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私、あれだけアタックして突然の撤退。
かと思えば突然の再アタック
いきなり現れた。あなたへの救いの手。
ここまで言えば聡明なあなたならカラクリがわかりますよね?
ではパーシーさんと幸せな日々を楽しんでくださいね。(ニッコリ
ちらっと覗いたら…エラリーはパーシーと共犯だったのをバラしたんだ。黙っていればよかったのに。
いつぞやにティナがパーシーは外道と言ったのはこれが理由だよ。
結果的にポラリスのお師匠様は助かったんだから、言う必要は無いと黙ってた。
真実はいつも残酷。
知らない方がいい真実もある。
知ってしまった以上はどうしようもないね。
どうするかは本人次第だよ。
過去に何も無い真っ白な人なんていないんだし、昔はどうあれ、今が良いなら、それはそれでいいとも思うけど。
ポラリスの問題だし、ティナにできることは無いからね。
見守るぐらいしかできないや。
エラリーとパーシーは共犯だった。
実行犯はエラリーで、主犯はパーシー。
パーシーはエラリーを巧みに使い、ポラリスを自分の物にする為に、エラリーは自身の欲を満たすために、双方の利が一致して、手を組んだ。
エラリーがポラリスのお師匠様を誘拐。
お師匠様を解放されるもポラリスは傷つき落ち込む。
そこに付け入り、ポラリスへと優しく擦り寄る。
傷ついたポラリスからはパーシーは自身を救ってくれる王子様に見えただろうね。
そのままポラリスはパーシーと…。
こんな感じの計画だったみたいだね。
真実を知って、ポラリスがこれ以上傷つく姿を見たくなくて、ティナは黙ってたんだよ。
そのままポラリスをパーシーの魔の手から救い出せれば…と思ってたけど、結果は失敗に終わった。
ポラリスが幸せそうだったし、もしパーシーが何かやりそうなら、自国の親衛隊を使えばいいと思って黙って見守ることにした。
結果はエラリーが全部白状した。
ポラリスには申し訳なかったとしか…全部知りながらも黙っていたティナも悪い。
おい、メモをよく見たら、ティナとヌァヴェルが敵国同士って、どういうことだ?
ティナとヌァヴェルは結ばれない運命だと言うのか?
…頭が痛くなってきた。
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