めとる。 ]
― →西・教会近く ―
[景色に浮かぶ教会は、男が知る神殿とは趣を異にしていた。
柱の数は少なく、天を衝く塔は高く。手を伸ばすように。
――その先。祈りが届けられるはずの空に映る地表。
それだけが、明らかな異常を来たしている。]
――――……。
[男は、長い、長い息を吐いた。]
そうね、私なら、罪悪感で身動き取れなくなっちゃうかな。
私の立場上もそれは推奨しないわ。
私、教会の代理人でもあるから。
教会ってそういうのキライじゃない?
あと、もっと具体的な説得をあなたにするとしたら、この「塔」がどんなものかも分からないまま「塔」の住人たちに大きな被害を及ぼすのは、聖杯の管理者として止めたいところよ。
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