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―争いが始まる。
たった1つの塔を巡って火花を散らす両陣営。
それは希望か絶望か。
あるいは、希望なんてものはない、ただの殺し合いだけなのか。
それとも、絶望から逃げる為の戦いなのか。
それを決めるのは、人間の心だけなのだろうか。
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が1名、C国狂人が3名、共鳴者が4名いるようだ。
《True Light―それぞれの想い―》>>0:179
[拠点にある自室でくつろいでいるとノックする音が聞こえた]
あ、はい。どちらさまでしょうか?
[そう言ってドアを開けると一人の少女が困った様子で立っていた]
あの……何の御用でしょうか?
ずっと立ってるのもあれですし、中でも入りますか?
[と、そう言った]
ー塔南側 高層ビル群ー
『ACを投下、ご健闘を』
ノーリムイリス、出るぞ。
[大型輸送ヘリが、作戦区域外からACを投下した]
[スキャンモードでHBを吹かしながら作戦区域へ侵入し
高層ビルの屋上、ヘリポートへと到達した]
[リコンを射出し、索敵]
タワー、旧時代の遺物。
一体昔何やらかしたんだか。
ACもそうだ、恵みなのか、呪いなのか分からんな。
[汚染された世界、狂った時代
それは世界が汚染されたから狂ったのか、狂ったから汚染されたのか]
あぁ、どうであろうが。
俺は、戦うだけだ。
/*
お疲れ様です。村建てです。
ただいま確認した所、オリガ様とジェルトルーデ様の役職が逆になってしまっている事を確認致しました。
お二方には大変申し訳御座いませんが、現在自分自身がなっている役職(ヴェニデ/EGF)でのロールを回して頂けます様お願い申し上げます。
ACには裏切りがつきものですし、なんとでもなると思います。はい。
>>1
・・・ぁ
[まごまごしていると、ドアが開いて部屋に招かれた。軽く一礼して、おずおずと入室する]
・・・初めまして、私は、カチューシャ・・・《イノセントビー》、カチューシャです
[ぺこりとお辞儀して、無表情ながらも礼を尽くす。・・・が、ここから言葉がでなかった]
・・・・・・あ、の・・・
アリアさんは、なぜここへ?
[結局、出てきたのはそんな質問一つだけだった]
ー塔南側 格納庫
[作戦開始直前。オペレーターの通信から、何故か馴染みのある声が聞こえた]
『あーテステス。ただいまマイクのテスト中……こほん』
……何してんすか。
[自分の会社の社長は断じてオペレーターなどではない。何の気まぐれだろうか]
『ん?折角の大舞台だから私が直々に見送ってあげようと思ったの。嬉しいでしょう?』
さっさと本職の人に替わってください。色んな意味で気が気じゃないです。
[割と真面目な声で文句を言うと、ちょっと慌てたような声が返ってくる]
『だ、大丈夫よ!出発したらすぐ専門のオペレーターに替わるから!それじゃあ……No.88=デステニー、投下。健闘を祈るわ!』
[呆れつつも、頭にバンダナを巻く。自分の経験してきた中でもトップクラスの大規模な戦いが始まる。闘争心と生存欲を向きだしにして知性ある獣が今、檻から放たれた――]
>>0:199
ちいっ。
[こちらもHBで紙一重の回避機動をとりながら壁を蹴って飛び上がり、横の機動性を生かして軸をずらしながらショットガンとパルスガンを交互に撃つ]
まずいな。これは………
[だがしかし無傷ではいられない。想定以上の損傷に、アラートが鳴る。逃げ切れそうもない。]
だが。なっ!
[発射時に少し止まる性質を利用して、時間差でロケットが放たれる。悲鳴をあげるからだを、無理矢理にでも。]
>>5
[ヴェニデの戦略本部に救援コールを飛ばしながら、回避運動を続ける。いつか、誰か増援が来てくれると信じよう。
ショットガンとパルスガン。二つの攻撃でじりじりとAPが削られてゆく。だが、こちらの攻撃も当たる。このままいけばダメージレースに勝てるかもしれない。そんな風に思ったときの事だった]
…なっ…!
[再びロケット。それも、ちょっとした時間差を利用した攻撃。意表を突くその技に、思わず被弾した。
深刻なダメージを受けています。という言葉に、思わず冷や汗が流れる]
…っ!ここで決めるしか…ない!
[決めれなければ死だ。
操縦桿を傾けた。失敗は死につながる。ミスっちゃ駄目だ…!]
[壁を蹴るタイミングで、GBを使って前へと飛ぶ。その勢いで急速に接近。思い切りブレードを振るった。
外れたとしても、あきらめない。今度は相手が逃げた方向へとHBを使い、間を開けずに急接近。ブーストチャージを…蹴りを食らわせにいっただろう]
『これが最後…!』
[それが外れたなら…或いは、それでダメージが足りず仕留めそこなったなら今度こそ終わりだ。
ブーストチャージの後はスキが大きい。そのスキを狙って攻撃されるのがオチだ。セントヘレンズのAPではその攻撃を耐えきれないだろう。
そうなったなら、機銃を持った防衛兵器の奮闘に期待するしかない。…あの世から]
―塔南側:高層ビル群
>>2,>>4
…ふん。木を隠すなら森を地で行く事になるとはな。
[戦いは始まった。塔を争奪する為にありとあらゆる方向から戦火の音が鳴り響く。
そして、俺に下された任務は―]
(…貴方に任せます、か。ふん、つまり"死んでこい"と言っているようなものだな。)
[いかなる手段を用いても、塔へと到達しろというお達しだった。それ以外は全てお任せ、というおまけつきで。]
(オペレーターの情報によれば、すでにヴェルデ側がこの地区にいる…か。だが今更このルートを変えるわけにはいかんな。)
<<システム スキャンモード>>
[そうと決まれば敵の場所を把握する為に索敵をするしかないだろう。先程の広域マップには、高層ビルの1つに一機、それと同程度の距離にもう1機いたが、さてどっちが引っ掛かる…?]
>>6 >>7
[ダメージレースは過酷。だが。このまま勝てるか?その目算が甘いことは理解しながら、希望を持つことはやめられない。]
[動きが代わり、突撃するための動き。
ここで仕留めねば、こちらがやられる。]
だが。面白いな。解放者(Deliverer)として。
迎え撃ってやる…………!!!
[元よりこの損耗率では。無事に帰れてはいないのだ。ならば、迎え撃ってこの敵を倒して成果としよう!
ブレードを振って突っ込む敵に。肩口から裂かれるように調整。紙一重残ったAP。ぶつかって衝撃。揺れる。痛い。体が裂かれる痛み。幻覚痛。だが。この瞬間なら。アドレナリンが。私に鈍磨した時間を与える。ゆっくりと裂かれていない方の腕を向ける。パルスガン。射撃]
BLAM!!!!
[暗転する意識。脱出警報。だが、動けるわけがない。フラットライン。]
>>3
カチューシャですね。
私はアリア・キリル・ガートランドです。
[こちらもお辞儀をし、名前を名乗った]
私? そうですね……。
元々、知り合いにここに所属していた傭兵がいて誘われてたんです。
ただ、直前に勧誘してくださった方が戦死してしまって……。
それで、私は彼女の意思を継ぎ、ここに入りました。
ただ、それだけです。
でも、誰かと共にいて助け合えるのなら……と。
[質問がきたので淡々とただ切なそうにそう答えた。
大事だった戦友―シルエラ―がいて、死んでしまって、そして、わたしはここにいる。
私に出来ることを私は頑張って探して今、ここにいるのだ]
>>10
…アリア…
[教わった名前を何度か反芻する。意思を継ぎ、共に助け合う為に、という彼女の言葉に]
……私は、それを知りません
………私にも、蜂の子にも、それができるでしょうか
[人形のような無機質な言葉で、でも、中に不安を孕んだそれを、口ずさんだ。…クインや狂信者の理念を継ごうとは思わないが、……平穏のために、何かを探して戦うことは、できるのだろうか、と]
>>4 >> 8
『当作戦区域に友軍ACが到着
ACデステニーを確認、情報を転送します』
了解した …!
[リコン探索範囲に敵機の反応が一つ]
[すぐにヘリポートから離れ、ビルを背に旋回を行う]
敵機反応!
何処だ、何処にいやがる。
[攻撃は来なかった、要因はいろいろあるが
射程外の可能性が高い]
[そして、ビルの影にACを捉えた]
いたな、敵機の情報はあるか?
[ACでのスキャンを試みるが、スキャン性能は高い訳では無い
戦場での鉄則を知っているAC乗りなら、先ずスキャンはされないだろう]
[先ずは、確認出来たACの位置を友軍と共有出来るスポットを行った]
『敵機情報、取得しました
ACエンカウンター、20年以上の戦歴を持つ凄腕です』
『データ通りなら、ステルスミサイルとTEライフルに注意してください』
ステルスミサイルか、珍しいもん積んでるな。
真正面からだと撃ち負ける、が。
[一瞬だけ戦闘モードを起動し、武装をKURENAI mdl.2へと切り替えた]
ここ"高層ビル群"なら、幾らでも捌ける。
上さえ取ればこっちのもんだ。
[ビルで射線を切りながら、敵機よりも高度を取って近づこうとした]
>>8
[優先すべきは障害の排除。まずはスキャンモードを駆使して周りを探っていく。見つかったのは……]
(昨日だかにあった機体か……あの時は色々言ってくれたな)
[怒りはない。ただ言われっぱなしというのは面白くない]
いいぜ……ならたっぷりと味わってくれよ?俺が傀儡とは違う、生きる為に生きてる人間だってことを。
[場所を特定して、そちらへブーストで駆ける。確か相手の兵装は近距離型のライフルに遠距離ミサイル。複数の相手に襲われる可能性を考慮するなら、ここは――]
……遠距離から打ちのめすか。
[味方の様子を探れば>>12>>13で同じ場所に向かう様子が見えた。ならば近づいて射撃の邪魔になる必要はない。
むしろあちらに任せて、自分は「KO-2H6/STREKOZA」のバトルライフルでゆっくりロックをかけて仕留めればいい。
ビル群での戦闘なら隠れることも用意だろう。まずは射撃にふさわしいポイントを探す事にした]
>>10
[カチューシャは無知で無垢なのだろう。
何もしらないようだ]
大丈夫です。きっと、貴女にもできますよ。
誰かの為に、自分の為に。できることはきっとあります。
[微笑んでそう伝えた。
無垢だからこそ、彼女のためになにかしたい。
そう思った]
>>13,>>14
(流石にすぐ乗ってくるか。それもそうだ。
今のこの状況を見て乗ってこない奴の方が馬鹿だろうな。)
[スキャンモードにかかる2つの機影。とはいえこの現状ではまだ相手の武装までは読み取れない。ならばRe-X-A13を射出しながら後ろに引く。2対1の戦いを仕掛ける意味は何処にもない。]
(片方はわからんがもう片方は…あの時の傀儡か。だとすれば取りうる戦術は…ふむ)
[何個かリコンを射出しつつ、高速道路跡の下へと潜り、近付いて来る敵機からの距離をなるべく詰めさせないように動く。頭上を取ろうとするのはこのビル郡の中なら予想される流れだ。なら、ACの全長より少しだけ高い高速道路の下を走れば、そうやすやすと取られる事はない。今はこの戦場に情報の種を仕掛ければ、それでいい。]
>>15
…誰かの、ために…
[それは知らないことだ。結局、あの家での行為は、誰のためでもなかったのだから]
自分の、ために…
[それは知らない行為だ、私は、『カチューシャ』と呼ばれるACのパーツだったのだから]
……はい、さがして、みます
その、答えを
[そう、しっかりと呟いて]
ありがとうございます、アリアさん
[どこか満足げな雰囲気で、ぺこりとお辞儀をした]
各機の軌道を確認。
フリチラリア、戦闘モード起動開始。
『フリチラリア 起動』
[機体のAIが軌道を告げるのにあわせて意識を切り替える。
そして自分をACと同一化させていく。
我が機体は中量級のスタンダードAC。
武装はライフルとアサルトライフル。
そして両肩に分裂ミサイルを一基ずつ。
オーソドックスで火力としては劣るがそれでよかった。
この機体は武装ではなく内部のブースターに特化させていたから。
武装の強さではなくタイミングでかつ機体なのだから。]
《Burning Heart―駆ける一陣の疾風―》
『AC投下っ、作戦開始だよっ』
[オペレーターの少し間の抜けたとびきり明るい声が響く]
了解。シルエラ、行きます!!
[作戦区域内に近づき、ACを投下。
そのまま、任務を開始するために、動き始めた。
この戦いで、私はなにかできるだろうか?]
>>9
『蹴《か》った!!!』
[HBからの蹴りが決まった感覚。これはやれた。
オリガがそんな確信めいた事を思ったときの事だった]
――っっっ!!!
再きど―――!?!?
[死に体の相手の、最後の一撃。否、死んだはずの相手の一撃。それがセントヘレンズの最後のAPを奪った。
機体がきしむ。ショートして、コックピット上部で軽い爆発が起きた。破片が頭を切る。血が噴き出た。声にならない悲鳴がこだまするのを、他人事のように聞く。
同時に、機体が転がるように地面に着地して――]
[――気が付くと、オリガは外へと出ていた。
あれから何があったかはよく覚えていない。ただ、爆散寸前の機体から転がるようにして脱出したらしい事は確かだ。なにせ、まだ生きているのだから]
…だれかぁ…
[血を流しながら、路地を歩いていっただろう。その先に何があるのかなど知る由もなく]
ーヴェニデの通信回線ー
あー。双方大破。パイロットは…これで脱出してなきゃお陀仏だろ。応答もないしな。
………機体、回収?マジか?メルカバの方を。
やれって言われたら、やるがなあ。まあ、オーケー。スクラップ回収でも、仕事ならやるさ。
ったく……
[通信切断]
>>14 >>16
そう簡単に、上を取らせてはくれないか。
[距離を中々詰めさせてもらえない上、敵ACは高架下で完全に射線を切っている]
[更に敵は逃げの姿勢、腰抜けだとは思わない]
[2VS1の現状、逃げは正しい選択だ]
だが、ここで攻めないのは損なんでな。
鬼ごっこと洒落こもうか。
[追尾しつつ高度を下げ、高速道路に着地]
[GBを起動し、距離を詰めにかかった]
[リコンの敵機数には、常に注意を払って]
>>23
(流石に何もしない、という事もないか。
2対1の状態で早めに決着をつけたい、というのは当然の帰着だな)
[敵機の片方が高速道路に着地し、一気に高速で近付いて来るのを察知した。一瞬だけ後ろを振り返り、スキャン越しにその速度と装備を把握しようとした。]
(…同じ中量ニ脚、か。面倒だな。GBを使ってもほぼ速度はとんとん、か。)
[とはいえこのまま何もせず距離が縮まればそれこそ乱戦が始まってしまう。その後の結末はあまり考えたくはない。ならばこちらもGBを起動し、距離を近づけさせない様にする。]
(…さて、増援が来るのが先か。
多少肉を斬らせても突っ切ることを判断するのが先か…だな)
>>24
[どうやら相手は逃げに徹する事にしたらしい。という事はこちらには気付かれていると見ていいだろう。一対一で逃げ出すほど臆病とも思えない]
(なら弾は撃つだけ無駄か……?いや、長い戦いだ、軽微でも尊称は与えられる方がいいか)
[そう考えると、小刻みにビル群を隠れて動きながら、わずかなタイミングを見つけてバトルライフルをロックする。どこから撃たれるか瞬時に見極めるのは、相当の技量がいるはずだ]
(痛みを味わえ……)
[高威力の形成炸裂弾を放つ。ロックしているため、正確に飛んでいくだろう]
[>>24の様子を伺いながら肩部のミサイルを起動させる。]
さて、どうする。
牽制しておくか?
[分裂ミサイルを撃てば牽制には間違いなくなるだろう。
だけどそれは周りに予期せぬ事態を生みかねない。
そして、弾はムダにできる状況でもない。
そんな感情がトリガーを退くのを躊躇させていた。]
>>25
(……?!)
[突如鳴り響く間近の轟音に気付き、GBからハイブーストで速度を殺す。その結果俺のACの目の前に弾が通過する。
…どうやらもう片方の攻撃のようだ。撃ってきた場所までは把握はできん。せいぜい"あのあたり"程度の予測くらいだけだ。]
(…今ので距離が近付いたな。さて、どうしたものかな)
[そうは考えつつも、再度GBを起動し距離を離そうとする一手は変わらない。だが今のタイムロスのせいで相当近付かれたのは言うまでもないだろう。]
―― ??? ――
「やぁ」
「怪我の調子はどうだい?オリガ・コールドウェル」
「もう痛くないって?そりゃよかった。治療のかいがあったよ」
「なに、警戒しないでくれ。君を助けたのは、他でもなくEGFのためなのだから」
「あるいは…この人類の、ね」
「君は、EGF創立の起源について知っているかい?」
「…ヴェニデとは違う大陸で発生し、どちらも“圧倒的な力”を持つ存在が立ち上げた組織…か」
「及第点だ。その認識でいい」
「正しくはEGFは“圧倒的な力”を持つ者が設立を手助けしたのだけど…まぁそこは些事だろう」
「いや、いい。それを知っているなら“こんな”噂を聞いたことがあるんじゃないかな?」
「ミグラントの間に伝わるおとぎ話だよ」
「黒い鳥の噂…何もかもを焼き尽くす、死を告げる者の噂くらいは」
「よかった、その顔なら知っているみたいだね」
「噂話だと思ったかい?ところがこれが、唯の噂話なんかじゃないんだ」
「黒い鳥…そう呼ばれるものが、過去には確かに存在したとされている」
「このEGFの設立を手伝ったのが“ソレ”だと、そんな可能性すらあるんだ」
「僕たちはそれに…黒い鳥の力に、仮称として“ドミナント”と名付けた」
「?どうしたんだ、不穏な顔をして」
「…別に私は強くない?…知ってるさそんな事」
「オリガ・コールドウェル。出撃回数37回。主にトレーラー輸送の護衛を受け持ち、襲撃された時の輸送機帰還率は86パーセント」
「…驚いた顔しないでくれよ。それくらい簡単に調べれる事さ」
「そう、知っている。別に僕は、君が“ドミナント”だと思って雇った訳じゃない」
「だが――それに準ずる力があると思って雇わせてもらったんだ」
「僕たちの研究によって、ドミナントの傍には、それをサポートする存在が常に居る事が明らかとなった」
「そしておそらくその存在が、ドミナントが例外たらしめているものだと、僕は推測している」
「コールドウェル。君は、ドミナントを“作る《育てる》”可能性を持っている」
「君の黒い刃は、ある種の因果だよね」
「“MOONLIGHT”が…月の光が最強ならば“ANOTHER MOON”は別の最強だ」
「月の光。それの陰になってみないかい?」
―― タワー南側。後方 ――
(…とまぁ)
[そんな事があって、オリガは後方にいた。
頭の怪我は綺麗に治療されている。EGFは、医療技術も進歩しているらしい。
もっとも、ACの中にこそ居るが、手元にあるのは通信機だ。どうやらこちらが私の本命の仕事となるらしい]
(正直言ってる事はわからなかった。流石は宗教的な組織って所かしら)
(でもまぁ、生きてるし。今の待遇は悪くないから…良いかしら)
[コックピットの中で物思いに耽りながら、いざとなったら突撃する準備をしているみたいだ。
乗っている機体は相変わらずセントヘンズ。サポート寄りの機体だったが、相変わらずそのハンガーにはANOTHER MOONが装備されていただろう]
>>24 >>26 >>27
[GBで追うものの、敵機もGBで逃げる]
[機動特化とはいえ同じ中量二脚、距離を詰め切る決め手に欠けた]
[HBを乱用すれば追い付けるかもしれないが
肝心の攻めと離脱分のENが残らない]
[が、突然敵機がこちらに切り替えして来た]
[高架下を抜けるCE弾に、事の顛末を把握した]
悪くない仕事だ、そりゃ怖いだろうな。
[その隙は逃がさない、HBで高速道路の側面に外れ
そこをブーストドライブ、つまりは壁蹴りで一気に高架下へ侵入]
[敵機は逃げに徹してるなら、無防備に背を晒している筈だ]
貰う!
[HBを吹かし、接敵を図る
射程に収まった瞬間、散弾を叩き込もうと]
――タワー南側――
[漆黒のカラーリングが施されたACが、戦場に突入し兵器の類を次々と叩き落としてゆく。カラーリングは兎も角、形状を見てEGFの人間なら思い当たることがあるかもしれない]
(―――想いだせない。だが、せねばならないことは解る)
[ブーストとジャンプを織り交ぜて急接近。そのままショットガンで体勢を崩しパルスガンで叩き落とす。その流れは、自動的なまでに完成されていた]
(―――敵を倒すことだ。)
[漆黒のACは、次なる獲物を探す]
(―――だがしかし。少なくとも、私は)
[猟犬は涙を流さない]
(ナニカサレタヨウダ)
塔の周りでの戦いは激化する。
だが始まりがあれば終わりがある。
どうやら塔にいち早く近付いたのは2(2)であった。
1:ヴェニデ
2:EGF
>>17
頑張ってください。応援してますから。
[私に何か出来るならと]
いえ、どういたしまして。
私も出来る限り貴女に協力したいと思います。
[そう言って優しげな微笑みを返し、軽くお辞儀をした]
>>32,>>35
(よし、どうやら運はまだ残っているようだな。)
[相手に追いつかれ、今まさに散弾を叩き込まれる直前で増援が間に合った。それを理解した俺はHBで高速道路の下から飛び出しつつ後ろを振り返り敵機を捕捉。]
<<システム 戦闘モード>>
今まで逃げてすまなかったな。
さて、ここからはAC同士殴り合いといこうか。
[その呟きと共に、俺は両腕のトリガー<<引金>>を引く。その直後に鳴り響くライフルの音。最初の方は高速道路の壁に当たり、敵機には命中しないだろう。だがそれで問題はない。弾幕を張り高速道路の横から出辛い状態を作ればいいだけだからな。]
(どうせこれは牽制だ。本命を撃つまでの時間かせぎさえ出来ればいい。)
>>34
…はい
[こくり、と頷いて胸の辺りでぎゅっと手を握る。そのまま、すっと手を差し出して]
改めて、よろしくお願いしますね、アリアさん
[と、はじめて…そう、今迄ではじめて、”笑顔”を向けたのだった]
[新しいセントヘンズが大地を蹴って飛ぶ。その動きは、お世辞にも早いとは言えない。というのも、腕の問題と以前に、この機体は“重量過多”だったからだ。
原因は――]
(…HARICOT SC61…)
(超長距離から敵を狙い打つ砲撃兵器…)
[右腕の「HARICOT SC61」…スナイパーキャノンのせいだ。
本来軽量機に搭載するのはありえない武器だが、半ばオペレーターという特殊な地位故に搭載させられたのである。
その重さに見合う武器ではあったが、性能故に軽量機では…というか、タンク以外では構えが必要な武器でもあった]
このあたりでいいかしらね。
[それを、ビルの上で構える。
スコープ越しの世界は、ずいぶんと遠くの部分のみを切り抜いているようだった。おそらく、向こうからはこちらの姿が点にしか見えないだろう]
(…弾数には限りがある。あせらず、確実に…)
[狙って、撃っただろう。目標は>>26。牽制した機体だった]
>>36>>37
さてと、私がやることは……。
[味方機の指示を受け、反撃の狼煙を上げる味方機から距離を取る。
そして、ビルの方へ向かいBDでビルを上る]
《システム スキャンモード》
[そして、左手武器をレーザーブレードからハンガーのとある武器に換装する。
探索者時代に発掘したお気に入りの武器だ]
《システム 戦闘モード》
さてと、喰らいなさいっ!!
[上空からビル群に隠れて移動しつつ先ほど攻撃を仕掛けていただろう敵機を発見しHBで接近し左手のパルスマシンガンを連射した]
>>38
[差し出された手を見て、こちらも手を差し出す]
こちらこそ。
改めてよろしくお願いしますね、カチューシャさん。
[ニッコリと笑い彼女の名前を呼んだ。
初めて笑った彼女を見て彼女とは仲良くなれるだろうと思った]
なっ!?
[まさかの展開だった。
遠距離からの射撃に対してもだったが、
目立つ二人より自身が狙われるとは思っていなかった。]
連射型かっ!?
『AP 85%』
[最初に直撃した後にもレーダーに弾らしきものが見えた。
連続で食らうわけには行かぬとハイブーストを吹かせてランダム的な動きを行う。
そして責めての抵抗に肩の分裂ミサイルを広範囲に向けて無差別に放った。]
>>40
[入ってきたレイスの機体の様子も観察しながら、ビル群の合間を駆けて隙を狙うロランだったが、そこへ相手の乱入が来る。さすがに3対1はまずいと踏んだのだろう。
ランスには自分の存在はばれている以上、新しい機体にも自分の事はいずれ伝わるはずだ。ならその前に不意を突けるならつく]
……ターゲット・ロック。
[まだこちらには気付かれていないように思える。ゆっくりと照準を合わせ、完全にロックを済ませてからバトルライフルの引き金を引いた。再びの形成炸裂弾が、アリアの機体へと向かう。そして打った直後に、レーザーブレードに持ち替えアリアの方へとブーストする]
>>43
くっ、そっちもっ!?
[炸裂弾が飛んできたのでHBで回避。
さらにこちらへブーストで向かってくる機体が見えた]
(換装は……間に合わない。なら……。
迎え撃つまでよっ!!
[再び右手のガトリングガンで連射し]
これはおまけっ!!
[肩部からフラッシュロケットを発射させた。
こちらは完全におまけの悪あがきに近いものだ]
>>42>>43
『…やるじゃない』
[回避した様子を見て、小さな声で呟く。
目立っている二人は、どちらも臨戦態勢だ。周囲に対し、細心の注意を払っている。
対し、こちらはまだそこまで危険な場所にはいない。
戦闘モードの相手よりは、御しやすいと思ったのだが]
(…単純に、誤射が怖いというのもあるのだけれど)
[ミサイルは届かない。というか、ここに届く武器など殆どない。
ゆっくりリロード時間を待つ。…この銃、リロードが遅すぎないか?そんなふうに思った]
…っと、まずいかしら!
[直後、見覚えのある機体が味方へ飛び出すのが見えた。>>43
狙いをそちらに切り替える。アリアが反撃に出たなら、それを回避した所を狙ってもう一度狙撃しただろう。
この銃は高速で三発の弾丸を同時発射する。一発目が回避できても、二発目、三発目が当たるかもしれない]
>>44
さすがに避けたな……
[ガトリングガンを撃たれる前に真横にブーストして射線から逃げる。さらにジグザグとした動きで距離を詰めようとするが]
ちっ!フラッシュ…ライフルの警戒か。
[強い閃光によって照準機能を一時的に奪われる。バトルライフルのロックは暫く役に立たなさそうだった]
だが元よりこれ以上頼るつもりはねえ……俺の刃の餌になれ!
[更に近づき、レーザーブレードの間合いに入ろうとする。威力を重視した攻撃力の高いものだ]
>>46
[これでライフルの攻撃はしばらくこない。
ガトリングガンの攻撃は避けられたが……]
それなら、こっちよっ!!
[敵機はレーザーブレードの間合いに入ろうとし近づいてくる。
今度は左手のパルスマシンガンを連射しただろう]
>>45
[悪あがきをするアリアを切り伏せようとする。が]
何っ!?
[更に別方向からの狙撃。一発目をすんでのところで避けるも二三発目は躱せない。着弾し、ACに衝撃が走る]
もう一体来てやがったか……これは不味いな。
だったら刻みこんでやるよ。あの時のお上品な物とは違う、苦虫を噛み潰すような戦いの味ってやつを!!
[オリガに一旦構わず、無理やりにでもアリアの機体に接近して間合いまで入りにかかる。アリアに斬撃を試みつつ、接近戦かつ高速で動く事でオリガに狙いをつけさせないように]
(あの社長に味方ごと打ち抜く程の非情さはねえ……まずは目の前の機体を叩く!)
>>43
ちぃ、パルスマシンガンか……!
[あれはかなり威力が大きい。大したことのない武器なら多少の傷は覚悟でツッコむつもりだったが、アレ相手には危険が高すぎた。アリアの機体に近づく動きから大きくそれ、旋回して躱す]
こいつは多少分が悪いな。一旦引くか……?
[近距離用のショットガンを構え、アリアの機体に向かって撃ちつつ、注意はオリガの機体の方にも向けておく。乱戦状態に持ち込めない以上、周りからの射撃には注意が必要だ]
――塔争奪戦――
………行こう、カチューシャ
平穏を、得るために
[呟き、ACを走らせる。GBではなく、スライドさせるようにハイブーストで移動して行く。…何かを掴む為に、私もこの剣を振るうのだと、決意をこめて]
『……世に、平穏のあらんことを』
[呟きながら、一度機体を止めてスキャンモードに切り替える。…センチでは無防備ではあるが、賭けだ。…相手を釣るための]
(…さて、つれるでしょうか、ヴェニデのミグラントは…)
>>48
[味方の危機の知らせを聞いて、発射した直後に構えを解除。あまりに長いリロード…大体四秒くらいを使って移動する事にしたのだ。
構えを解き、HBでビルから飛び降りる。壁近くを落下しながら、GB。アリアたちに近いビルへと飛び移った。
そこで再び銃を構える。…が]
(…難しい!)
[あまりにも近すぎる二機に、思わず射撃を躊躇った。
この距離じゃ簡単には撃てない]
(…けど、泣き言言ってる場合じゃ…ない!)
[しっかりと狙い、少しでも離れた瞬間を狙って撃っただろう。
ただ、その射撃はいささか狙いが甘かったかもしれない]
>>49
そう簡単には近寄らせないわよ。
[こちらもレーザーブレードで応戦も考えていたが換装する余裕はないし、こっちで攻撃したほうが効率がいい。
攻撃は躱されるが接近されてレーザーブレードの一撃を喰らうよりはマシだ]
一旦引いたほうが身のためじゃないかしら?
[ショットガンの攻撃を左右にブーストして躱しつつ再びパルスマシンガンを連射する。
ハンガーにはショットガンもあり右手の換装も考えていたがさすがにそれをする余裕がないだろう]
被弾から敵ACの武器を解析開始。
[強襲であった事、一撃の重さから見て長距離射撃であろう。
だけど確信を持つためにオペレーターへの解析を指示する。]
『被弾解析完了。
敵機WEAPONはスナイパーライフルと想定』
了解、グライドブースト起動。
まずは相手との距離をつめる。
[弾丸が飛んできた方向へと機体を奔らせる]
>>51>>52
ハン……狙いが甘ぇ。
[予想通り、ある程度距離を近づけての攪乱は上手くいっている。問題は、あのマシンガンのせいで近づくのが難しいことだ。攻めるか、退くか一瞬考えて]
“とにかく、不利な状況になったら一度撤退すること。いいわね?”
[パルスマシンガンをギリギリ、あるいは微妙に当たりながらも一旦アリア、オリガの機体から距離を取っていく。数の上ではこちらが3機、向こうも3機なのだがあちらはあちらで手こずっているのか援護が来る様子はなかった。ならば――]
ちっ……覚えておけ、俺が受けた倍の苦痛をお前らに喰らわせてやるよ。
[自分の雇い主の言葉を思い出し、今の状態のロランにして珍しく苦笑する。余計なお世話だ]
これがその予約の証だ……受け取れぇ!
[肩からゆらゆらと飛ぶミサイルがオリガとアリアの機体に二発ずつ飛んでいく。途中で撃ち落とされるか躱されるか知らないが、爆発の隙を見て遠ざかろうとするだろう]
>>50
[AC以外の兵器との戦闘を何度か行ったその間隙に。
スキャンモードにした機体が、敵の接近を感知する。]
[漆黒に塗られた機体が、グラインドブーストで一気に接近。
牽制程度にCEロケットが放たれる。当てることが狙いではない。
敵に回避軌道を取らせ、そこから接近する隙を造るのが狙い]
[そう。"敵"に。]
[何が敵か、猟犬に決定する権利は無い]
>>55
…釣れた
[即座にスキャンモードを終了し、HBで飛びつつ機体の向きを反転させる。バックステップをとるような機動を描いて、接近してきた機体をモニターに写し]
『…えっ』
[瞬間、絶句した。…生きていたことはいい。機体が残っていたことはいい。…だが、なぜ…]
『………それが、貴女が私に与えるものですか』
[戦いを忘れ、問いかける。…聞いてくれるかどうかは、分からないが。そのときは右腕の”コレ”で聞くしかない]
>>53>>54
[降りてもう一度射撃した所で、今度は別方向から敵が接近するのが分かった。
壁を蹴りながらつっこんでくる相手に、すこしだけたじろぎながら、構えをやめた]
『まずはミサイルかしらね』
[飛んでくるミサイルは、ぶつかる直前でハイブーストを使って回避。
着地しながら、遠ざかってゆくロランの機体に驚いただろう。
引くようなダメージではない。となれば、死角から最接近して暗殺を考えているのだろうか]
『どちらにしろ、今の場所は危険ね』
[迫る相手を見て、とりあえず一旦距離を取ろうとするだろう。
誰かがレイスの相手をしてくれるなら良し。しないならば、だんだんと距離を詰められるだろうか]
>>56
[――ー?]
[猟犬の記憶にノイズ。]
[だがしかし、デザインされた思考回路はノイズを否定。]
―――"マステマ"。交戦を開始する。
[その言葉と共に、ビル壁を蹴って三次元的に加速。
近付いて上をとれたなら、そこからショットガンを撃つ気だが、さてそもそも近づかせてくれるだろうか?]
>>35 >>37
[リコンに新たな敵機の反応、そしてガトリングが装甲を掠めた
ジャンプからの後方へのHBで、緊急回避を行う]
新手!補足する暇がないな、くそ。
[その一瞬の隙をついて、エンカウンターは既に迎撃態勢を整えている]
[着地の瞬間にGBを起動し、高速度路沿いに後退にかかる]
≪システム 戦闘モード≫
[KURENAI mdl.2での接近戦は一端諦め、Au-B-A17に切り替える]
[真正面から撃ち合うとこちらのEN残量では不利だ]
折角のチャンスを、命取りにならなきゃ良いが。
≪システム スキャンモード≫
[高速度路を弾除けにしつつ、距離を取ろうとするだろう]
>>58
『…っっ!』
[ハイブーストで一度距離を離す。もちろん直線的な移動ではなく、ジグザグに、無軌道に移動しつつ再接近できる隙をうかがう。…パイクを打つこちらとしては接近はありがたい。のはもちろんなのだが、相手にチャンスがあることも理解しているからこその付かず離れずの距離である]
『…問答無用、ですよね、我々には』
[すこしだけ、少しだけ悲しげに呟いて]
『…貴女に、平穏を』
[と、コレまでのエンを描くような軌道から、一気に詰め寄った。何もしなければ、ヘッド辺りにパイクが刺さることになるが…?]
>>59
(どうやら出て来る気はないらしいな。
それならそれでいい。こちらもENを回収するだけだ。)
[相手が出て来ない事を把握し、両腕で撃ち続けていたライフルのトリガーを離す。直後にMURASAKI mdl.1に装備を切り替え―]
<<システム スキャンモード>>
[こいつを撃つ為のENを確保し始める。何、高速道路の下を通ろうがこっちはお見通しだ。相手が距離を離すのまできっちり確認出来る。その為の浮遊型のリコンだ。それに聞こえてくる通信に耳を傾ける暇も欲しかった。だから俺はビルの壁を蹴り上がりながら高さを確保しつつ、相手の動きを逐一確認するだけに留める。距離が離れるのは問題ない。高さを取ればビルの合間を飛んでいけばいいだけの事。それで相手の弾は回避できる。]
(さて頭上を取った後は…相手の攻撃次第、か。
相手を睨むだけで今は十分だろう。増援も十分整った。とにかく1対1の状態を崩さない事が大事だな)
>>60
[敵の情報と装備を鑑みるに、互いに近接戦闘型か。どこか、記憶の中により詳細なデータがあるが。それが何故かはわからない]
―――ふむ。
[敵の回避行動に、こちらもつかず離れずの距離を維持しながら隙を窺う。…それ以上をせずに、CEロケットで隙を窺うつもりだったが]
『………平穏?』
[その言葉に、眉をしかめる。]
[猟犬は感情のノイズを感知。自己メンテナンス用神経伝達物質を放出。クリアな思考に戻る]
[詰め寄る敵機の近寄る刹那。ハイブーストで一瞬のサイドステップ。こちらの間合いに敵がいるうちに、ショットガンを放つ。
衝撃でバランスを殺し、次につなげるために]
>>61
[相手は追っては来ない様だ]
[武装の火力の関係上、攻められると押し負けてしまうのだが]
[向こうも余裕が無かったのだろうか]
≪エネルギー 残り30%≫
態勢を立て直すかないな。
[何時までも高速道路には居られない]
[手短な高架傍のビルにHBで隠れ、一端ENを確保する]
[敵ACは追従型リコンの探索を範囲を外れてしまった]
敵増援の情報は?
『友軍機と交戦中、ACシルエラと断定します
一度、共闘機会があったACですね』
[ENが回復次第、蹴りでビルを登りだす]
>>62
『がぁ…っ!?』
[ショットガンを打たれた衝撃で、機体がきしむ。パイルがそれ、近くの建造物に刺さって倒壊させた。…私が知られている、やはり…?]
『ですが、蜂の毒針は一本ではありません』
[言いながら、横薙ぎにMOONLIGHTを抜き放つ。最大出力ではないが、それでも触れれば装甲を削る、ではすまない一撃が彼女の接近を振り払う]
>>63
[相手は俺と同じ様にビルを蹴り上げ高度を上げようとする。だが先に上っていた俺の方が上を取っているのは当然の流れだ。]
本当はもっとあんたとやりあう予定だったが、少し状況が変わってな。
…一度引かせてもらうぞ。最も―
―ちゃんと土産は用意してあるぞ。
<<システム 戦闘モード>>
[コックピットの中で口走った後、4つのボタンを押しこむ。その瞬間まずは肩のミサイルを放つ。ずっとスキャンをし、かつ相手の動きは確実に把握していたのだからロックオンをするのは可能だった。そして続けて時間差でMURASAKI mdl.1のフルチャージショットを片方ずつ撃ち込む。同時に撃つ必要はない。弾幕を張り、相手の体勢を崩すのが目的なのだから。]
>>64
―――ッぐ。
[装甲を横薙ぎに裂かれる。軽量二脚の装甲に、そんな物を耐える力などあるはずがない。APが一気に削れる。だがしかし、このまま耐性を崩した相手ならこちらの間合い。
軽量二脚の機動力でそのまま背後を取ろうとする。
取れても、敵の旋回性能がそれを阻んでも。]
BAM!!!
[敵が衝撃から回復する前に、パルスガンが発射される]
『―――』
[回線から洩れる、戦闘中とは思い難いほど整った息]
>>66
ぐぁ…!!!
[衝撃が、私をおそう。一瞬見失ったツケが、振り返った私に放たれる]
《AP減少。機体ダメージが増大しています》
…っ!
何が、教える…!?
私より、人形みたいに…!
[珍しく、いや、おそらくはじめて、怒りのような声を出す。…その静かな吐息が、なぜか気になった]
『……お返し』
[少し苛立ちが含まれた声で、格納していたライフルを取り出し、近距離で連射する。…もし彼女が距離をとるなら、撤退も視野に入れながら]
[>>57 グライドブーストが功を奏したのだろう。
敵機との差は確実に詰まっていった。
また、乱戦までは行かないが多対多だった。
それゆえに今のところ邪魔はいらなかった。]
グライドブースト、off。
[ブーストいったん切り消耗を温存する。
そして、腕部のライフルを構えて引き続き索敵しながら接近を続ける。]
>>68
[味方の援護は望めないみたいだ]
(…今からは撤退の時間…!)
[パージしようとして、やめる。
もう少しがんばれるだろう。
ブーストをoffにしたのを良いことに、この時間を使って一気に距離を離す事に決めた。
スキャンモードに切り替え、リコンを上空に射出しながら飛んでゆく。
目指す先はタワーだ。
もうある程度の陣地は築けているはず。そこまで逃げ切れば…!]
>>67
[黒く塗り替えられ、ヴェニデのマークが刻まれた機体。
それが、彼女の変質を如実に表していた、かもしれない]
[だがしかしいずれにせよ、猟犬はそれを自覚しない]
[AP警告がけたたましくアラートを鳴らす]
[時間感覚がゆっくりと滞留を始める]
[ライフルが連射される。速射性に特化した改造か?]
[水の中で動くように、ゆっくりと避ける。だがしかし、全てを避けることは不可能。時間の鈍りによってドップラー効果を起こしているアラートが一層激しくなる]
[不意に時間感覚が元に戻る。わざと衝撃方向にブースト。
吹き飛ばされるように威力を軽減しながら、距離を取る]
『―――――――。』
[一瞬見つめる。感情の揺らぎ。吐息が、かすかに変わった]
[敵機に迸る噴射光。
相手は逆にブーストを炊いていた。]
ちっ、またしても後手に回ったか。
あの様子、相手も必死だな。
ならばこそ。
[再びブーストを全開にする。
それでもロスは免れないだろう。
リコンがあれば尚更である。
素早く処理を行いつつ後を追ったが、
間に合うかどうかは自身の手には既になかった]
>>70
…ッ
[思わず、息を飲んだ。人の反応速度とは思えない回避運動。反動を利用したブーストドライブ。黒く塗り固められたその機体は、異質だった。人形である私よりも。そう、それは、まるで…]
………合流
[…時間は稼げたか?通信を聞く限り制圧は進んでいるはず。ならば、いま、命を賭けるにははやい、か…?]
[そんな思考を頭の片隅で行いながら、心には、とある言葉が浮かんでいた]
『…漆黒の、悪魔……』
[今の彼女を、指して言う。グライドブーストを吹かせるため、撤退のしぐさを取りながら]
『……ドミ、ナント…?』
[速射に特化改造をしたライフルを再び撃った。牽制として、撤退をより確実なものとするために]
>>65
共闘、あの軽量二脚か。
レーザーブレードにさえ注意していれば…!
[BDで上昇中、リコンに敵影反応]
[恐らく先程のAC、ビル越しの正面にはいない]
[中量二脚の機動力から考えて背面と側面から回るのは無理がある]
[下にいるなら何も、問題ない―なら]
上かあ!
[BDでビルを蹴り、そこから距離を離す]
[案の定、敵ACはこちらをロック済みの様だ]
[チャージ済みのTEライフルの銃口が、鮮明に見えた]
『敵ACはステルスミサイル、CIWSは使えません!』
分かってる!
[HBで微妙に左右にぶれながら後退、ステルスミサイルを引き付ける、背後には高層ビル]
[ビルに背から激突し、ミサイルがギリギリまで来れば
BDで蹴り上がり、避ける]
[蹴り上がった事で高度が取れ、何とかロックオンサイトに捉えた]
[旋回する様なHBの軌道で一射目のMURASAKI mdl.1は辛うじて躱す]
[躱すと言うよりは直感の我武者羅に近い]
[チリチリと、TEが掠める感触があった]
[二射目は完全に直撃し、TEの爆発が機体を揺らした]
[チャージしたTEライフルを軽減出来る程の装甲はない]
ちぃ、喰らった、だがぁ!
[両手ともTEライフルという事は、相手は一撃離脱する気でいるのだろう]
≪システム 戦闘モード≫
[幸い、機体の硬直はない]
[爆風の残滓を纏いながらも、敵機へとHBで突っ込む]
[右腕だけをKURENAI mdl.2に切り替えつつ
左腕のAu-B-A17を撃ち、肉薄を狙う]
>>71
『しつこい…っ!!!』
[不味い、追いつかれる。
それは嫌だと、肩部のミサイルを放った。Su-J-R24A、ロックしなくても撃てる優秀なミサイルだ。
弾単価が若干高いのだが…相手が単独なら、ロックしなくてもいい都合上それなり以上にいい性能を見せてくれる]
(当たれば…いや、牽制になってくれれば…!)
[淡い希望を持ちながらも、いざとなればパージできるようにしておく
]
>>72
[感情ノイズの排除はミリセコンド単位で終わる。
味方側不利を継げるオペレーターの声]
[ライフル弾を回避しながら、撤退を行う]
[―――猟犬に、意思は無い―――]
>>73,>>74,>>75
[HUDに表示される"HIT"の文字。三段重ねの攻撃を回避するのは超人でなければ不可能。それをきちりと証明した。だがこの装備には衝撃は薄い。ミサイルを回避された時点で当然なのだが。]
土産はこれで終わりだ。
もっと欲しければ追って来るがいい。
<<システム スキャンモード>>
[そのまま相手のショットガンの弾の一部を受ける。とはいえショットガンは纏めて受けなければ大した被害にはならん。衝撃も接近されなければなんとでもなる。軽く揺れる程度だ。その衝撃すらも利用して一度ビルの屋上に着地してからGBを起動し、急速離脱する。そのついでに相手の機体に向かって通信を開いて―]
『追ってくるなら追って来い。
だが、このまま単独で追って来て塔の防衛隊に単身乗り込む勇気があるのならな。』
[と、挑発する言葉だけ投げておいた。もっとも、聞いているかどうかはわからんが。
まあ、どうであれ俺は"塔"の方へと向かうだけだ―]
この程度っ!!
[飛来するミサイルをアサルトライフルで打ち落とす。
同時にもう一方のライフルで敵ACを狙撃する。]
少し遠いが、当ててみせる!!
[相手の目論見等わかっていなかったが、
少しだけ距離が離れたの事実。
若干の分の悪さを感じながらも射撃を行った。]
>>77
…撤退…?
[戦況が不利だからか、それとも他の要因か。漆黒の機体は退くようだ。だが…]
……今の私には、今の貴女は…
[まるで鏡を見ているような、といいかけてやめる。それは、あの私を誘った彼女に対する侮辱だ]
『…また合いましょう』
[それだけの言い残し、私は塔へと転進した]
>>79
―――ッ!
[ガンッという音が響いた。
相手の放った弾丸が直撃して、機体を貫いた音だった。…でも、まだ負けちゃいない。脚は動いてる!]
『見逃して…!』
[もう一度ミサイルを撃ちながら、今度は左腕のライフルも発射し始めた。もうちょっと、もうちょっと逃げたい…!]
>>78
≪エネルギー 残り30%≫
≪システム スキャンモード≫
[暢気にビルに着地する敵機に追撃したいものの、こちらのENが限界であった]
[スキャンモードを維持せずにHBを何回も使用すれば、当然の結果なのだが]
[仕方なく、此方もHBで後退し、ビルの影へと身を隠す]
[その最中、入った通信には返答を送らない]
何のつもりだ、敵に通信何ざ。
『挑発されていますね、どうします?』
どうもこうも、任務の目標はタワーの制圧。
遅かれ早かれ、乗り込む事になる。
[リコンから、敵機の反応が消えるのを確認し]
[ブースターで、緩やかに高度を下げていった]
『命乞いとは、驚愕だな。
その様な誇りなき行動。
何がそこまでさせる?』
[見逃すつもりなどまったくなかったが、
その必死さに思わず攻撃の手を止めた。]
>>83
『誇り?』
[相手の言葉に反応する。
勿論、そうしながらも下がるのはやめない]
『そんなものは、お金にならないからよ』
『誇りを保った所で、ACの修理費が安くなったり、パージした武器の弾薬費が免除されたりするわけじゃないもの』
[簡単な理由だった。きっとそれは、どこまでもミグラントらしい言葉]
『なるほど、ミグラントだ。
ならば塔から手を引き投降しろ!!
そうすれば少なくとも此処でACを失うことはないだろう?』
[降伏勧告を行う。
自身初段の命中やブーストの酷使で余裕はない。
しかし、そんなそぶりは見せずに敵機に注げた]
>>85
『…!!!』
[「投降」その言葉に、一瞬心が揺らいだ。
もともとオリガはヴェニデの人間だ。ならば、ここでもう一度――]
(……)
[いや、やめよう。
ヴェニデはEGFに比べて厳しい組織。戻ったら何をされるか分からない。それに、今の私はこちらでなんとか生きている。
のであれば]
『悪いわね…!』
[切り替えて、キッチリカッチリ寝返るべきだろう。
そんな決心をして、返答を。それからそっとミサイルを発射しただろう]
『……、ふむ』
[敵機パイロットには葛藤があるようだった。
それが分かっただけでも収穫ではある。
しかし、今はそんなことを考えている場合ではない。
手に持った二兆のライフルでミサイルを迎撃する。]
『迷いがあるようだな、
あれだ、考え直したらいつでもいってくれ。
無駄な闘いは主義じゃない。』
[勧誘の言葉を告げつつも両肩の分裂ミサイルを起動させ、
追い討ちのように発射した。
そして、期待の脚を止めた。
これ以上の深追いは危険と判断したのだった]
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