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─ 回想・数か月前 ─
この時、リーマンは剣の師匠が言っていた自分に足りない物の一つを理解した気がした。
リーマンは男に即座に答えた。
――ああ、たらふく食わせてやるぞ。
― 現在・竜王祭り ―
しかし賑やかだな。
ミコ、くれぐれもアイツのように迷子になるなよ。探すのがえらく手間だ。
[リーマンはミコを連れて、祭りの喧騒の中を歩く]
**
エルフの戦士 エステル がきたらしいよ(10人目……だったかなあ?)。
― 王都・入り口 ―
護衛料、確かに受け取った。
では、また後でのう。
[荷を積んだロバと共に門の中へ入っていく夫婦を、手を振って見送った。
振り返った夫婦からの『戦士さん、試合頑張ってね』の言葉には大きく頷いて]
うむ……しかし、まずは鍛冶師を探さねばな。
武器はあっても、壊された時が困りものよ。
[言いながら、ここまでの護衛に使用した長弓を布筒へ仕舞う。
その表面には魔力の伝導を高めるための緻密な装飾が施されている]
さて、都の中はどうなっておるのかのう。
[一度大きく伸びをすると、自身もまた城壁の内側へと向かった]
― 王都・大通り ―
……随分と様変わりしたものだ。
[周囲を見渡し、目を細めて呟く]
しかし、祭りの日の活気は、いつになっても、変わらぬものよのう。
[ふっと唇の端から笑みを漏らす。
と、そこに響く怒号と地響き>>10]
なんだ?
まさか、あれが噂に聞く*08柴犬*追い祭りであるのか?
[どこかの国の荒々しい祭りを連想しつつ、巨体の行く先を眺めた]
─ 現在・竜王祭り ─
ほれはなぁなぁうぁいぁ
[祭りの中、串焼き頬張るアサド姿が喧噪のなかにあった。
辺境に生まれ辺境で育ったアサドにとってこれほど人で溢れかえった街は見たこともい。]
都会ってところは人が多すぎる。
だけど……飯は上手いし皆が楽し気だ。
[どこか陰鬱な空気が漂う一族の集落とは何もかもが違った。]
[祭りの喧噪も人ごみも何もかもが珍しいアサドにとって見るもの全てが輝かしく感じられた。
だがそんな中人ごみを切り裂くように何かがこちらに向かってくる]
牛か?ちがうな…あれは…かろうじて人間だ。
[見れば何やら線の細い男を赤髪の大男が物凄い剣幕で追いかけている。
一瞬これも祭りの一興か何かと思ったが、逃げる男がアサドの横を通り過ぎるその時に、確かにその声が耳に届いた──殺される、と。]
ふーん、どこにも悪党ってのはいるもんだな。
[口一杯にした肉をゴクリと飲み込むと串を地面へと投げ捨て赤髪の男を見据える。
串が地面へと突き刺さると同時に腰を落として右肩をやや前に出して構えを取る。
悪党はこらしめなければならないし、何よりこのままではあの大男は真っ直ぐ自分にぶつかってしまう。
アサドは男の突進を止めるつもりだった]
───来い、牛男。
[しばらく騒ぎを眺めていた所、巨体の行く手に一人の男が立ち塞がった>>32]
む……あやつ、まさか受け止めるつもりか?
[男も見た所かなり鍛えられた肉体の持ち主であるようだが、それでも相手は暴走する大男だ。
さてどうなるものかと勝負の成り行きを見守る]
さすがにあの中へ飛び込む勇気はないからのう。
[見れば自分と同じように騒ぎから離れる姿>>33もちらほらとあり、それが懸命だろうと頷いた]
街の野鍛冶 ソレックス がきたらしいよ(11人目……だったかなあ?)。
―王都・街中/鍛冶屋『ブルースチール』―
やっぱりダメ、ですか。
いえ、それなら仕方、ないですけど……
……あ、それではありがとうございました。
[ かろん、と内から外に開く扉と背中を見送ればはふぅ、表通りの賑やかさとはまるで正反対のような温度のため息を一つ。
これで何人目だろうか、ちょっと数えただけで一層アンニュイになってしまいそうだ。 ]
そりゃおじいと比べればうちなんてまだまだだけどもさぁ。
誰か一人でも――あだっ!
[ 頭上に鎮座する相棒竜から顔面ド真ん中に尻尾が炸裂する、『他力本願でボヤくな』と言う事らしい。 ]
[ 元々この店『ブルースチール』はドワーフの鍛冶師であるおじいの店で、うちはその孫で弟子なのでした。
おじいは腕も良くて、結構な遠方からも竜器の面倒を見て貰っていたお客様も居たりして評判も良かったのですが――
つい2ヶ月前にそのおじいが鬼籍となってしまい、うちがほぼそっくり店を引き継ぐ事にしたまでは良かったのだけれど、平たく言えば今まで尋ねて来た戦士10割が『おじいのお客』なのでした。 ]
[ 要するに――。
うち自身の竜器に信用と実績が、未だ殆ど無いのです。
普段作る日常使いの鍋包丁や鎌、鋤鍬かなづち等等に関してはご近所様や農家、等の皆様に一定の評価を頂いておりますが、生き死にが直接強く関って来る竜器は話は当然別になるようで。
今まで全ておじいが手掛けて居た為、うち自身は幾つか一寸した刃物を試しに影打しただけで実戦実用された事は無く――。
そのおじいを尋ねて来た方々にそれでは代替わりでうちに……とアタックを掛けるも10割の失敗続きで、その信頼と言う物の大切さを図らずとも噛み締めているのでした。
だから、だから――。 ]
このお祭りに。
このお祭りで、挑戦できればなぁ。
[ これから信用と実績を築いて行く為に少しの切欠、足掛かりになるのでは無いかと思っていたのだけれど。
何より何より『実績の無い竜器を使ってくれる人』を探すのがそもそも結構な難題なのでありました。 ]
― 大通り ―
[騒ぎの行方はどうなったか。
様子を眺めつつも、思考は別の方向へ向いていた]
……まずは名を知っている鍛冶屋を訪ねてみるのも手かのう。
大半は代が替わってしまっておるだろうが。
[街の有様の変化を思えば、店が元の場所に元の名前で残っているだけでも御の字というものだ。
それに、代を替えても店が存続しているということは、それなりの信頼をおける証にもなる]
何より、なんの伝手もない相手に突然話を持ち掛けるより、幾分話の通りがよかろうよ。
[うむ、と一人合点しつつ、今後の方針を決めるのだった]
―大通り―
――――むっ!!
[犯人まで後少し?良く分からなくとも狭くなる二人の距離。
さあ出会ってしまえ、そして財布<ゆいいつむにのそんざい>を
大人しく返すが良、と。
男の顔に、若干黒い笑みが浮かぶ。
屋台での食事を妨げられたのだ、仕方あるまい。
しかし、だ。壁は幾重にも立ちはだかるものなのだ。>>32]
あれはもしや仲間か!!
フフン、サイラスの前に立つなど愚かだな!
ちょっとカッコつけて
「ここはおれにまかせてさきにゆけ!」
をやろうとしているのだろうが、そうはいかんぞ!?
サイラス、思うままに突き進めえええええ!!!
[相変わらず弾かれ飛んで来る通行人を受け止めて、
脇の方へと下ろすを繰り返している為に若干の遅れが出ている。
助けは必要なかろうが、相棒の傍についていなくてはならないと
歩幅は更に大きくなっていく。]
[騒ぎの方に意識を戻すと、巨体の男を追い掛けるように、もう一人の男>>39が大股に歩いていた。
どうやら進む合間に飛ばされた通行人を受け止めているらしい]
あれなら怪我人は出ないであろうな。
しかし……あやつ、巨体の相方か?
負けず劣らず暑苦しいやつよのう。
[そんな感想を漏らしつつ、今まさにぶつからんとする男たちに]
怪我のない程度に、思いっ切りやるのだぞー。
[見物客に混じって野次を飛ばし、細い手を上に伸ばしてひらひらさせた]
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