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ー12月1日ー
無論誰にでもしてるわけじゃないよ、そんな。其処までは出来ないから。
[>>173 逃げるというか拒否することはあるよ、と。
僕がそう言うことをしたいと思う人にしかしない。他人から見れば、それは少々広いのかもしれないけれど。]
意識してないならそれはそれでいいか。かなり受け止めて貰っているように思う。受け止めてようと思う僕が人を受け止める事が出来ているかは、分からないけれど。
それはお互いそうなんじゃないかな?僕こそ前に言ったから、僕もエゴだ。
[具体的な所までは言わないけれど。呼吸の仕方を教えてくれた人。泣く場所を与えてくれた人がいるのだと。そして僕はそれに安堵さえする>>1:603のだと。]
……じゃあマゾだから忘れないんじゃないかな。そう言うことにしておこう。
まぁ、ゆっくりでいいんじゃないかな。それこそ。
[そんな事わざわざ言わなくても話そう、と言って僕も笑った**]
……あ。
[ 外に出たあたりで、夜空を見上げて。 ]
雪。
降ってきたよ、弓弦君、ほら。
[ 手のひらを、上に向けた。
淡雪は、手に触れるとすぐに溶けて消えた。 ]
きれい。
他の皆も見てるかな?
永居戸君達も……どこかの空で同じ雪を見てたらいいねえ。
― 文化祭・生徒会イベント(回想) ―
え、ええっ!?
[隣で宣言される言葉>>3:651に驚きの余り目を丸くした。
"ら"って、それって自分も含まれてるのだろうかと思ったが、実際言っている事は一部を除き同意なので何も言えず。
同じ様に好きな男子がいるかとマイクを向けられるまで、呆けたままだっただろうか]
あ、はい……私も、好きな人がいます。
[先程の花緒の時と同様に、ヤジが飛んだかもしれない。
その声に苦笑しながら、自分も借りていいかと声をかけてマイクを受け取る]
今回、このような舞台に立たせて頂く事は、普段の私ならなかったと思います。
自分で言うのもなんですが、私はそこまで可愛くないと思っているので……
でも、今日の私は違います。
その大好きな人の前で、可愛い私を見て欲しいから。
いつもよりも可愛くありたいと思って、今日一日を過ごしていました。
なので今日こうして選ばれたのには、そんな私の想いも少しは関係しているんじゃないかなって思います。
女の子は、好きな人のために可愛くありたいと、あれると思うから。
だから、そんな私達の想いを……どうか、否定しないでください。
[その後は深々と一礼して、マイクを返しただろう。
ただ、大見得きった後もその場に立てるほど、メンタルが強いわけでもなく、終始どこか不安げにそわそわと落ち着きのない様子を見せていたか。
投票の結果がどうであったかすらも、覚えていない**]
― 文化祭後 ―
かえでくんは、どんな色が好き?
[文化祭の帰りの途中、バザーでマフラーを見ていた姿を思い出しながら、そんな事を尋ねたか。
もう少しすれば木枯らしが吹き始める頃。
今から編むと少しばかり時期は過ぎてしまうかもしれないが、それでも。
そんな事を考えながら、紫に染まる空の下を歩いただろう。**]
俺の為に作れるようになってくれたのか。とても嬉しい。
[三美を大事にして、三美を信じて一緒に歩いていけ。占ってもらった時の通の言葉が、三美に素直な気持ちを伝える原動力になっていると思う]
まあ、だいぶ照れくさいんだけど。左手の薬指を予約した時から、プロポーズのつもりはあった。
うん、三美と一緒なら、ずっと楽しい。
[頬が熱いけど、三美を見ていたいので俯いたりはしない。
マフラーと時計をつけたまま、スペースツリーを出た]
[三美の声に夜空を見上げた。ちらちらと白いのが舞っている]
おお〜。ホワイトクリスマスとか、ラッキー!でも恋人が居ない頃のホワイトクリスマスはメンドイだけだったな。嬉しく思える事が増えて得した感じ。
みんなが見てるかはわからないけど、みんな、幸せな気持ちだといいな。
[駅までではなく三美の家の側、例大祭の時と同じ曲がり角まで送って行く。
曲がり角で立ち止まり、三美を見降ろす]
帰したくない。
[抱き寄せて唇にくちづける。まだ高校生、まだ16。成人さえしていない、保護される身の上。こんな我侭勝手が通らないなんて事、よくわかってる。
さっきのスペースツリーの上からはここにいる自分達は見えないだろう。それと同じくらいちっぽけな存在。
ぎゅっと抱きしめた手を離すに離せず]
今は無理ってわかってるのに、……手を離したくない。どうしよう、三美。
[無理なのはわかっているけど、もうしばらく、このままで**]
…行こう、志乃。
[イベントが終わって舞台脇に彼女が行ったなら、観客をかきわけてでもすぐに彼女が出てくる方へ行って。一番に彼女に手を差し出す。
お姫様抱っこを此処でしたら王子様かもしれない?とは思ったけれど、ここでやる勇気は無いしこれでいい。
でも一番に彼女の下に辿り着いたのは、彼女への想いで誰にも負けぬという僕なりの意思表示だったのだと思う。
しっかりと手を繋いだそのまま、体育館を出て。その少し早い歩みの中で一言、囁いた。]
ー 文化祭後、冬に向けて ー
[「ついかっとなった」事件の影響を紅村さんが受けている事は聞いていたが、志乃もそうだったようで。無断で60(80)枚程彼女宛の下駄箱に入った手紙を2学期末までに捨てたというのは秘密です。それでも何枚かは受け取っていたらしいけれど。
文化祭の後は陸上部が無い日……は正直余り多いとは言えないけれど、帰れる日は志乃を途中までか…家の前までか。送ることは増えただろう。「下校中に志乃が声かけられたりするの嫌だから」とか何とか理由をつけてだったが…断られる事はバイトとかでなければ無かったと思う。
その喫茶店にも時折、ふらりと現れたりしただろう。珈琲を飲んで景色を眺めたり、本を暫し読んでいたり…志乃を横目に眺めていたりしていた。常連さんに彼女の事好きだね、と声を掛けられれば勿論、なんて。純粋な笑顔を浮かべながら言った…なんて事もあったかもしれない。
冬も近づく頃ある日の帰り道。気温は段々と下がり、彼女と触れるその手から感じる暖かさを感じながら。]
唐突かもしれないけど…志乃。
まだ何にも考えてはいないけど、クリスマスは予約出来るかな。
ー2学期末、志乃のクリスマス予約よりは前ー
直江さん…我妻さんが人気過ぎて時折不安になるのだけどどうすれば良いのだろう。
[ある日の図書室。いつかのように彼女を呼んで。
結局誕生日その時にプラネタリウムで告白したのだけど、と前置きして。プレゼントについて聞かれたなら「形で残る物」としか言わなかっただろうけど。]
文化祭の後から40枚位下駄箱に恋文が入っていたりして。彼女への想いは負けない自信はあるのだけど…
[流石に勝手に何処かへ持って行った話はしていないが。]
こんなに自分がこういうことで不安に思ったりするとは思わなかったから、余計に困ってしまってね。ちょっと頼る所が欲しくなって。
[クリスマスは何処かへ誘おうとは思っているけれど…と、溜息をついた。]
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