情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[東に腕を抱えられると、横に首をふる]
ウェイターさん、ありがとう。
だけど、ダメなの。知っているはずなのに、靄がかかって思い出せないよ。ずっと自分から忘れようとしていた事だから。
[寂しそうに苦笑する]
だけど1つだけ思い出せるんだ。この村が、呪われた村だって事。恨み、憎しみ、悲しみ、苦しみ、それを引きずる負の魂を封じ込めた村だって事をね。そんな空気にあてられたら、誰だって心の闇が表に出てきてちゃうじゃん。
ねえ、ウェイターさんはこれからどうしたらいいと思う?
[やや上目使いに聞き返す]
―教会―
[ペンライトで照らした先に見えた人影を目を凝らして見る。そこにいたのは]
――――っ、ま、こちゃん?
[細い光の先、幽鬼の様に佇んでいたのは、キャンプファイヤーからいつの間にか姿を消していた真子ちゃんだった。
なんでここに、という疑問が浮かんだのは一瞬で]
どうしたの、真子ちゃんっ…!
[赤く血に染まった姿に怪我でもしたのかと駆け寄ろうとして]
きゃっ!
[足元に空いていた穴にはまって転ぶ。忘れてた、この教会穴だらけだった]
[それでもなんとか「大丈夫か…?」と声をかけようとしたが、それより早く、淡雪が真子に駆け寄る]
!?
[今度は淡雪の悲鳴。よほど慌てていたのか、淡雪は転んでしまったらしい。変わり果てた真子の姿を見たばかりなので気が動転する]
おい! 大丈夫か!?
[真子ではなく、その声はとっさに淡雪に向けられていた。倒れた淡雪に向けて手を差し出す]
―教会の中―
あれ、入り口らへんに箱…なかったっけ?
[教会に入ってすぐに入り口付近を懐中電灯で照らすが、記憶にある場所にはなかった。
入り口付近の床を探そうと左右に懐中電灯を動かしていると、淡雪の声>>38が耳に入る。]
え…真子、ここに、いるの?!
[声の向けられた方に咄嗟に懐中電灯を向ける。
血塗れの真子の姿に息を飲む。]
真子!真子、どうしたの?なにがあったの?!
[淡雪が転んだことにも気を取られたが、ヒカルが淡雪へ手を伸ばしたのを見て、真子に駆け寄った。
どうして、この教会は、またしても…自分の大切な人の変わり果てた姿を見せるのだろうか。
真子まで、颯太のように消えてしまうのではないか、そんな不安に押しつぶされそうだ。]
いたた……
[顔を上げる。鼻が痛い。大丈夫かと声かける光の手元から顔を見上げる。
いつも変わらず向けられる光の優しい手が嬉しい]
ちょっと、穴がね、うん、大丈夫。
[えへへ、と笑いながらその手を取って立ち上がる。緊張してた気持ちが少し和んだ。
…が、露瓶の声にはっと我に返って]
そうだ、真子ちゃん……っなんでそんな怪我……
[――声。
声が聞こえる。鈍り遠のいていた器の感覚が戻ってくる]
っふ、ぁ……。
やだ…こわ、い……。
[怨み][無念][後悔][嘆き][恐怖]
[混乱した意識のまま感情をどこに向けるべきか、遣り場をなくした想いが身を焦がす。
この世ならざる有様でありながら、震える姿は以前の――露瓶と出会ったばかりの頃のように何もかもを怖がっていた]
[ここはどこで いまはいつなのか]
[転ぶ淡雪、動転しながらも淡雪に手を差し出す光。
水晶の娘を認識したためか、いくらか意識が取るべき行動を思い出させた]
(そうだ――祭りのために。シアワセを取り戻すために)
(もう戻らないなんて、そんなはず、ない。ない……)
ぁ、皆……。
ひ、ぅ、露瓶、ちゃ……!
[ほろり、と涙を零す。
ざわざわと周囲の空気は不穏に揺れていたが、その表情は取り乱した魂のために真に迫っていた]
あの時…み、三神君が見えなくなってっ……。
引っ張られて、痛くて、気づいたら、ここに――。
[教会は、忌まわしいモノの領域。ここでは赤い声が届かない。
外へ行かなければ。今にも生者に襲い掛かってしまいそうな心を懸命に抑えて、震えながらそう答えた]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新