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『大丈夫ですか?反応は健在ですが』
ダメージコントロール…何とか動く。
だが、戦闘続行は無理だな。
『了解しました、座標×××までは何とか撤退してください』
了解、ノーリムイリス撤退する。
[砂漠にそびえる、巨大なタワーを見上げる]
俺じゃ、どうしようもない、か。
[ブーストだけでのろのろと、撤退を図った]
―――塔西側
………がはっ。
[目を開けた瞬間に激痛が走る。
ここは…何処だ。周りには山が見える。それと俺の身体が濡れている…。]
(ああ、成る程。機体が爆発した時に川に投げ込まれ、そのままここまで流されたというわけか。運が良かったというべきか、悪かったと言うべきか)
[周りを見れば、俺以外はいないようだった。
だがACもない為通信が出来ない。ましてや骨が何本も折れている状態で身体を動かすのは尚の事無理がある。このまま放置されればこの山で一人遭難して死ぬだけだろう。]
(―ふぅ。どうしようもない、か。こんなもんだろ、死ぬ時は。
死ぬには良い日、だな。)
[全てを理解した俺はごろんと空を向いて仰向けになった。
見上げれば、灰色の空と遠い所から聞こえる爆音。まだ紛争は終わっていないが、戦いはいずれ終わるだろう。
始まりがあれば、何事にも終わりはあるのだから。]
…本当に、糞ったれな人生だったな。
[そうして俺は当たり前の様に目を瞑った。正義を望まず、悪になる事も望まず、ただ生きる為に命を削り続けた日々は、こうして終わりを告げた。]
[―その後、彼がどうなったかという事は一切不明である。
だが、死亡は確認されておらず。あくまでM.I.A(作戦中行方不明)としての扱いのままだった。
生きる事に固執した"歯車"は、こうしてほんの僅かな人物にのみ認識され、その姿を消したのである。]
――戦鼓鳴り響いた後に――
…はあ、終わった、ようですね
[コックピットで、ひとりごちる。MCや対空火器、SAMなどを掃除し終えた私は、静かになった主戦場を見つめる。……すさまじい戦いだった。蚊帳の外から見ている私ですら、人形の心にすら、何か響くものがあったような、そんな。]
……これで、平穏が…いえ
[自分の呟きに、首を振る。この静けさは、ただの休息に過ぎない。そう、今の私は理解していた。...だって、まだ我々は、鴉は、山猫は、次世代は、まだ、生き続けているのだから]
………人類に、平穏は訪れるのだろうか…
[その呟きに応えるものはいない。いない、が…]
『……その答えを探すのも、悪くありませんね』
[そう、呟いて、私はグライドブーストを吹かして、戦域から離脱した…]
――忠実な狂犬
[戦いの終わり。50%ほど損傷したデステニーを駆り、戦場から戻ろうとしたロラン・メダリオンは一本の通信を受けた]
『お仕事ご苦労様。あなたの活躍のおかげでわが社のイメージアップは間違いなしだわ!私もいい従者を持って鼻が高いわね。ふふん』
……なんか用っすか。
『……まあ、いいわ。最後にもう一つだけ頼む仕事があるのよ。移動不能になっているウェニデ側のAC、回収してきて頂戴?』
[不可解な仕事だった。今回同じ側に立っただけでいつ敵対するとも知れない味方を助けて何の意味があるのか……と聞き返すと、通信ごしにでも無い胸を張ってご高説を解く社長の姿が思い浮かぶ声で]
『そんな事は百も承知よ。でも傷ついた己を省みず仲間を助けるAC……それって、わが社のイメージアップにつながりそうじゃない!絶対繋がるわよ!古代、沈んだ敵を助けて有名になった軍艦の話もあるそうだし♪』
……ようするに、また思い付きっすか。いいですけど。
[なによもーと乗り気でない返事に文句を言われながら命令を実行する。そんないつも通りの日々を続けただろう――……?]
>>18
『あ、それと!!』
[思い出したように社長がでかい声で通信してくる。今度は何だ]
『何か今回、敵のACに本来こっち側に着く筈だった奴がいるっぽいのよね。ほら、確かあなたが真っ二つにしたヤツ』
ああ……社長のことっすか。
『社長は私でしょ?まあ心当たりがあるならいいわ。ちょっと気になってる事があるから、その子とACも鹵獲するように手配してちょうだい』
へいへい……レミリア社長。
[進路を変える。裏切りが当たり前のこの世界でそれをレミリアが気にかけたという事はそれなりに意味があるんだろう。だとしたらやはり、直接殺し合いをした相手だろうが関係なく助けにいくのだった]
《Feel the Beat―風の如く駆ける"エスパーダ"―》
これで……おわったのね。
[戦いは終わった。
そして、私は生き延びた]
シルエラ……。私は、強くなったかしら?
もう、貴女の名を背負わなくていいのかしら?
[私にはやはり"ヴァルキュリア"のシルエラの名を背負うには重すぎたのだ。
私は"エスパーダ"。ただの剣に過ぎないのだから。
―その名前を名乗るのは嫌だけど]
さてと、行きましょう。"シルエラ"……いえ、もうその名で呼ぶのはやめようかしら。
行きましょ、"ラフェール"。
[風の如く駆ける私にふさわしい新しいACの名。
風を意味するラフェール。
そして、私はまた戦いに身を投じるだろう]
《ED―熱い鼓動感じて―》
―――戦場跡―――
[―――――]
[―砂嵐―]
[意識はノイズに飲まれ、答えは返ってこない]
[大破した機体の残骸が煙を噴き上げている]
[機械の体は自動的にデータを収集し、今が危険な状態であることを脳髄に知らせる。だがしかし、答えは無い]
―――これでいいんだ。
[そうぽつりと呟いて、死にゆこうとする一人の傭兵がいる]
>>22
…あれ、は…
[GBを走らせていると、その残骸を見つけてしまう。…その、黒い、見覚えのある機体を…]
『…こちら、イノセントビー。……そこに、いますか?』
[つながるか、いや、そもそも、生きているのか。けれど、生きているなら、私は…]
『……私は、貴女を…貴女に、助けたいと思うのです』
[そう、言葉をかけました]
>>23
[―――言葉。聞こえる]
[その声に、機械の体は自動的に反応する。
返さなくてもよかったのだけど。]
[ただ、なんとなく言葉を紡ぐ]
―――私を?なぜだ?
>>24
『それは…』
[凛とした、しかし苦しげな声。無機質なようで、前の彼女のようにも聞こえる声に]
『貴女に、まだ見せてもらってませんから。…平穏とは程遠い道を』
[そう、無表情なようで、無機質でもあって。…楽しげな声で]
『世に、…平穏ではないことを、教えてくれるのでしょう、ジェルトルーデさん』
[そういい、パイクをパージしてブレードを格納しそのコアを掴む。そのまま、抱えて]
『まだ眠るには早いですよ、救助者。…蜂を拾ったセキニンぐらいは、果たしてもらいたいものです』
[そういいながら、ブーストを吹かして飛び上がった]
>>25
[ふかい、深いため息をつく]
馬小屋の救世主は、たしか一度死んだあと復活したんだったか。
[そんな意味のない言葉を吐いて。抵抗する事は無い]
…解った。
それじゃあ、私はもう少しだけ"Deliverer"(救世主)でなければならないらしいなあ…。
[そう言って。ふっと笑って]
ああ。よろしくな。
[その声は、猟犬のものではなかった]
>>26
『ええ、この道に波乱のあらんことを…』
[くすりと、彼女の前でははじめて笑いながら、飛ぶ。まずは、治療とACの修理と補給だろうか。何はともあれ、平穏な日々は遠いようである]
『よろしくお願いします』
[そう、わたしは笑いかけた。続く道に、願いをこめて――]
[…ぅん…?]
「やぁ。目が覚めたみたいだね、コードウェル」
[何…?確かわたしは、戦いに負けて…]
「死んだはず。そう言いたそうな顔だね」
「ところがそれじゃ終わらない。君はギリギリで助かって、命からがら僕の所へと運ばれてきている」
「君はまだ生きてるんだ」
[…じゃあ、なんで動けないの?」
[体の感覚はしっかりと残ってるのに!]
「君が有用だったら…ドミナントを生み出す力があるのなら…」
「君の言う通り、自由に動けただろうにねぇ」
「残念だよ」
[…っ!痛…!]
「君には今、生きることなどできない状況にある」
「死線から生き返った分の治療費。ACの修理費、弾薬費」
[!?…何…]
[何が起きてるの…!?]
「負債は相当な額だ。君が今のままで優秀なパイロットならば、或いは働いて返せただろうけど…君の実力じゃそうはいかないだろう?」
「だから、この手術で生まれ変わってもらうよ」
「売れる身体《パーツ》は売り払うけど、戦う機能は残してあげる」
「そして、強化してやる」
[やめて!!]
「大丈夫だ。そう思うのは今のうちだけ」
「じきに、戦う事しか考えられなくなる」
「一緒に滅茶苦茶にしようじゃないか」
―NORTH FRONTIER ALLOY GATE CITY―
[結論から言えば、かのタワー防衛線は大損である
自機はほぼ大破、撃墜したらしい敵ACの利益を含めても、だ]
[ACはまだ修繕出来ていない、しかし、彼は傭兵として仕事を続けていた]
[日没、廃墟と化した街、廃墟の建物の一角]
[人間用の大型ライフルを肩に担いだ男の足元には、幾つかの死体が転がっていた]
[通信機で、オペレーターに伝える]
任務完了、盗人は全員殺した。
『お疲れ様でした、盗まれた品は?』
知らないな、それは任務外だろ。
『了解しました、座標×××にて回収します
暗くなると回収が困難になりますので、お早めに』
ああ。
[砕けた窓から差し込む、淀んだ夕陽]
[腐りきった時代、腐りきった人間
そんな世界ですら、俺には何の価値もない
死んで時代が動く訳でもなく、生きて時代を動かせる訳でもなく
唯の塵芥、それが気に喰わない、こんなにも]
[何故こうも弱いのか、何故届かないのか
渇きを満たせぬまま傭兵は彷徨う、穢れた最前線を
例え塵芥に等しくとも、押し潰されてるのは気に喰わない]
[声無き、抵抗だ]
[ タワーの攻防戦は結局決着がつく事はなかった。ヴェニテ、EGF共に損害は大きく、彼らに雇われた傭兵、或いは所属していた者達の人的、物的損害はそのまま戦闘を続けるには無視できぬ程にまで膨れ上がっており…戦線は降着状態に陥っていた。
また、ヴェニテ、EGFの他に、塔が齎すロスとテクノロジーを求めて混乱から立ち直ったシリウス・エクゼクティヴスやその他第三勢力の台頭も有り得る。塔を奪取したはよいものの、他の勢力に奪い返されました、という結果は是が非でも避けたいところだろう。
互いに有効な一打を与えられず、睨み合いが続く]
結局、決着はつかずじまいかね。
まあ、工場やら技術やらは手に入れて直ぐに活用できるようなもんじゃないから、妥当といえば妥当なところだが…。
これから、どうなるのかねぇ。
ま、飯の種にゃ困らなくなったか。
[ 先日までのような大規模な攻勢は、戦力バランスが崩れなければ起こらないだろう。暫くは互いの戦力を削ぐ為の小競り合いが続くだろう。そうなれば、彼ら傭兵の価値は大きくなる。金次第で後腐れなく使い潰せる戦力。そして、傭兵にしてみれば、自分の力を示す舞台と成り得るのだ。
ぽーん、という軽快な音が、ヤン宛のメールが到着した事を報せる。 ]
さて、そんじゃあ、いきますかね。
[ 利害の対立はとまる事無く、争いが止む事は無い。
そして、争いが止まなければ、彼らの存在価値もまた、消えることは決して無いのだ。 ]
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