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─ 焚き火の傍 ─
あ、ついたついた・・・。
何か映っていないかなあ?
[予備のバッテリーがあったようで
おかげで携帯電話は起動した
駆が操作するのを>>99多美と一緒に不安そうに見つめる]
[懐中電灯の光なのか>>101>>08ゆらゆらと揺れているのに気づく]
おーい。
[教会にいった者達が戻ってきたのか?
手を振ることだろう]
─教会→焚き火─
[ヒカルが説明する様子>>103を真子の隣で聞きながら、心の中でヒカルに感謝する。
翔太を隔離などと言い出したのは、あたしだ。
普通なら、いくら翔太がおかしくても、そんなことを言い出すあたしのがおかしいと思われても仕方がないのに。
それに同意してくれた皆に感謝した。]
社…。
[何故、社が思いついたのだろう。
あの時の、お地蔵様の顔>>3:43>>3:58を思い返すと、不意にそれは、頭の中に響いた。
危ないものは、社に閉じ込めなければならない。
危ないものは、人を襲う。
襲われた人も、社に行く。
きっとわかるよ、その花を見たら。
社に行く運命の者が、人を社に強制的に送る力がある危ないものなら、花はきっと黒く腐る。
そんな力がないならば、花は枯れてはしまうけど、きっとそれは、白いまま。]
─焚き火の側─
おーい。
[他にも人影が見え、安心した気分になっててを振る]
ゴメン。待ち合わせ時間過ぎちゃってたね。
申し訳ない。
[焚き火の周囲にいた面々に声をかける]
ぇ、あ、……あっ……
よ、かった あっちは、
戻ってこれたんだ……
[へろり、と肩の力が抜けた。
うう、やばいちょっと泣きそう。]
[駆は携帯の画面を傾けて見せる>>111]
・・・!
[映っていたのは東吾・・・そしてその背後にいる首筋に、くっきりと痕の付いた白い肌に長い、黒髪の女の映像>>2:379
そして結良の叫び声とともに青白い手が彼女を捕まえて
無限の闇の中に呑みこまれ・・・そして画面は消える
なんというおぞましい映像]
─焚き火─
あれ…?
美奈さんは?
見てもらおうと思って、箱、持ってきたけど。
[焚き火にたどり着けば、問いかける。
鞄から箱を取り出そうとした時、一緒に
ハンカチが落ちた。
ハンカチからは数本の花が散らばる。]
あっ…
[落ちた花は数本。
みずみずしい花に混じり、不自然に二本だけ、枯れている。
枯れた二本の花の色は、白いままだ。]
……。
[欠けた人数を密かに意識しながら、申し訳程度にぺこりとお辞儀をした。探るように、静かに静かに様子を見守りながら――]
[男の面前、さらさらと髪を溢しつつ首を傾け覗き込む。
小型のカメラに見えたそれは、画では無く映像も写すものだった様]
[粗く暗い中、どれだけ仔細に見えたものか定かでは無いが、その場の状況は伝わった事だろう]
[先から攣られる首の感触]
[木々の奥の繋がる先、彼がまた"何か"をしようとしているのか]
[戻って来たんだ、とほっとする東の様子にこちらもほっとする。
心配賭けてたんだ]
ごめんなさい、遅くなって……あれ。美奈さん、どこかに…?
[首を傾げつつ。ふと、静かに様子を見守る真子の方を見る。
大丈夫だろうか、と思いながら。
何故か無意識に、カバンに手を入れて水晶を触っていたのは偶然だったのか、必然だったのか]
……っ!!!!
[真子を見ながら水晶に触れた瞬間、どくん、と心臓が大きく跳ねた]
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