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アンドロイド ラグーン に 2人が投票した(らしい)。
置いてきぼり サンシア に 1人が投票した(らしい)。
とりあたま ハルピア に 1人が投票した(らしい)。
浄化天使 キリエ に 1人が投票した(らしい)。
人工生命体 マイスター に 2人が投票した(らしい)。
深いとこの住人 しのぶ に 2人が投票した(らしい)。
人工生命体 マイスター は村人達によってたかってぶち殺された。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
しぶとい奴はアンドロイド ラグーン、置いてきぼり サンシア、とりあたま ハルピア、風の精霊 フィオナ、浄化天使 キリエ、天才子猫 猫、神(自称) リン の 7 人だと思っておこう。
べんとらべんとらー…わぁお!
[しのぶを持ち上げようとしていたべんとらーが、不意にぐるんと宙返り。
それだけならまだしも、しのぶを引っ張る光の柱ごとぐるっと回ったものだから、柱がまるで振り回されるようにすぐ傍を薙いで]
まいすた!
[マイスターが、掬い上げられた。
そのまま宙返りしたべんとらーは、おなかを仰向けにしたようにしてそのおなかに二人を飲み込んで。
空にぽっかり穴を開けて、消え去ってしまった]
訊けるの?
じゃあ、ええと――
[と、考えている間に]
え、マイスター!?
[すぐ隣で支えていたマイスターが、薙ぎ払う動きの光の柱にかっさらわれた]
そんな……
[一瞬の出来事に為す術もなく。
べんとらーの穴の中へ消える二人を見上げ、がっくりと膝をついた。
白い服が砂に汚れるのも気付かぬまま]
べんとらーは、『連れ去るだけだから明日まえ』、と。
よく分からんですなー。
[膝をついたキリエにきょとりと目を瞬きながら、その背に告げる]
ひどいことはされないのじゃないかしらー。
[キリエの言うひどいこと、がどんなことかいまいちぴんと来なくて、想像できないまま、それでもべんとらーがひどいことするとは思わなかったので、答えるのはそんな言葉。
連れ去ること自体がひどいことっていう発想はなかった]
うん?どう炒めましてー?
[悪かった、と謝られた理由が分からないけれど、言われちゃったからには答えておく。
答え方がこれでいいかどうかは分からないけれど]
うーんと…
[マイスターを支えるのは、優しいことで、いい子で、だから、あいのことを分かることだと思ったのだけども。
そのマイスターがアブダクトされてしまって、どうしたらいいのか分からなくなってしまった。
どうしよう?という視線を、あいマスターであるガヤに向ける**]
[そうだ、きっとすぐに。そう思いながら、抜けるような綺麗な空に、なんとなく心がざわついた。
そして、ふいにあの日のことを思い出した。
猫はまだ生まれ落ちて一年と経たない子猫だが、一度だけ、恐ろしい夢を見たことがある。
とはいえ、内容は今ではもう憶えていない。
でも、その夢から覚めたあと、兄さまや姉さまに縋り付いて泣いたことは憶えている。
何故だろう。何か似ているのだ、その夢と。
違うのは、今このとき縋り付く相手がいないということ。]
…もう会えないなんてこと、ないよね?
[彼が消えていった空を見つめ、誰にでもなくつぶやく。
首に下がった赤い石が、猫の動きに合わせて揺れた]
うむ…我はハルピアと一緒に行こうって思う。
まだ紫のおばけ見つけてないしな。
ハルピアはこの後どうするんだ?
おばけ探しにいくのか、研究所に行くのか。
どこか行きたいとこある?
[ハルピアをお見上げて、尋ねた**]
[どこか冗談っぽくも聞こえるサンシア>>3:114の見送りの言葉にうんと頷き返してから、リンはフィオナ、ポチと共に、光の見えた方に向かって進み始めた。
途中、ポチが鼻先をひくつかせ、突然リンの手を解いて離れていった。]
む、ポチよ、如何したのじゃ。何処へ行く!
[慌てて叫んで追いかけようとしたところで、前方から聞き慣れぬ声>>3:107が響き、リンは反射的にそちらへと向き直った。]
む。むむむ。
これまた面妖な、……ジドウキカイか?
[それ>>3:113が「マスター」と言いフィオナに何かの本らしきものを差し出す様をリンは見詰め、それからふたりの顔を交互に見遣った。
借りを作るのは、と伝言らしきものを伝えるのも聞きながら]
……むむむむむむ。
マスターとは、ジドウキカイを作ったヒトではないのか。
されどフィオナは風の精――マスターにも色々あるのかのう。
[ひとりごちるように呟き混乱しかけたところで、ポチが離れてしまっていたことをはっと思い、再びきょろきょろと辺りを見回した。]
[振り向いた先に、戻ってきた様子のポチの姿が見え、リンは安堵で顔を綻ばせた。
ポチの口許には4(10)匹のミミズに似た生物がくわえられており、
ムギュモギュモギュモギュと咀嚼するような仕草でポチの尖った鼻先が動くのが見える。]
むむ。もしや腹が減っておったのか。
しかし、いきなり離れた故に、わーは心配したのじゃぞ。
[納得したようにその仕草を見詰めながら、ほっとした様子で再びポチの手を取った。**]
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