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[カナから妖魔本を受け取り出発の準備ができれば
山荘の前に船を呼び出す
あれだけ猛威を奮っていた吹雪もようやく止み、
まわりには積もった雪がきらきらと輝いている
入り口に置いてある雪だるまも随分小さくなった
まるで私達の旅立ちを見送るように佇んでいる
降り積もった雪が解けると春はもうすぐそこだ
雪は暖かいものに触れると消えてしまうくらい儚いものである
でも、カナはそんな雪ではない
カナを抱きしめたときに感じたあのときめきは間違いなく彼女はそこにいる事を証明することだろう
いつかカナの存在がはっきりしたものになると信じている
それまではずっとずっと傍にいよう、いや・・・その後も、か・・・]
───ED───
…そうだな、悪かった。
まだ始まったばっかなのに、これから始まる所なのに、そんな事考えてちゃダメだよな。
これからも、ずっとずっと愛してる。
…だから、これからは、ずっとずっと、一緒だ。
[不安がるように、求めるように、離れることを拒むように抱き締めてくる輝夜。
彼女に負けないくらいこちらも強く抱き締めて、耳元で優しく囁いた。
…故郷への未練がないと言うわけではない。両親だって心配するだろう。
しかし、彼女と出会って、離ればなれになって、また再会して…
自分には彼女がいないとダメなんだと、思い知らされた。
だから自分は、ここに残る事を決めた。
いい写真が撮れるまでのしばらくの間ではなく、
いつまでもずっと、彼女の隣にいようと決めたから。]
[輝夜の温もりを感じながら、ゆっくりと抱き合ったままで身体を前へと倒していく。
そして、離れていた分を取り戻すように、彼女と言う存在を感じようとするだろう。
窓の外では、既に止みかけている雪が名残を惜しむようにちらちらと舞っている。
まるで、それは二人の門出を祝福する紙吹雪のように見えた。
…そう、二人並んで歩く道は、まだ、始まったばかりーー]
[山荘外/黄昏時にて]
[先日まで荒れ狂っていた吹雪は嘘の様に掻き消え
空は黄昏の銅に染まっていた]
[空には届かない相棒"ギター"の音が、響く]
おーもわぬ〜 奇ー跡が〜
も〜すでに〜はーじまぁ〜ってる〜
誰もが皆 叶〜えらーれるぅ〜
[降り積もった雪を踏みしめる足跡
自分はいつまで歩めるのか]
長い事生きて分かった事がある。
俺は何れ死ぬのだと。
[怖くないと言えば嘘になる
だが、時間は待ってはくれない]
だから、歩き続ける事にした。
この命が消えるまで、この世界を肌で感じていたい。
[人生の斜陽"黄昏"]
[老人は終わりゆくこの景色を、その先の夜に怯えながらも
綺麗だと、思った]
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