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雪だるまさんは、雪だるまさんですよ。
私の使い魔じゃありません。
[何者かとの問いには答えに詰まります。
あまり深く考えたことはなかったんです。]
何者かは良くは知らないです。10日くらい前から玄関のところにいるんですけど。
タマに動いたりしてるみたいですし妖怪なんじゃないかなあくらいで。
・・・・・・・・・つまり、その雪だるまはアナベラル様が何かをしているというわけではないのですね?
[アナベラル様の雪だるまについての話に(>>101)、私は手を頬に当てて考え込みます。]
(・・・それならそれでおかしいですね・・・。
もし仮に、アナベラル様が言うとおりその雪だるまが妖怪だとしても・・・この異質な空気が立ち込める中食材を集められるとは到底考えられません・・・)
・・・えっと、追加で質問ですがアナベラル様は雪だるまが動いているのを見た事があるって事ですよね?先程"食材を捕ってきてくれた"と仰ってましたし。
[そうアナベラル様に追加の質問をします。
・・・・・・ただ、内心私の中では1つの結論がほぼ出来上がってはいました。]
>>100
そうそう。硬っ苦しいのは苦手だからさ。愛称で呼んで貰った方が親しみ沸くだろ?
猫、か・・・あながち間違ってないかもな。向こうでも気まぐれにあっちこっちふらふらしてたし、気楽なもんさ。
[猫みたいだと言われ、言い得て妙だな。なんて自分でも思ってしまい、人懐っこい笑みを浮かべる彼女に肩を竦めて見せた。
ここにいる理由を聞けばどちらでもないという返答が帰ってきて、]
ふーん・・・散歩途中にぶらりと立ち寄ったとか、そんな感じか?
[この山荘の近くに人里でもあるのだろうか。
ならば雪が収まったら行ってみようか。と考えていると、いきなり花札に誘われる。
ここから出られないなら出られないで、目いっぱい遊んでいくつもりなのだろうか。]
花札か。ああ、いいぜ。特にあてがあるわけじゃないしな。
あ、ついでに後で一枚、いいか?
[猫っぽいのは彼女の方なのではないか。
そう思いながら、多忙というほどでもないので彼女の誘いには了承の意を返す。]
――廊下――
[魔理沙と別れて、身回りをしながら歩く。]
うーん。いけないな、おれ。
[軽く頭を掻きながら呟く。何か、何か。えーと、大事な事を。
忘れているんじゃないか、という不安がひしひしとあるのだ。
今まで、忘れていたことに対する、そんな気持ちはなくて…]
うー・・・。
[気もそぞろになって歩いているから、傍を誰かが通っても気がつかないかもしれない]
>>91続き
………んあ?
[よく見るとドアの横に札が貼ってあった。]
──周囲の様子が妙ですので見て回ってきます。──
──御用の方は、また後ほどお越し下さい。──
──オーナーより──
[丁寧にそう書いてあった。ちなみにドアの鍵はかけ忘れているようでドアノブは回った。]
………これは、オーナーは違うな。
それに何の気配もしないのはさすがにおかしい。
[周囲から魔力の気配が一切しないのだった。異端書の類は存在を隠したり魔力を殺し、一般の本に擬態することはできる。ただ、それを人が利用しようとしているのなら、何かしらの気配は感じるはずなのである。
しかも鍵をかけ忘れている時点で、警戒しなすぎである。]
………オーナーは白、か。
[本を間違って所有しているとかはありえるがそう考え、私はオーナーの部屋をあとにした。さすがに本人に無許可で部屋を漁るには、知っている仲でならともかくとして、やめておいた。]
はい。私は何もしてませんね。
動いてるところ、ですか・・・?
[言われてはじめて気づいたように首を捻る。
記憶を掘り起こすように額に指を当て、目を閉じて暫し考え込んで。]
動いたところは見たことないです・・・ね。
時々、玄関からいなくなってたりするから動けるんだとばっかり。
食材はいつも玄関のところに置いておいてくれるので、雪だるまさんが捕ってきてくれてるんだと思ってました。
お肉が欲しいですって言えば次の日はお肉が置いてあったりするんで。
――山荘・玄関――
[朝食の片づけを済ませた後、早速異変解決へと動く事にする。
カナさん曰く、玄関の雪だるまは妖怪であり、この吹雪が始まった頃からいるという――ならば、何か知っていてもおかしくないだろう。
というわけで、寒い中外に出て、雪だるまがあるらしい場所を探してみるだろう]
成る程・・・アナベラル様は全く知らない。
そして、動いた所は見た事はなくて・・・でも時々玄関からいなくなって、食材を置いてくれる・・・。
[アナベラル様の答え(>>106)を聞いて、私はぽつりぽつりと言葉を噛み締める様に口にします。そして、自分の中で1つの結論をつけた所で―]
わかりました。有難う御座います。
ここの山荘がとても面白い場所だって事がよくわかりました。
[私は笑顔でそうアナベラル様に伝えました。
その頭の中では―]
(・・・雪だるま。私はまだ見ていませんが間違いなくただモノではなさそうですね。後で様子を見に行きましょう。玄関くらいならコートを羽織っておけば数分程度はどうにかなるでしょうし・・・)
[そう、思っておりました。]
─ 1日目:外・山荘敷地内 ─
[倉庫や物置など漁る場所はあったはずだが、ひとまず雪がどのようなものなのかと、屋外の物置などがあればそこでもついでに調べてみようと思っていた。]
………あ? 妖夢じゃないか。
[妖夢の姿(>>107)を見つけた。]
おーい、妖夢!どこ行くんだー!?
[吹雪いているため聞こえにくいだろうが声をかけた。]
何だかお役に立てなかったようですいません。
[恐縮したように小さくなってたりします。]
面白いですか? そんなに大したものはないと思うんですけど。
気に入って頂けたなら何よりですが・・・。
―――山荘:廊下
(・・・私の記憶・・・この山荘の異変・・・。
考えれば考える程、どつぼに嵌っていきそうですね・・・)
[私はアナベラル様と別れこれからの行動をどうするか少し悩んでおりました。そして一度気分転換する為に雑談室にでも行きましょうか、と考えた時に・・・]
・・・・・・あっ。
[ふと誰かとすれ違ったのに気づきました。そこで後ろを振り向くとそこには梓様の後ろ姿が確認出来ます。]
(・・・そういえば、梓様には"話を聞いて欲しい"と約束を交わしていましたね・・・)
[そう思った私は、その約束を果たそう・・・果たして頂きたいと思い、梓様に後ろから声をかけます。]
・・・梓様、宜しいでしょうか。
少々お時間を頂きたいのですが。
ええ、少なくとも・・・余計な事を考えないで済む時間を頂けた事には感謝致しますよ、アナベラル様。
[そう恐縮するアナベラル様に(>>110)、私はそう優しく言葉を伝えました。少なくとも、異変解決の真似事をしている間は・・・私の失った記憶の事を気にしなくて済みましたから。]
・・・では、色々わかった事ですし食料に関しても問題がない事も確認出来ましたのでそろそろお暇させて頂きます。また何かありましたら、その時は宜しくお願いします。
[最後に私はそうアナベラル様に丁寧にお辞儀をした後、倉庫を後にしました。]
(・・・さて、次は何をしましょうか・・・)
[>>111の雪だるまを見つけ、近づこうとしたところに>>109の声が聞こえたので振り返る]
魔理沙?私は、ちょっと雪だるまを調べようと思って。どうやら妖怪らしいから。
[事情を知らない側からすればちょっと頓珍漢な説明をする]
でもどうしたの、こんな寒いのに出てきて。一応普通の人間のあなたには辛いんじゃない?
[半人半霊である自分は人間よりは寒さに強いが、魔理沙はれっきとした人間のはずだ。倒れられても困るので聞いてみる]
>>112
…お。おう。十六夜さんか。
[気もそぞろだったので、ぼんやりとした答えになってしまう。
そう言えば、約束していたか]
今ですか?大丈夫です。
たしか、十六夜さんの部屋で話す、って話でしたよね。
案内、いいっすか?
[そう言って、笑う。
ちょうどかけた自分の記憶が気になっていたところだったし。
俺は、十六夜さんの話を聞く事を通じて、俺の記憶についても向き合えたらな、って思ったんだ]
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