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[角3本の人物に、抱え込まれるような形できちんと見てなかったが、覗きこんでよく見ると、モグラ…というには、可愛げがないように思える。
(んっ?これモグラ・・・じゃないよな?)
彼のもやもやした気持ちをよそに、台所へ向かうサンシア>>101を、ひらりと手を振りながら視線だけで見届ける。]
いってらっしゃい!おねがいしやーっす。
[自分一人じゃ何も助けることができなかったので、サンシアにお礼も加えて。]
あー、たしかに俺も彼女は最初ヒトに見えました。
[モグラらしきものを覗きこむのをやめて、角3本の人物>>103に同意をする。深く話をしていくと、ヒトじゃないということを実感したけど。]
ん、俺そんなに顔色悪そう?
[目つきは悪いとは言われたことあるけど、顔色は言われたことなかったなとぼんやりと思う。・・・ああ、そういえば、サンシアもハルピアも自分よりも肌の色が明るかった気がする。]
…あ、たぶん、それ生まれつきです。病気じゃないです。
[とりあえず、そんな結論が出た。]
(とても得意そうだ…これは褒め讃えた方がよいのだろうか…)
す、すごいなハルピア!これぞいいこだ。
ハルピア選手にいいこポイントを1ポイント進呈!
…これでごはんゲットしたから、どこか飲み水があるところ探そう?ね!ね!
[この世界は知らないことがまだまだ多いが、たぶん飲み水は空中にはないだろう…そう希望的観測の元に提案してみた]
[「顔色の悪そうなヒト」>>107が「モグラ」に対しどんな感想を抱いたかは察せぬまま、「たしかに」という返答にリンはほんの僅かだけ安堵に似たような何かを抱いた。]
然様か、なーにもそう見えたのか。
ジドウキカイとは、実にヒトとよく似たものなのじゃな。
[顔色についての問い返しには、うんと頷いたものの――。
続けられた結論に、リンは再び固まった。]
むむ。身体を壊して居らぬなら良い、が。
[一先ずそのことには安堵を示しながらも]
生まれつき斯様な肌の色のヒトをわーは知らぬ。
先程も、なーの態度は些か妙かと思うたが、
まさか、なーも、ヒトでは無いのか……?
[リンの表情は、明らかに哀しみを示していた。
心なしか、頭の一対の角がほんの僅かに下がりさえした。]
蜻蛉……蜻蛉……
ってこれ絶対塩辛蜻蛉じゃないわよ!!
[でかい。自分の顔よりもでかい。
しかも密度が高い分こちらにぶつかって来たりもして]
いやー! 来ないで!
[もう恩を売るどころでもなく悲鳴を上げている。
そしてくっついてきた妖精はといえば]
「ヒャッホー!」
[巨大蜻蛉の首に紐を掛けて乗りこなしていた。
一歩間違えば捕食されそうなサイズだが気にしていないようだ]
すごい!?これイーコ!?
なら、もっと取ったらもっとイーコというすんぽう!
[水。そのキーワードに、ぴきーん、と脳裏をよぎる姿があった。
うん、だいじょうぶ、お水には困らない。はず!
だから、もうちょっととってもきっとたぶんだいじょうぶ]
ごちそうたくさん、イーコもたくさん、あいもたくさん分かるのかしらー♪
[上機嫌で口ずさみながら、トンボの群れの中を飛び回る]
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