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[駆け出すこどもはふたりきり、無知で哀れなこどもたち]
[消える女は忽然と、風に攫われ暗闇へ]
[泡食う女は呆然と、青い面を晒すのみ]
[叫ぶ男は周章し、叫ぶもその手は届くことなく]
[崩れる女は──女は]
先輩…先輩…
(分かっていた、最初から分かっていたんだ。こうなる事は。どれだけ逃げても、どれだけ私が否定しても、逃がしてはくれない。無力な私は逃げられない。もう、正面しか道は残されていない)
はははは…はははは
消えた消えた消えた!5人もいて、なんてざまよ!
子供も守れないし、教会に行った連中は一向に帰って来ない!どうすりゃいいのよ!
[笑いながら、悔し涙を流す]
何人いたって無駄だって事、これではっきりしたね。どう?いっその事全員1人で行動してみたら?
(だけど、どうする?打ち破る方法は覚えていない。山羊じゃないが、読まずに食べてしまったんだ)
あはははは……はははは……はは……は……
[せっかくの機会だからと、数か月ぶりにしてきたメイクはすっかり崩れてしまった]
大丈夫ですよ、先輩はきっと、今のところは無事でしょう。夜が、明けるまでは。
[やしろは神聖な場所、自分には性が合わないが]
― 教会の中 ―
……。
[暗闇の中、かすかな泣き声が途切れ途切れに止む。
泣き腫らした目許も、血の滲む首や腕も、赤く赤く染まり。
行き場のない思いにぐちゃぐちゃに乱されたまま、振り向いた顔は幽鬼のように青白く浮かび上がった]
高山君は、今、
絵崎君を、追って……――
[追って。おって。ひとりで、どこへ?
どこにいった?
僕は片手で顔を覆う。
指の間から見える景色がぐらぐら揺れるみたいだ。
何のせい?あの本のせい?
それとも。それとも。
ああ、おまじないなんてなかった。
掌を見る。九字、なんて、煙草のにおいはまだ かすかに]
――っ、ぁ
[吐きだした息は声にはならず
笑い声にかき消された]
[ 自分が怖がってる人が 居ると
落ち付かなければならないみたいな
きもちになる なんて――]
―ー糺森君!
[腕を掴んで、涙にぬれた顔を見ながら、僕は口を開く]
君 …… 何か知ってるのかい
[わからないわからないでも
糺森君は何か知っているような口ぶりだったし
どういうことなのかわからないけれど手がかりがあるのなら]
独りになったらだめだ
君も 久世君も
[情けない、声が震えてる、どうしたらいいのかなんてわからない、けど]
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