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お醤油ですね。
準備しますので談話室の方でお待ちください。
[そこまで言って首を傾げて。]
・・・場所、わかります?
>>214
魔理沙が借りた物を返したっていう話は、聞いた事がないもの。
[魔理沙のポリシーまでは知らないので、単純に窃盗の常習犯だと思っている]
……確かにそうかもしれない。早とちりしたかな。
[本が洞窟にあるというのはイメージが湧かないが、そこは魔理沙が言うならあり得るんだろう。素直に自分の考えの浅さを反省した]
…
……
………
…………ご存知、ないのですか?
[何故か敬語に戻って意外そうな顔で魔理沙を見る。てっきり魔理沙もこの異変を知ってやって来たものと思っていたが]
……この山の吹雪、ちょっと異常だと思いませんか?最近ここでは、多くの人や物が行方不明になるそうです。ただの自然現象とは思えないほどに。紫様は関与していないそうですし、何らかの異変が起こっているとみて間違いないかと。
[そう異変について説明した。自分が異変を解決しに来たことも一緒に伝える]
[部屋に入るとすぐに私はベッドの上に座りました。
・・・というよりは、そうしないといけない様な無言の圧力が輝夜様から発せられていた様な気がしたのもあります。
その後、輝夜様は着物の裾から麻袋を取り出し(>>215)、白湯と一緒に薬を手渡して頂きました。私は"有難う御座います"と感謝の言葉を述べつつその薬を飲みます。そして薬を飲んだ後輝夜様に問いかけます。]
何から何まで有難う御座います。正直・・・気が滅入っていたのかもしれません。記憶を失って自分ではそこまで気にしていなかったつもりなのですが、意外と堪えていたみたいです。
・・・輝夜様には白状致しますが、今の私は自分の名前と一般的な常識以外、殆ど覚えていません。だけど、先程輝夜様の口から出た"吸血鬼"という言葉が・・・やけに耳に残ってるのです。
輝夜様。教えて下さいませ。
・・・記憶を失う前の私は、何をしていたのでしょうか?
[やっぱり。]
では、談話室までご案内しますので。
ついてきて頂けますか?
[先導して談話室まで歩いていきます。
玄関から入ってすぐの部屋。食堂兼用で暖炉と大きなテーブル、ソファなどのあるかなり広い部屋です。]
此処になります。
では、準備をしてきますので少々お待ちください。
[すぐ隣の厨房へと入っていきました。]
―訪れた翌日、歌>>188が聴こえた:談話室―
[朝に談話室へと向かえば、歌唄いの声が聴こえた。金属弦の切ない響きが暖炉の火を揺らした気がする。詞の世界に沈み込み、深みのある声が外の吹雪の騒音を暫しの間忘れさせた。
全て歌い終われば、暖炉の眼の前で温まっていた私も、何だか歌を歌いたくなってきた。外界の歌をしーでぃぷれいやーなるものを月の技術で動かして、何処かの眼鏡店主の家屋からてゐがかっぱらってきた曲。]
よ〜るを〜ぬ〜けだす〜海沿いをは〜しって〜♪
[ちらりと今演奏を終えた人を見やりながら、歌い出す。]
ふ〜ゆのぉミールクはぁ〜純粋過ぎる〜か〜ら〜♪
くーるいそぅな程のぉ恋をぉ〜し〜た〜♪
[いい歌を聴かせてくれたお礼にと、拙い歌だったけれど。
歌い終われば、再び室内を静寂が包むだろうか。]
―厨房―
[厨房の中では包丁が飛び交い、材料を適度なサイズに刻んでおり大きな鍋がグツグツと煮えています。]
まず鰹節ですね〜。それとお酒。あと、みりん。
しし肉は硬いので薄目に切って…。
沸騰したらお肉と人参。生姜。
[暫く灰汁とり作業に専念したあとで白菜大根エノキを加えて
再度煮込み、水菜を散らしてできあがり。]
>>219
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・な、なんでけいごつかうの・・・?
[流石によほど引かれたことに気づいて涙目になった。
呆れた様子で異変について説明を受ける。
なんとなく情けないが、異変と聞いたら動かざるを得ない。]
確かにな、箒で飛んできたけど凍え死ぬとこだったぜ。
[まさか吹雪も放棄で飛んでくる馬鹿がいるとは思わない。]
<>>225続き>
多くの人や物が消えて、異常気象が起きている。
あの紫も関係してない・・・
[真剣に考える。妖夢には神霊廟異変の時でも見なかったような、真剣な表情に見えるだろう。]
関係ある可能性は高いだろうな。
ただ、本を見つけても慎重になれよ?
もし異変に関係があったら、本自体も防衛機能やら戦闘能力を持っていてもおかしくない。
見かけたらまずは距離を取って、救助を求めた方がいい。
[そう自分の考えを伝えた。]
[夜、談話室にて]
[老人が、静かに愛用のギターを奏でている
時間が時間の為、談話室から漏れる事は無い程度の音量]
[傍らには、湯割りのウイスキー]
黄がーれの風ーがぁ〜迷い〜込んだー
黒の吹雪ぃ〜抜ーけーたさーき〜
忘却の館〜迎えーるは
麗しの〜Poltergeist―…
―うーむ、Poltergeistは合わねぇな。
>>225
……特に深い意味はありません。ええ。
[涙目の魔理沙に若干目を逸らして言った]
この吹雪の中を箒で飛んでくるなんて、生命の放棄と同じようなものだって思わなかったの…?
[魔理沙の行動が突拍子もないのは知っているつもりだったが、まさか自殺願望でもあるのだろうかと一瞬本気で考えた]
あ、洒落の類じゃないからね。念の為。
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