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[誰かが掌からこぼれ落ちるように死ぬのも、何も成し遂げられずに死ぬのも、生きて生きて走り続けるのも、こんなにも痛くてこわいのに、どうして皆を喰らった己が命さえさらしてこいつは楽しむ事ができるんだろう。
背筋が凍った。
すぐにも再び刃を突き立てねば、また犠牲が増えるのに。それでも、ソレの愉悦とドラガノフの顔に苦悩し動きの鈍る人間の姿は、どう映ったのだろうか**]
― 資料室 ―
…おい。おい。生きてるか?
[すっかり疲れ果てた目で、倒れたイライダ>>10を見下ろす。
その向こうに転がるテレーズの首なし死体を見ても、もう驚きも悲しみもわかなかった。
そちらをちらりと一瞥して、再びイライダに視線を戻す。
争った跡や外傷は無い。死体を見て気を失ったか、胸を押さえている手と苦しげな表情を見れば持病かもしれない。
そう言えば、数日前にも倒れたとかいっていたか。
かがみこんで口元に頬を寄せると、息が当たるのを感じた。
首に手を当て、脈があることを確認する]
…狼にやられなくてもいずれ全滅だな。
[窓を開けて、冷たい風を入れる。雪が少し吹き込む。
ここの主がいれば、資料が痛むとまた怒られるだろうな、と思いながら、彼女が愛用していた薄手の毛布を椅子の背から取り上げ、イライダの体に掛けた。
そうして手近な机の上に座ると、足をぶらぶらさせながらイライダが目覚めるのをじっと待った]*
[満足かと問うドラガノフ>>3:198への
ミレイユを殺した憑狼と確信するようなトロイの応え>>16。
トロイの攻撃を避けようとも身を護ろうともしない
ドラガノフの片目の血にまみれた顔に、
笑み>>3:198が浮かんでいたのは、何故だろう。]
だめ…っ。殺さないで…
ドラガノフは“人間”よ! “人間”なのよ…っ。
[占い師であることが明白になっても。
この状況で信じて貰えるとは思えなくとも。
占いと言葉で”人間”だと信じたドラガノフを護る為に、
彼と、動きの鈍ったトロイの短剣との間に、身をすべり込ませた。
人間だったフィグネリアの首の折れる音と、
真白の冷たい景色の中で、吊られ揺れる身体が、脳裏に浮かぶ。
必死さの滲む瞳で、トロイの目をまっすぐに睨んだ。]
[背後に庇おうとするドラガノフの様子は、
イライダからは見えない。
問答無用に切りつける程、憑狼だと思うのだろうドラガノフを
”人間”だと断言して懸命に庇おうとするイライダが、
トロイの目にどう映るかも、分からない。
ただ――…傷つけられ、赤い血を流すドラガノフよりも、
肩を震わせ、傷つけようとする剣を握るトロイの方が。
よほど傷つき、痛みに苛まれている人のような、
昏く深い苦悩と悲痛の滲む瞳をしているように見えて、唇を噛んだ**]
―回想/昨日の夕方・投票前―
[止めに入ったイライダに、
トロイとドラガノフは、どのような反応をしたのだったか。
いずれにしても、一時的に状況が回避されたなら。
ドラガノフの右目と胸の怪我>>3:193の手当てを申し出で、
治療しようとしただろう。
ドラガノフの怪我の程度はどうだっただろう。
治療させて貰えたなら、可能な限りの手当を施そうとして。
胸部の怪我の治療の際、肩に施された手当ての処置>>3:52に
気づけたならば。案じる眼差しを深めて、
「その怪我はどうしたの?」と尋ねたのだったか。
肩の手当の包帯等にも、
胸や目からの出血が滲んでいたなら。
拒まれなければ、傷口に薬を塗りなおしてから
清潔な包帯類を当てなおそうとしたか。
拒まれたなら、目と胸の傷の手当だけに止めただろう]
―回想/昨日・投票前後―
[治療を終える頃には、左胸の奥の痛みは耐え難い程で。
薬が必要だったが、打ち明けたとはいえ、
ドラガノフの目の前で服用したくはなくて。
先に行っていてほしいと頼み、
薬を飲んで、痛みと息苦しさを堪えながら、
気を失うように横になっていれば。
意識を取り戻した時には、既に全ては終わり。
リー・リーの命の灯は、消え去った後だっただろうか]
― 昨夜・投票後 ―
[結果は同票。
偶然にゆだねられた最終決定は、リー・リーだった。
すぐさま彼を庭へ誘う。
状況からみて、自分が処刑を行うべきだと思ったのだ。
そのとき彼はどんな様子だったか。思い出せない。
リー・リーは自分の投票先とは異なっていたが…
どこか、自分とは行動原理が違う>>3:199ように思われた彼の処刑に、安堵のような感覚を覚えた。
それが酷く残酷な気持ちであるということには気づかない。
そんなごく当たり前の感覚は、とうに壊れてしまった。
フィグネリアを吊った時と同じ手順で、出来るだけ時間をかけず、「昨日よりも手際よく」処刑をおえる。
声が聞こえたのはその時だった]
『ひどいことするね』 『人殺し』
『君が生きのこるの』 『よりによって』
『狂人』 『なんで生きてるの』
[誰の声だ?いない。姿は見えない。けれど、声は確かに聞こえる。
きこえる。きこえる。
直感的に分かった。リー・リーの友人たちだ。
怒っている。悲しんでいる。死にたくなかったと。
手の震えを抑えられず、首に絡んだ縄をほどくのに手間取る。
野菜ばかり食べていたリー・リーの体は軽い。何度か手をすべらせながら、アナスタシアの部屋へ遺体を運び込んだ。
部屋をでて鍵のかからない扉を閉じると、ドアノブに手をかけたまま、扉に凭れた姿勢でずるずると床に座り込んだ。
部屋の中で、楽しそうな、賑やかな声が響いていた]
― 資料室 ―
[あの声は、部屋を離れると聞こえなくなった。
ただ、友人を迎えに来たのだろう。
ぼんやりとした表情でそんなことを思っていると、イライダが動く気配がした>>24]
起きたか。大丈夫か?
[静かに声をかける。
机を下りると、テレーズの遺体をまたいで窓際に近づく。
木枠に積もった雪を払い落として窓を閉める。
その間に、リー・リーの処刑>>25について簡潔に説明した。
もっとも、あの声のことは伝えなかったが]
俺がやった。死体はいつもの部屋だ。
そっちは…何があった?
[イライダに向き直り、窓を背にそう問うた。
その表情は逆光に隠れていただろうか]
─ 昨日の夕方 ─
っ……!
[止めようと身を省みず飛び込んだイライダ>>20の必死な声と暁色に、横っ面を叩かれたような衝撃が頭を打った。
霊能ではなく占い師だから、昨日のドラガノフ自身の色を知っているのか 。人間ゆえの『信じたい』モノへの挺身か。
……いや、人か獣かが分かりきった立場だからこそこうして庇うのか。
バラバラになった絵の欠片を拾い集めるように、一瞬正しい形になったそれは霧散して、ゴチャゴチャとすぐに分からなくなってしまう。
頭が痛い。だから苦しくなるだけで、別に、泣き叫んでしまいたいわけじゃないんだ。そう、思いたくて]
―現在/資料室―
…私、倒れた…のね?
よりによって、こんなところで、倒れるなんて…
嫌ね……なんて役立たずの身体なのかしら……っ。
[まだ痛みの残る左胸のあたりを、服の上から鷲掴みにして。
自分の身体に向けるにしては、強すぎるとも見えるかもしれない、
心底からの嫌悪や怨みの滲む声で、吐き捨てるように呻く]
―― 資料室 ――
[さて、そろそろいいだろうか。時間的に誰かが『テレーズ』の死体を発見している事だろう。『私』はそこに後からのこのこ行けばいい]
……皆さん、なにかあったんですか?
こんな所に集まって……。
[資料室について中に入れば、倒れるイライダと介抱するアミルの姿があっただろうか。そして]
……テレ―…ズ…さん?
[『テレーズ』の首無し死体手に持っていた本をバサバサと取り落とす。同時に口を手で押さえつつ、横たわる首無し死体を見続けただろうか。湧き上がる感情を抑えるかのように]
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