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ー談話室ー
ん…
[倒れてからしばらく、ようやく意識が戻る。
目を開けば飛び込んでくる景色は、知らない天井、壁、床、部屋。]
ここは…?確か俺、遭難して、家の明かりを見つけて、それで…
[あれが夢幻ではないというのであれば、誰か…この山荘の住人辺りが自分を見つけて介抱してくれたのだろう。
辺りを見回してみる。
誰かいるだろうか。
居なければ…とりあえず、人を探しに部屋を出てみよう。]
[何故だろう、何処かで重いって言われた気がする。
辺りをキョロキョロと見回すと、小さな女性がこちらに近づいてきて、話しかけてきた。]
迷子、って言うのかな?
さっきまで雪道を歩いていたと思ったんだけど…。
――山荘入口――
あっれー???
おかしいな、ここ、こんな場所だっけ。
[ウェアのパーカーを持ち上げて、辺りを見渡して。山荘を見返して、改めて首をかしげる]
弱ったなあ。この辺、こんなんじゃなかった気がするんだよ。
これじゃあ、俺の忘れもの見つからないじゃん。
[一人しばらく、うんうんと悩んでいたようだけど。
結局、ほうと吐息をついて]
しゃあない。入りますか。
だれかいますかー?!
[玄関を開きながら声をかける。誰かいるだろうか?]
雪道・・・ですか?
[思わず辺りをきょろきょろ。すでに雪に埋もれて道など何処にも見えはしないのでした。]
目が良いんですね。
[ズレたことを言いつつニコリと微笑みます。]
特に用事がないんでしたら寄っていきませんか?
大したものはありませんけど、食事くらいは提供できます。
[山荘の方を示して誘ってみるの。]
…無事で良かったですね。
[意識を取り戻した男性(>>22)に、私はそう問いかけます。先程の少女が談話室にまた入って来たかと思えば、先程まで意識を失っていた男性を引きずって来ましたので私も手伝って彼を運んで、暫く様子を見ていたのです。]
失礼しました。私は十六夜咲夜と申します。私も貴方様と同じように、遭難した一人です。
宜しければ、貴方様の名前をお伺いしても宜しいでしょうか?
[そして私は先程の反省の意味も込めてまず自己紹介をします。自分の自己紹介の最後には丁寧にメイド服のスカートの裾を軽く摘んでお辞儀をしながら、です。]
[博麗大結界はもちろん永遠ではなく、いつか崩れ去る有限の無形の結界だ。つまり、ほころびが生じることなど永遠という時の中では茶飯事であり必然的なこと。そして、それは幻想郷に度々起こる異変ということだ。]
くんくん。異変の香がする…。
[冬の寒空の下、幻想郷と現実の境がところどころ破けているみたい。というよりも異様な妖力が満ちるのを遠い吹雪の吠声に感じて、深々と降り積る雪をみやり、ふるりと濡れ烏の長髪を靡かせて、少しだけ永琳のお薬も処方してもらって、私は長いこと永遠亭に落としていた重い腰を上げた。]
それじゃ永琳。行ってくる。
私が居なくても永遠亭は恙無く廻るしね。
里の流行り病、一杯人が来るだろうから、治してあげてて?
[心配そうに向かい合う永琳にそう告げると、どこで覚えたのかウインクなんかを放ってやって、旅立った。]
――山荘・裏口――
[十分後、妖夢は山荘の裏口へとやってきた。
回り込んで正面から入るべきなのかもしれないが、今はとにかく寒い。少々横着だが]
山荘に入ってからきちんと挨拶すれば大丈夫だろう。しかしすごい雪…
[幻想的、なんて景色にうつつを抜かす余裕もないほど雪はひどく、寒い。マントに積もった雪をぱっぱっと払い山荘の中へと入っていった]
ふう。まずは山荘の人を探しましょうか。
[内装には詳しくないので、大ざっぱに入口の方向を見極めて歩きはじめる。武人らしく、歩く動きにも隙のない動きだった。行方不明者が出る異変が起こっているという事もあって、警戒しているのだ]
はい。では、案内しますね。
[とは言っても山荘は目の前です。程なくして玄関につくと人影が>>24 ]
あら? 新しいお客様?
いらっしゃいませ。
何か御用でしょうか。
[知らない人がやってくるのを不思議に思っている様子は特になく当たり前のように話しかけます。]
>>26
[見渡したら、雪だるまがあった。困惑してる自分と、どこかコミカルな雪だるま。まるで笑われたように感じて。"笑い返す"]
おう。なんだ。随分おかしそうじゃないか。
[でもまあ。雪だるまがしゃべったり動いたりするのはゲームの中だけ。笑みを"返した"なんて、勝手に思っただけだ。
それに気付いて、苦笑いして]
って。ったく。俺ってばなあ。
[何かしようと思った。雪だるまに。だから両手に雪を握って]
ってい。
[両手に握った雪を、雪だるまの頭に載せる。
ちょうど、耳が生えたみたいになるだろう。]
作りかけの 雪だるま は肩書きと名前を 耳が生えた作りかけの 名称未定105 に変更しました。
耳が生えた作りかけの 名称未定105 は肩書きと名前を 耳が生えた作りかけの 雪だるま に変更しました。
[そういえば、籠はどこに落としたんだろう? そう思ってキョロキョロ周りを見たが、見当たらない。
仕方なく諦めて、目の前の少女に付いて行った。]
>>31
[雪だるまで遊んでいると、声をかけられた。
振りかえってパーカーを外し、答える]
んー。お客さまって言うか…ここ目当ての客じゃないんだけど。
ここの関係者さん?
[問いかける。そばにいる少女>>33をみるだに、そうでもなさそうだけど…]
[>>27部屋を見回せば、メイド服に身を包んだ少女が居た。
雪のようなその銀髪に、「雪女…?」と言いそうになったのを慌てて抑える。
自分を助けてくれた者に対してその物言いは失礼だろう。
十六夜咲夜と名乗った少女は、自分も遭難者だと語り優雅に一礼して見せる。その姿は実に様になっていた。]
イザヨイサクヤ…日本人、だよな?
[言外に、銀髪の日本人なんて珍しい。と言ったニュアンスを含めつつ。]
そうか、お互い災難だったな。だが、ここに山荘があったのは不幸中の幸いだった。
あんたが俺を助けてくれたのか?
…っと、紹介が遅れちまったな。
俺は富竹、フリーのカメラマンだ。
堅苦しいのは苦手だからよ、気軽にトミーって呼んでくれや。
[尋ねられれば自分も簡単に自己紹介をして、咲夜にカメラを向けて構えて見せる。
少しでも嫌がる様子があればカメラを下ろすが、拒まれなければそのままシャッターを切るだろう。]
[問いかけには笑顔で即答しました。]
はい。
此処に住んでるのは、わたしと雪だるまさんとご主人様だけです。
こんな天気ですし、宜しければ中へどうぞ?
寒さくらいは凌げると思います。
日本…人?
恐らくですが、私はその様なものではないと思います。恐らく貴方様の勘違いかと。
[私の名前を聞いた彼の言葉(>>35)に、私は少し怪訝そうな顔をして返答をします。日本というのは一体何を指し示すのでしょうか。わからないですね。]
富竹様ですね。畏まりました。
それと…富竹様を助けたのは私ではなくてこの山荘の…恐らく家主の娘様かと思います。恐らく、という部分はまだご本人からそのお話を伺っているわけではありませんので。私の想像です。私はこの部屋に入ってきた貴方様をその家主の娘様と一緒に運んで、少し看病をしただけに過ぎません。
[自己紹介を終え、富竹様の質問に私が答えている間に、富竹様は私にカメラを向けて写真を撮ろうとしていました。特に止める理由もありませんので、そのまま放置してましたが。ただポーズとか笑顔を見せる等のサービスもする気はありませんでしたけど。]
>>36
あ。ここ、ロッジじゃないのか。
まいいや、じゃ、お邪魔させてもらうかな。
[そう言って中に歩き出しながら]
じゃあちょうどいいや。ちょっと聞きたいんだけど。
ここ、去年はこんなんじゃなかったよね。
ちょっと、"忘れ物"を探しに来たんだけど。
建てたころに、なんか変わったことなかった?
[そう言って、少しだけ鋭い目線を向ける]
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