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─ 前日深夜・自室 ─
『私の宿願は成就される。約束は果たされる!
だから、お前にも……幸福を分けてやろう。
あの人が、唯一残した宝を……さぁ、さぁさぁ早く速く』
[自ら腸を引きずり出した男を眺めては笑う父に怯え、ガクガクと頷いたオレは、ボロ家に不似合いな飾り箱を探しだしてきた。父は誰にも触れさせず、盗人を半殺しにしたことがある。中身が、これだった]
やっぱり、抜けねーな……。
[短剣と言うには小振りで、ナイフにしてはやや奇妙な切っ先。あの時一度鞘からほんの少し抜けたきり、びくともしない。それでも相変わらずその刃は月のように冴えているのだろうか。娼婦紛いと狂人紛いの棲みかには不似合いな美しさで]
──オレは、あんたらみたいにはならない。
クソみたいに生きたりしない。
[ケダモノをみんな始末したら。そしたら最期はこれで。
一度折れた心を立て直したあの時の目標を思い返し、寝台に横たわったままナイフを放り投げて息をついた。二夜続けてとは。
再び眠ろうと固く目を閉じる。走り続ければ『どこか』のケダモノとの対峙が『いずれ』叶うと信じていた]
―― 資料室 ――
[しばらく支部を案内すれば、一室にこもるという2人>>#4。一体何が起こり始めているのか、把握しきれず資料室に戻る。すると資料室にアミルの姿>>57]
あら、いらっしゃいアミル。
待たせてしまったかしら?
探してほしい資料ね、行ってみて頂戴。
すぐに持ってくるわ。
[そう言って指定された資料を的確に探し当て、アミルへと差し出す]
……本部の女性、ね?
あの人は私も見たことが無いけれど、この支部に恩があるから返したいらしいわ。
その為に支部に紛れ込んでいるかもしれない憑狼を探すみたいね。
今は、部屋を一つ借りてそこで見つけるための準備をしているらしいけれど……
[実際の所、この支部に憑狼が紛れ込んでいるという噂が眉唾物である。
もしかしたら、この支部に何かしようとしている人物なのだろうか。
同じ結社員ゆえ信用していないわけではないが、用心はしておいた方が良いのかもしれない*]
─ 雪かき→食堂・昼 ─
[案の定寝覚めは悪く、隈が濃くなっていた。ムカつく。
今日が出立>>54とは知っていたが、見送る気もなし、朝のうちに幾らか雪かきを手伝って、さっさと退散しよう。別に、もう既にさみしいからではない]
やばい、ちょっと楽しい……。
[薪小屋などすぐに不便がある場所だけかいて、無駄に凝った雪だるまをこさえた。変な気力と体力を使ってぐったりした辺りで、アミルらに軽く会釈して交代した。
なんと、うっかり朝食を抜いてしまった。
本当に調子が狂っている。食堂へ向かったものの、今日はリー・リーやミレイユにちょっかい出す元気はなさそうだ。
……のちほど、思わぬ一報に食って掛かることになるとは思いもしなかった**]
ああ、ありがとう、さすがに早いな。助かるよ。
って多いなー、読みながら寝てしまいそうだ…
[集めて貰った>>61のは、憑依に関する資料。
そもそも、憑依とはなにか、いまいち良く分からない]
へえ、この平和の限りを尽くしたかのような支部にね…
ま、あんまり不安がらない方が良いんじゃないかな
[突然の来訪者について詳しい情報を貰えれば礼を重ねる。ふと、]
あ、そういえば、はい、徹夜のお供。ポラリスと分けてくれ。
生の木の実を食べていれば、人間寝なくて済むらしい。
[真顔で言って、机の上にクルミの包み>>0:161を置いた。
それでも、「徹夜をするな」と説教じみたことは言わない。
どこか気品のある大人の彼女に、口出しは無用だ。
光が入る窓際の席へ移動すると、貰った資料を読み始めた]*
私は生活や行動に対するチェックが出来るように、
表向きは事務員となっているが、
支部員を見張るための監視役だ。
毎日をぼんやりと過ごし、大した報告書も上げない私を父はいよいよ見限ったのだな。
決して誰とも個人的に親しくならないように指示を受けていたので、自分の世界に引きこもり、見えない相手と話す私には丁度良かった。
…まぁ、最初の間はね。
一族に疎まれた奇行を見せても受け入れてくれた支部員達に
心を閉ざし続けて行くのは少し辛かった。
本部からアナスタシアが派遣されて来たって事は、
なんらかの証拠が挙がったのかも知れない。
話をしなくては。
父からの手紙には最後に1行添えられていた。
アナスタシアが憑依される可能性も忘れるなよ、と。
―前日昼間―
[倒れたというイライダ。
続々と人が集まり介抱の手を差し伸べる中。
支えるには非力すぎる少女は、せめて邪魔にならぬよう少し遠巻きにそれを見守った。
普段は人と関わらぬフィグネリアは適切に毛布を私。
喧嘩相手のトロイは肩を貸している。]
あのっ、無理に食べなくてもいいんで。
後でケーキ持っていきますから。
[部屋へと戻るイライダ達の背へ声をかける。
少女に出来る事は今はそれしかないから、ぎゅっと小さく拳を握りしめて。]
―前日昼間 厨房―
……お兄ちゃん。
[ジャガイモの皮を剥く作業を一旦止めて、兄から届いたハガキをポケットから取り出した。]
一緒に仕事できるようになるのかなあ。
[ちりんと腰の鈴が鳴る。
ため息をつくと、皮むき作業を再開する。
その内、厨房は香ばしい香りに満たさせて、お茶の時間になる頃にはナッツのケーキが焼き上がる。
焼きたてのそれを食べやすいよう切り分けて、イライダの分を確保して、残りは誰でも食べられるようにテーブルへと並べる。
それから紅茶も用意しイライダの部屋へと行き。
眠っているようだったらその枕元へと置いて去った。]
[ぼんやり考え事をしていたせいか。
晩の食事は作り過ぎのマッシュポテトがメインになった。
でも、失敗なんてそれくらいで。
少々の騒ぎはあったものの、その日はいつも通り平和だった。]
あら、これでも少ない方よ?
説明が曖昧だったり、まったく関係ない方向に行ってる資料は省いてあるから。
[新種の”人狼”憑狼に関してはまだ少ないが、憑依となると昔からの文献も含めてそこそこ多かったりする。その中から資料を受け取ったアミル>>63が欲しい情報は手に入るだろうか]
不安……確かにそうね。
結果は一両日中には結果が分かるらしいから、それまで気長に待ちましょうか。
[自分が知りえる情報は、大体アミルには話しただろう。もっとも知っている事は少ないけれど]
それは……木の実?徹夜のお供で眠らなくても済む……ね。
それならアミル、あなたにも必要ではなくて?
[クスリと笑いながら、先ほど寝てしまいそうと言ったアミルに中のクルミを勧める]
こちらを気遣ってくれてるのね。ありがとう、ポラリスも喜ぶと思うわ。
[こちらを気遣ってくれている事は分かっているので、素直にお礼を言っておく。いざという時はこれにお世話になろうと思いながら。
窓際の席に移動したのを確認して、こちらも自分の机に座るだろう*]
―翌日昼間 資料室へ―
[少女はいつも通り早起きをした。
いつも通り水を汲んで、昨日の残りの混じる朝食を作る。
そして、いつも通り雑務をこなした頃には昼になっている。]
失礼しまーす。
お客さん来てるっていうから用意したんですけど、いらないって言われちゃって。
よかったら紅茶いかがですか。
[紅茶セットの乗ったお盆を手近なテーブルの上に置く。]
あのお客さん、本部から来たんですよね。
此処、滅多に外の人なんて来ないのに。
何の用で来たんですか。
[興味津々といった風に、客人の案内をしていた資料室の主に話しかける。]
え、まだあるのか…
というか、全部読んでるんだなその口ぶりだと
[げんなりとした顔で、恐る恐るという風に言う]
テレーズが読んでるならまあ俺が読む必要はないかなあ。
たぶん、ポラリスも知ってるだろ。
あー、でも足引っ張らない程度の知識は要るか…
[ぶつぶつと呟くアミルには、テレーズやポラリスが狼だったらどうするんだという想定はまだ欠片も無かった。
おすそ分けで貰ったクルミを齧る。甘くて香ばしい。
…が、噂はしょせん噂、ページをめくる手がだんだんゆっくりになる。
とうとうしまいに、肘をついた片手の甲に額を載せて、ぐらぐらと船を漕ぎはじめた]*
>>71
資料室の管理をしているのだから、全部の資料を読むのは当然でしょう?
……時間はたっぷりあるんだから
[閑職ゆえ、空いている時間は多い。
それなら必要な資料を出せるように熟読しておくのはテレーズにとっては当然のことだった]
そうね……。
それにもし、そうもし私やポラリスがいない時にそんな人狼が出てきてしまったら、またここから資料を探すのは酷じゃないかしらね。
[実際に、憑狼がやってくるなど報告の量から考えても極めて低いだろう。だがその最悪な事態に備える事は悪い事ではない]
……。
[自分の作業に集中し、しばらくすれば]
……案の定、ね。
[順調に舟をこぎ出しているアミル>>71。
嘆息一つ吐きながら、そっとアミルの両肩に愛用している薄い毛布を掛ける。
眠ってしまったとしても、これで風邪をひくことは無いだろう。
しばらく起こさないようにして、アミルの様子を見ながらまた作業に戻るだろうか]
―― 資料室 ――
あら、紅茶ね。
いただきましょうか。
[ミレイユがどうやら紅茶を持ってきたらしい>>70。本部から来たというアナスタシアは来客を一切断っているのだろうか。今彼女が見つけようとしている相手が本当にいるというのならその用心は当然かもしれないが。
置かれた紅茶セットからティーポットを取り、自分のカップへと中身を注ぐ]
そうね……、どうやらこの支部に恩がある人らしいけれど……。
[窓際の方で舟をこぐアミル>>71を起こさないように小さな声で、今日本部から来た女性について話した。
さて、興味津々な彼女の興味を満たせる内容だっただろうか]
―前日・深夜/イライダの部屋の中―
[夜を迎える頃には、
賢女の薬のおかげで、体調はだいぶ回復していた。
時折の胸奥の痛みやふらつきは、消せないものの、
発作さえ起こらなければ、暫くは、
ほぼ普段通りの生活は可能な状態だろう]
―前日・深夜/イライダの部屋の中―
…ふふ。本当にこのヤギ可愛い。ミーネに見せてあげたかったな
ミレイユの美味しいナッツケーキも
皆にも食べさせてあげたかったわ…
[ミレイユの作ってくれたケーキ>>67の甘い香りを思い出して微笑む。服の隠しから、アミルに貰った、赤い糸で藁を束ねた小さなわら細工のヤギ>>0:179を取り出して、ぽつり呟いた]
……カーク。…アデル、カタリナ、ラヴィ…。
ユーリエ、アルフレッド、カシム、ミーネ…
[床に跪き両の掌を組んで瞳を閉じれば、
神の名の代わりに彼らの名を囁き、常の就寝前の祈りを捧げる。
それは、この6年間 資料室でイライダが何度となく読み返した
報告書>0:165にある、9年前の北の国の小さな村での、
人狼騒動の犠牲となった孤児たちの名だ]
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