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[顎に手を当て、逡巡。]
このまま設定を変えずに起動すれば…いずれ、同じ現象が起こるかもしれない。
おそらく、双子としての設定を消去すれば、共鳴反応は起こらないだろう。
しかし……設定せずとも共鳴反応を起こす程の彼女達の繋がりを…私達の都合で解消させてしまって良いものだろうか?
[苦渋の表情が浮かぶ]
…本来は「双子」の絆の中に、私達が介入などするべきではないのだろうな。
しかし……このままにはしておけない。…どうすれば。
[開発者として。彼女達が自ら作り上げた絆を、壊すのは躊躇われた。]
………回路しか、ないか。
こちらである程度の共鳴レベルを持つ回路を埋め込み…一定値以上の共鳴反応は制限させる。
回路による共鳴反応は出来るだけ抑え、「彼女達の意志で」絆を深めて貰う。
ただ…回路が入ることにより、厳密には以前と全く同じ設定ではなくなり……今度は絆が生まれないかもしれない。
だが…これ以上の方法は、私には思い付かない。
[暫し悩み…結論を出す。最善かはわからない。が、他の方法よりはいくらか良いと思えた。]
[二人に、共鳴回路を埋め込む]
…上手く作動してくれればいいんだが。
結局、介入してしまう事になってしまったな。すまない…。
……願わくば、二人に再び絆が生まれてくれる事を。
[最後に…「以前の」二人のリボンと帽子を被せた。データなどはリセットしてあるが、どこか願掛けのような気分で。]
これで、完了だ。
[小さく、息を吐いた。]
[キュゥゥ…と、小さなモーター音。
ゆっくりと瞼を開き、何度か瞬いて。
虹彩をきらきらと七色変化させると、
深い藍色に落ち着いたようで。]
おは、よう、ございます。
[ゆっくりと口を開くと薄く微笑んだ。
何度目にもなるそれはかわらずの笑顔。
浮かべるその様自体に何度目にもなる事の自覚はなく。]
[完全にリセットされ、必要なデータのみで構成されたその挙動に2度目の様なちぐはぐさにも似たリアリティは無く。見ればそれは明らかなロボットしての立ち振る舞い。]
ネイト先生、起動して頂きありがとうございました。
わたくし、虹彩愛華09号。
本日より、皆様の為に誠心誠意尽くさせて頂きます。
[ぺこりとお辞儀をする。]
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