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集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が7人、人狼が3人、占い師が1人、霊能者が1人、守護者が1人、囁き狂人が1人含まれているようだ。
ええ、いたわ?グレンから本を借りたの
…というか、よくわかったわね…さすがね!
[本当にびっくりした。いる人を当てることができないため余計に。]
ええ、また今度借りるわ
[ニコッと笑い、おいで?と。]
場所指定は特にありませんが、他軍とは諜報・潜入か何かの連絡手段を使って会話する形で…つまり、戦闘は明日からですがそれ以外なら何をしても問題ありません。
狼については他の人には極秘で連絡が取れている、ということで。
―帝国同盟本部・参謀長室―
失礼します。参謀、総司令官殿が至急会議室へとお呼びです。
どうやら現在交戦しているA地点から報告があるようで。
……えぇ、もしかすると策を変える必要があるかもしれません。
総司令官もお待ちですので、参りましょう。
[後ろで一つに纏めた真紅の髪が揺れる。
ここは帝国同盟本部、参謀長執務室。
白い髪に眉間の皺を濃く刻んだ軍服の男が重い腰を上げ移動しようと絨毯の上を歩く。
その男の少し後ろに、黒い軍服に同じ色の制帽をかぶり、優しそうな笑みを張り付けた若い男が続いた。]
ー帝国同盟 外交部ー
[青い空。鳥の鳴き声。
それに戦争の無粋な音が混じるようになったのはいつからだっただろうか。]
国々の間で痴話喧嘩を起こさせるなんて、女神はよほどいい女よねぇ。
[そう苦笑いしながら手元にある資料を読む、男一人。
そこには敵である国々とで交わされる予定の条項がつらつらと並べたてられている。
魔法の使用・女神像の行方の捜索──どうせ今度もお互い本分を譲らぬ国々の交渉破棄で終わりだろう。
やれやれと肩をすくめると、アルフはその書類を茶封筒にいれて机にしまい、鍵を閉めた]
[礼拝堂で聞くともなしに司祭の御言葉を聞く。まさか自分が聖職者なんて役職に着くとは……今だってちっとも女神様なんて信じてはいないのだが。聖職者というのは往々にして知識人が集いやすい。古くからの聖書の解読や思想の理解には、研究が不可欠だからだ。表立った出世に興味がなかったので、早々に昇格ルートから一線外れたことに悔いはない。祈りの時間が退屈にすぎることだけは、我慢ならなかったが。]
んー……何、会議?え、僕もなの?何それ聞いてないよ。
[司祭の抑揚のない声を縫って聞こえた伝令の声。身動ぎせずに問うた所、どうやら会議の招集のようだ。聖職者まで呼び出すってどういうことだ。まあ軍属である以上、上からの命令に背く訳にもいかない。溜息をついて、ポーズとして開いていた聖書を閉じる。続けて人目も憚らずに伸びをして、伝令に振り返った。]
じゃ、案内してくれる?飽き飽きしてたんだよね。あの親父の説教。
[小馬鹿にするように笑って、礼拝堂を後にする。後から伝令が慌てて飛び出してくるのが視界の端に見えた。あの親父の顔笑えたなー。もしかしたら道中、自分同様呼び出された人々と出会うかもしれない。]
ー帝国同盟・礼拝堂ー
きっと、安寧はきます。
[礼拝堂にいる者に告げる。帝国は勝利し、戦争を終わらせることができる。女神は再び、この地に安寧をもたらすと。]
ふぅ…連合さんたちも、すぐに降伏すればいいのに…
[そうすれば、再び仲良くできるのに…。と、誰もいないところで愚痴をこぼす。]
[外交部に伝達部から指令が及ぶ。]
「交戦地域・Aより緊急連絡。戦略変更の可能性あり。軍部関係者は直ちに会議室αへ」
あら、蜂の巣でも突っついたのかしら?
[A地点といえば、連合国と帝国同盟の激戦区域だっただろうか。
最近は少し戦況が落ち着いてきたと聞いていたが、まだまだ収まりなどつかぬらしい。
アルフは大仰に顔をしかめると、泥コーヒーを飲み干してから会議室へ向かった]
―連合国軍・訓練場―
ふっ・・・ふっ・・・
[ぶおん、ぶおんと風を切る音が訓練場の一室に響く。ここは、訓練兵達が集まり、訓練をする場所だ。明日から戦争開始。訓練兵は実戦には行かず、訓練所で訓練をしていればいいそうだ。]
やっと終わった・・・素振り追加100本はきついなあ。
しかし、はあ・・・ついに、はじまるんだよね。
[クロロは度重なる訓練の減点により、丁度今日から連合国軍本部の1週間雑用が決まっていた。同じく減点により追加された素振り100本が終わったら、即座に本部へと向かうようにとの命令であった。]
[五年前に忽然と姿を消した女神像。当時は随分と大騒ぎしたものだ。
連合国軍と帝国同盟が戦いを始めたのも丁度その頃。
原因は平和の象徴であったハルモニア女神像の在処。
互いに相手方が女神像を盗んだと主張し返還を求めるものの、
無い物は返せないと連合も帝国も拒否。
交渉は決裂し、国内の平和は乱れ次第に争うようになっていたのも、想像に難しくない。
僕が軍属になったのは四年前。
帝国は僕の頭脳と開花した魔法を欲しがり、見返りに孤児院への援助を条件に訓練兵となった。
孤児一人を引き取るのには良い待遇を受けたと思っている。
それに見合う働きをしたつもりだ。まさか参謀長の側近にまで上り詰めるとは思ってもみなかったが。]
―某国某所・町外れの拠点―
[ただの小屋のように仕立てた拠点の一つに、腰の曲がった老女がふらりと踏み入る。メインとなる南の国の拠点は、かつて過ごした孤児院の傍にある。様々な才能を持つ同士の複雑な魔法によって遠隔から情報交換が可能になっているため、少数精鋭でも何とか活動が成り立っていた。
老女がパチンと指を鳴らせば、たちまちその姿は印象に残りにくい青年に戻る。台所の燈台に埋め込まれた声と思念を飛ばす媒介となる宝石を乱暴に掴みながら、ふんと鼻を鳴らした]
俺の観測地帯の戦況は変わりなし。
ただ、これからきな臭くなる予感はあるな。
……今回も、どうせ協定周りの交渉は破棄だろうよ。
[バッカじゃねえの、と吐き捨てる声は冷ややかに。
調和の象徴を取り戻したいがために戦争が起きる。持ち上げて落とすのが目的だったなら、女神ってのは筋金入りの性悪だ]
―会議室―
[ぼんやりと過去に思考を飛ばしながら会議室の扉を開け、参謀長を中へと通す。
着席した上司の後ろへとそっと立ち室内を視線だけでぐるりと周れば、
まだ完全には集まっていなかった。
一つため息をつくと、小さな声で部下を呼び、耳打ちを一つ。]
……彼女に、すぐに動けるようにと伝えろ。
それと、会議に参加できるようなら来るようにとも。
[敬礼をすれば、素早くそして静かに去っていく後ろ姿を見つめながら、
忙しくなりそうだとほんの少しだけ、眉間に皺を*寄せた。*]
―帝国同盟・部隊長室―
はい、紅茶です。
[昔勉強した紅茶を隊長へと振る舞う。
『隊長補佐』聞こえはいいけれど、主に隊長周りの雑務や連絡をこなすのみ。そしていざというときの、あらゆる意味での『盾』でもあった。]
先ほど伝令の方がいらっしゃいまして、
これから軍会議があるようですね。
[淡々と業務をこなす日々。
これまで戦闘に参加して来なかったのは幸か不幸か。
隊長が席を立つと、付き従って会議室へと移動した。]
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