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――地下研究所ー―
[ふ、と目が覚めた。
一瞬ここがどこかわからずパニックになりかけたが、目の前に散らばった本を見て、全て思い出した。]
くあぁ…眠ってしまったのか。
どのくらい寝ていたんだろ?
マイスターはまだ帰ってないのかな…。
[そこではっと気がついた。]
こ、こんなに散らかしたままだと、悪い猫だと思われてしまう…!
[慌てて飛び起きると、大慌てで片付けにかかった。一冊ずつ端を口にくわえて、傷つけないよう引っ張っていく。
子猫には結構な重労働だった。]
この本はここで、ええと、あの本はあの隙間か…
それからこの本は……あ。
[その本は、猫が最も気に入った一冊の絵本だった。
男の子と飼い猫の話で、二人は大の仲良しで、いつも一緒に色んな冒険や悪戯をして遊ぶのだ]
この本は…ここ、かな。
[元々しまってあった場所でなく、引っ張りだしやすい一番下の棚に収めた]
よし、こんなところだな。
これできっと、きちんと身の回りのことも出来る猫だと思ってもらえる!
…でも、満足したら、おなか減ってきた…
迷子にならないように近場で、なにか獲物でも探しにいこうかな。うん、それがいいな。
[もうひとつ大きな伸びをすると、地下研究室を出た。
しばらく研究所近辺をうろうろしているだろう。
誰かに出会うこともあるかもしれない**]
―回想―
[研究室を後にする前、猫>>148に礼を言われて驚いた。
はて、自分は何か感謝されるようなことをしただろうか。
けれどやはり、悪い気はしなかったので]
……分かった。 約束、だ。
[箸を千本用意するのは大変そうだと思いつつ、
猫のお願いを了承した。
指きりの知識はあったが相手が猫では難しそうなので、
変わりにちらりと視線を向けるに留めたが。
ずっと一人で暮らしてきた男にとって、
見送りも約束も初めてで、何処か不思議な感じがした。
これが猫の言っている"ドキドキ"という奴なのかもしれない]
―荒れた土地―
[目的の不時着した宇宙船に辿り着く頃には、
砂嵐が激しくなっていた。
長い髪を乱しながら、じっとその機体を観察する]
やはり運ぶのは骨が折れそうだ。
部品だけでも、貰って行くか。
[工具を取り出すと、器用に円盤を解体し始めた。
繰り返すが、持ち主が生存している可能性は考えていない。
分解し始めて分かったが、
この機体には未知の物質が含まれているようだ。
随分遠くから旅してきたらしい]
[白い扉の奥には実験場がある。
博士が生涯を費やしたその研究は…"人間"を作ることだった。
残された手記によると、
どうやら博士自身も純粋な人間ではなかったらしい。
生まれた時から大病を患い、
機械人間として命を繋いでいたという。
博士は誰よりも人間に焦がれていた。
博士は誰よりも人間を愛していた。
と、その手記には書かれている。
けれど遂に、人間を作り出すことは叶わなかった。
無理を悟った博士は研究を引き継がせる為に、
人工生命体を造り出した。
姿形は人間と同じだが、博士はそれを人間とは認めなかった。
それは唯只管、研究を完遂させるための道具だった。
博士から男に直接宛てられたのは、ごく短いメッセージ]
[親愛なる我が作品よ。是非、私の遺志を継いでほしい]
[あの儚くも美しい人間を、再びこの世に生み出すのだ]
[ただ、万が一]
[もしも、それが無理だと悟ったその時は―――…]
リン は、参加することにしたらしいよ(11人目……だったかなあ?)。
―荒れた土地―
[相手が2(5)km程度に近づいて来た所で気配を察した。
獲物であれば食料の足しに、と其方へ注意を向けるが。
少しして、風に乗って言葉が届いて来たので、一つ瞬いた]
……今日は、よく出逢う日だ。
[挨拶より先に、そんな感想が零れて]
こんにちは。キミは。
まさか、この宇宙船の持ち主ではないだろうな。
[1km先にある少女の姿は、目を凝らさずとも視認できる。
声を張ることもなく、静かに言葉を返した]
−べんとらべんとら−
ソーテーガイ?アイショー?
存じませんなー。
[キリエがなにやら難しい単語を口にしているけれど、>>133その言葉の意味はとんと分からぬ。
でも、案外分かんなくてもだいじょうぶなのかもしれない。キリエの顔は、なんかそんな感じに見える]
なにもの?わたし?わたしはハルピア!
…さっきも申し上げましたが。
もしやキリエは物忘れの激しいお方?
[もしかしたら聞いている意味は違うのかもしれないけれど、ほかに答えを持っていないからそう答えるしかないし、同じことをもう一回答えなくちゃいけないということは忘れちゃったということなのかしら。と。
キリエに向けたのはちょっと気の毒そうな視線]
それはともかく。ハルピアはここを離れ…離れて…
えー…と…
[なんだっけ]
お水とこっちょむ!
[憶えてた!]
あの箱はー♪どこの箱ー♪
たぶんあっちのー♪
あっちの?
…わからーん♪
[かなり怪しい記憶を頼りに、来た方(たぶん)へ戻る]
― 廃墟 ―
[白の翼を持つ者は、眼下に混凝土の残骸が転がる廃墟を見付けた。
先の機械的建造物と違い、既に風化しつつあるそれで、何らかの機能が稼働している様子はない]
完全に、死んでいるわね。
[ゆっくりと、音もなく残骸の一つの天辺へ舞い降り。
汚れ一つない白のブーツが、それに触れるか触れないかの時]
――浄化≪purify≫
[両手を祈りの形に組み、玲瓏とした声で唱える。
すると天使の爪先の触れた先。
混凝土が瞬く間に分解され、光の粒子と化して、天使の周囲を吹き上がるように舞う。
光の力場は円形となり、そして更に半径を拡げていく]
土は土に、灰は灰に、塵は塵に。
[半眼にて高き所を見詰める天使の周囲。
粒子はさらさらと、あるべき姿へ還るかのように、純粋な砂粒と化して堆積していく。
しかし天使の力をもってしても、自然物へ還元出来ぬものはある。
それらは天使の眼前にて中空に凝集し、あるものを象った]
――そうでないものは墓標となりなさい。
[ズゥ……ン]
[重量を感じさせる地響きと共に、円形の砂地に巨大な影が突き立つ。
それは混凝土の残渣で出来た、人の背丈ほどもある十字架であった]
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