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なぁに、おねえちゃん。
[エルナの声はすぐに耳に届いて。
弱視とは言え、勝手を知る家の中。
大して苦労もせずに、エルナが居る厨房へとひょいと顔を出した。]
お仕事、一息付いたんだね。
ん、良い匂い。
[厨房でお湯を沸かしていた熱気と、紅茶の甘い匂いに、両手を広げながら息を吸って胸を膨らませる仕草。]
うん。するする。
[ほわん、とエルナに微笑んで頷く。]
−シモン宅−
[シモンの言葉を聞いて、今度は安心しきっている。]
…大丈夫…だよ。あの独特の怖さを知ってる人がいる、って思えるだけでも違うし。
[…安心した顔を少しだけ曇らせて。]
…けど、やっぱり何かが違うよね…今年の桜。正しく『狂い咲き』…
あの時もそうだったんだ…その村の、桜。
―少し前・自宅の庭―
…そうか、少しでも安心して貰えたなら、
打ち明けてよかったよ。
[羊飼いが安堵したような様子に、
ふっと空色を和らげるも、すぐにその表情の曇るのに眉を寄せる]
……そう、だな。
本来の意味とは違うが、狂ったように、咲いているよな…
カタリナの村でも、そうだったのか?
……何も、起こらなければいいけど、な。
[ぽつり、案じるような響きの声で、呟く]
[声をかけるとさほど時間も経たないうちにアルウェンが厨房へと顔を出す>>239ほんわかとした笑顔で頷く彼女に微笑みを返し、トレイに紅茶とクッキーを乗せて庭へと促す]
ふふ、それじゃ行きましょうか。あ。そこ、麻袋があるからね。そっちには段差。足元にはしっかり気をつけて。転ばないようにね。
[いくらアルウェンの視界が悪いと言っても住み慣れた家の中だ。
そこまで心配する必要はないと分かってはいるが、昔からの癖で何となくこうして口を出してしまう。それはエルナの性分的なものでもあるのだけれど]
うーん、今日も桜が満開ねー。
[庭に出るとトレイをテーブルに置き、気持ち良さそうに伸びをした]
[シモンとおなじ匂いがする――。先程の思いがけない言葉の意味を訊ねようとして言い淀んでしまったジムゾン。リーザは質問に答えようとはせずジムゾンもそれ以上は追及しようとはしなかった。
いや、出来なかったというのが正しいか。
村の子供達と変わらぬ態度でリーザとは接している。だが、どうもリーザとは距離を感じていた。
リーザが人見知りな子供のせいなのか、それとも。
リーザが表情を表情を和らげた際に他の子供達にする様に頭を撫でようとしたが、
リーザが少しでも戸惑うようならば伸ばした手を静かに降ろした。*]
― 回想・ある桜の木の近くで ―
[差し出された左腕>>166。シモンの声のガイドに導かれ、右手がシモンの左腕に触れた。
一応、杖も持って来てはいるのだけれど、お言葉に甘えて、右手を左腕に絡ませるように確り握らせて貰う。]
シモンおにいちゃん、ありがとう。
ひと嵐、来るかもしれないね。
[シモンの左腕。そこから視るのは、服を通して尚暖かい体温と皮膚の下で脈打つ命の鼓動。触れた先から確かな音と感覚として伝わってくる。]
[シモンの手に、あるいは顔に触らせてもらったのは何時だっただろう。弱視であることを伝えて、顔が見えないことをはにかみながら詫びたろうか?顔を触らせて貰った時があるならば、指先を触れさせて、徐々に顔の輪郭を辿り目鼻立ちを教えて貰ったろうけれど。
恐らく、包帯にも触れてしまっただろう。]
― 回想・宿について ―
こんばんは、ヨアヒムおにいちゃん。
ん、良い匂い。
お腹が空いて、お腹の虫もくぅくぅ鳴っちゃってるよ。
[夜の宿、けれど中は光が溢れて。
眩しくて、目を開けているのは辛い。
ぱたぱたとした足音、ヨアヒムの気遣い>>169までは見れなくて分からないけれども、他の皆はヨアヒムの優しさに気付いていたろうか。
幼なじみのカタリナや、姉であるエルナがいる事が分かれば、にこにこと言葉を交わして、少し座った机近くの灯りを暗めにして貰うか、眩しいけれどもそのまま食事をとれなくもないので食事をとるかしただろう。]
エルナおねえちゃんは、今からお店に戻るの?
だったら、私も一緒に帰ってもいーい?
[一騒動はあったかもしれないが、食事をとり終わり、店に帰るというエルナと共に、帰ろうとしたかもしれない。
だから、残念ながらカタリナのサンドイッチ>>194は食べれなかったかも。]
―宿屋・調理場―
レジーナただいまー。
今日はヤコブがお客さんで来て……あれ? いない?
[手帳を取り出し、ページをめくる]
あ、そうか。留守だっけ。食事――作り置きの分、今日までくらいはあるかなあ。天気がこれだから、無理して帰ってこない方がいいよね。帰ってくるの、いつになるかな。
[まずは鍋を温めようか。調理場をざっと見渡し、隅の一角に隔離された小さな鍋を見つける。蓋を開けてみると、なんだか得体のしれない色と、得体のしれない臭い]
……正体把握……そして僕の夕食把握。多分一晩くらい寝かせてあるよね、これ……
[確か、被害者が。そうだ、オットー。神父さんにもその関係で――昨日は図書館や調理場と行ったり来たりで会うタイミングを逃してしまったのだけれど、今日の帰り道、その姿を見かけたのだった]
―少し前、村の道で―
[畑へと向かう途中、道の向こうに、見知った人影が見えた。遠目にも、あの黒い衣装は分かりやすい。ジムゾンだ。穏やかで物腰の柔らかい、感じの良い人。
声をかける。もし気付いてくれたならば、その場で話ができただろうか。あるいは、今日も宿に来る予定があるのなら、これから会えることがあるかもしれない**]
−シモン宅−
…うん。その村の桜…あの時が1番キレイだったんじゃないかな…たぶん。
不思議な事にね、その村のことは覚えていないのに、あの時の桜の事は覚えているんだよね…
なんか…すごくキレイなんだけど、キレイすぎて不気味…みたいな。
そうだね…何も起こらないと…いいね…
はいはい。おねいちゃんは心配性だなあ。
[あははと心配性な姉のエルナを屈託なく明るく笑う。
日中なら目に入ってくる光は調整出来ずに眩しいけれども、目を閉じ、四感を伸び伸びと広げれば、エルナの言葉>>243から喚起されるのは瞼の裏に広がる満開の桜。]
うーん、春って感じ。
何だか眠くなってきちゃう。
[ふわんほわんとした呟きを落として。]
お疲れ様だよー。
もしかして、昨日シモンおにいちゃんから頼まれた服を作っていたの?
[あとで肩たたきしようか?というように、とんとんと両手を交互に緩く振り下ろし、肩たたきの動作をしてみて。]
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