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どこか気が抜けているか?
[すでに試合場で佇んでいたサイフラから発せられる気迫に、わずかながらに鋭さが足りない気がする。
それはほんのごく僅かな差異だ。
達人中の達人が、気付くか気付かないかのほんのわずかな差だ。
それこそよほど実力が伯仲していなければ、決定的なものにはならないような差ではあるが]
まあこの程度、問題にはなるまい。
準備しろ!
[リーマンは部下に指示すると、鍛冶師用の席に鍛冶道具を展開させた。
手際良く効率良く動く部下たちを眺め、リーマンにも気合いが乗ってくる]
[鍛冶道具の展開が終わると、持ち込みの許されている三本目の竜器にリーマンはハンマーを打ちおろした。
すると、サイフラへと渡された双剣に、より強い魔力が付与された。
いや、もともと聖没(せいぼつ)、無至(むにいたる)、竜滅(りゅうめっする)は三本で一対の剣である。
剣と剣同士、互いにリンクしている。
一本に魔力を込めれば、他の二本も共鳴し、魔力が高まるのだ]
俺がここでこの剣に、魔力を込める限り、魔力の枯渇は起こり得ない。
[燃費の悪いあの双剣を運用する上での策だ]
中々分かっているな。
[剣に一通り魔力を込めたあと、>>13ハンマーズのマークを掲げるそのサイフラの姿を眺めて、にやりと笑う。
第一目標であるリーマン・ハンマーズの宣伝は、すでに達せられたような気がする]
あとは勝ち進むだけだ。
[と、そこで思い出す]
そう言えば、対戦相手はどこの誰だ?
[>>19その時、対戦相手の名乗りを聞き、リーマンは呆けた顔をするのだった]
ちょ、なにやってるんですか!?
危険ですよ!
[慌ててグレダに大声かけるが、その声は歓声でかき消される。
是非観に来てくれと言う理由から、招待状を渡したつもりだったが、まさか出場選手としてここに現れて、しかも対戦相手となるとは]
試合の中止を……、いや、そんなことをしては我が社が逃げたと受け取られる。それはまずい。ならばどうする?
[どうにか思考を巡らせようとするが、>>34サイフラのとんでもない発言にリーマンは硬直する]
い、いやー、はっはっは!
うちの戦士は面白い奴でしょう!?
皆さん応援してやってください!!
[リーマンはすぐに硬直を解き、慌ててその場を取り繕う。
周囲の観客からは笑い声が漏れるが、冷や汗ものだ。
と言うかおそらくごまかし切れていない手合いも居るだろう。
サイフラには晩飯抜きを言い渡すことに決めた]
[そうこうしているうちに、試合開始する]
ああもうなんなんだか。
「大丈夫?」
[相棒竜のミコがリーマンを気遣うように声をかけてくる。
リーマンは何とか顔を上げて、頭を切り替える]
まあ今は見守ろう。
しかし思わぬところから強敵が出てきてしまったものだ。
[さすがにブランクもあるだろうから、サイフラが勝つとは思うが、しかしそのブランクの程度しだいで、もしかしたらサイフラが本気にならなければならないかもしれない。
そうなった場合は……]
くれぐれも怪我はしないでくれよ、姉さん。
[リーマンはぽつりと呟くのだった]
………。
[観客席から、声援やら野次やらに混じって大音声の声援>>43が届く。慌てたような声が聞こえる>>54。
耳には入っているが、反応を返すことはない。
戦いがすでに始まっている以上、目をそらすわけにも、動作に隙を作るわけにも行かないからだ。
返答は、戦いの姿でもって返そう]
なんだい、そっちから来ないのかい?
婆さん扱いするくらいなら、年寄りに気ぃ使ってアンタが動くのが筋ってもんじゃないのかね?
[軽口を叩きながら、問いかける。が、しかしまぁ、相手が動かないならもう一手。
行儀悪く足で靴を脱ぎ捨て、水かきのついた足を出す]
……んん?
[霧霞越しにその姿を見やれば、腰にさした双刀が光を発しているのが見て取れる。
が、なにやら違和感を感じる。
それは、どこか別の場所から力でも流れ込んでいるかのような―――>>52]
なんだいなんだい、ひとりじゃ戦えないひよっこかい?
ま、いいさ。
だったらお言葉に甘えてこっちから。
行かせてもらうよ
[告げて、くるくるとまわしていたデッキブラシ、ロサを、ひときわ大きくぐるりと回す。
時間をかけて準備したおかげで、大した消耗もなく、周囲には豊富な水分が漂っている。
それを、ロサの魔力によって収束。
巨大な水の塊を作り出し、腰に下げた金属栓、パラの魔力でもって、空中にひとつの水球を作り出す。
最後に、背に負った盥、アズゥを両手に持ち替え、水球を受け止めるようにそのうちに収め―――]
[ぱぁんっ!!]
[水面を布で叩くような軽い音を立て、アサドに向けて、水球が打ち出された。
アズゥに収めた水塊を、『異物』とみなしてその裡から弾く。その力を利用して射出したのだ]
さて、どうするね?
[問いかけてはいるが、返答を期待してのものではない。
そのまま手をこまねいているつもりもないのだ。
水球を目晦ましに。
とはいえ相手はカタナ使い。水球もろとも斬り伏せられてはたまらないのだから多少の距離を保ち、相手、アサドへと駆け、加速する。
再び持ち替えたロサに魔力を込め、集めた水気を尾のように引きながら**]
― 観戦席 ―
かぴばら……?>>41
なんだかおいしそう……。
[言ってから気づいた。
それはタピオカだ。ええと]
最大のげっ歯類……だっけ……。
[感想をうっかり訂正し忘れたまま、
わたしは記憶を呼び出す]
泳ぎが得意で……、
ああ、それで「煙る水かき」なのね……。
[とすると、水中戦になったりもするのだろうか。
わたしは滝壺を見つめた]
[>>43観戦席の大声に気づいて、耳ぱたりとする。
見れば、やはりあのいろんな意味で大きなタッグだ]
あれくらい大きな声なら、
女将さんにも届きそうね……。
[それはちょっと、羨ましい]
あ……。
[視線を巡らせたおかげで、鍛冶師用の席でハンマーを振るう人>>51に気づいた。
この会場内であえて武器を叩く人がいるとすれば、
それはわたしか、]
対戦相手の鍛冶師……。
[グレダと相対する男が、どうやら金での解決を始めに持ちかけたらしいということを、周囲の観客のざわめきから知れば]
随分開き直ったゲスなやつだなあ!
[と、素直な感想を漏らした。]
あ、そこのにーちゃん、俺その扇貝の串焼き食いたい。
あと、これと、これと……
[歩き売りを呼び止めて、串焼きを数本と果物を買い求めた。]
んお、グレダさんは水遣いかあ!
へええええ〜。
[串焼きでほっぺを膨らませながら、彼女の操る竜器に目を凝らす。*]
ギャランよお。
あれ、デッキブラシに見えるんだけどよ。
[剣に魔力を通した瞬間に自分ではない別の魔力が流れ込むのを感じる。
吐き気にも似たその違和感と助力を受けたその屈辱に思わず故郷の言葉で怒声を上げる]
هل لديك لخداع لي !!
[一瞬の後、改めて竜の国の言葉で怒鳴りつける。]
余計だぞ!リーマン!!
[だがその声は戦いにおいて余計。つまりは隙となる。
迫る水弾に反応が遅れながら無造作に左手を外に払って水球を切り裂く。
───シュッ
水平にに切り裂かれた球は真っ二つとなりアサドの左後方でようやく破裂した]
(くそッ!なんたる悪手!)
[心中で己の無様に悪態をつく。
明らかな陽動、そもそも技知らぬ相手の初手に剣を交えるなど愚策もいいところ。
本来ならば後に先じて相手の裏をかくべきところがその余裕はなく。
またリーマンへの怒りに動きが単調となり、振り払った左手を戻し防御に専念するしかなかった。
幸いにも今手にしているのはいつもの2m近い長刀ではなく刃渡り60cm程度の剣、構えを戻す動作は十分に間に合う]
(ちっ。事前に言っておけばよかったか)
[リーマンは竜器への魔力供給を止める]
(いや、事前に言っていたとして、サイフラには却ってマイナスに働いたか)
[サイフラは魔力を己の根幹の部分で感じるタイプなのだろう。リーマンのように効率的に上辺だけを使用するタイプとはそもそもからして違ったのだ。
サイフラの武器である気勢を削いでしまった。
リーマンはその己の失策を恥じる]
『余計だぞ!リーマン!!』
[自らの放った水球の向こうから、耳慣れぬ言葉に続いてそんな声が聞こえる。
どうやらどこかで行き違いがあったらしい。
とはいえすでに攻撃を放ち、駆け出したあと。
立ち止まるには遅すぎた。
斬り払われた水球が、向かって右側に流され、破裂するのを確認しながら、パラに魔力を通す。
破裂した水球を構成する水が、足元の水面に落ちることなく宙に留まった]
ふっ!
[そのまま、ロサを振るう。と同時に魔力を込める。
右手奥側。アサドからすれば左後方の宙に浮かんだ先刻の水が、ロサの魔力に『集められて』流れを作り、アサドの体勢を崩して引き寄せようと力を加える。
ロサを振るった一撃をそれに合わせ、右前面と左背面からの挟撃を形作った。
けれど―――]
―――アンタ…
[アサドの動きは、なんというか“粗く”見える。
水球を払った斬撃にしても、たった今振るった剣を引き戻して構えなおす動作にしてもそうだ。
技術の未熟ゆえに雑なのではなく、激情によって粗くなっている。
そう見て取れた]
…やめた。
[ロサの一撃を、有効打を狙ったものから剣を弾く軽いものに切り替える。
同時に後方へと大きく跳躍する。
アサドが剣を引き戻そうとする動作には、かなり余裕がないように見受けられた。
ロサに纏わせた水気をぶつけ、目を晦ませると同時に勢いを殺げば、ひとまずの追撃はかわせるだろう]
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