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[愛してると……同じように返されれば、瞳から液体が頬を伝って、それを隠すように、そっと触れるだけの口づけを贈る]
……この気持ちを、知れただけで。
俺は、この世に作られたことを感謝するよ。
愛してる。
[もう一度呟けば、少しだけ深い口づけを。
それは、仕事でしたものと比べれば、ほのかに甘く感じられた]
[口付けられ、再び愛してる、と言われ。
再び胸元に入っている回路の回転数が上がり、オーバーヒートを始める。
それは、まるで早まる鼓動のようだったが、その鼓動が何を表現しようとしているのかは、分からなかった。]
…苔桃。
泣いていますの…?
[深く口付けられれば目を閉じて。
開いた時に透明な液体が見えたならば、ペロリと舐めた。]
[涙を舐めとられれば、えむモードでしか出ないはずのそれが示すことを悟った。
愛するという意味を知った感情回路は、キャパをオーバーしていて]
――もう、モード変換も何もあったもんじゃないな。
たぶん、もう一度スリープモードに入ったら、解体されなくてもまともに動くことはできないと思う……。
[無理に笑ってみせて、けれど自分がオオカミ回路持ちでないことを示すためには、解体してもらう必要もあって]
……解体は、個室でした方がいいのかな。
それとも倉庫か施術室に移動すべきか?
[バッテリーの残量を考えて尋ねた]
解体…。
[本人の口から言われれば、やはりどうしても俯いてしまい。
それでも、ぐ、と目に力を入れて顔を仰ぎ見て。]
…あたくし、苔桃を運ぶだけの力があるかどうかわかりませんから…
…施術室へ、移動していただけると…
……助かりますわ…。
[想像しないように、小さく呟いた。]
[一度俯いたイチゴを見れば、申し訳なさそうに微笑んで。それでも気丈に振舞う彼女を見れば]
……分かった。
じゃあ、移動しようか?
[あえて軽い調子でそう云えば、施術室に向かうために己の手をイチゴをエスコートするために差し出した]
[こくりと小さく頷いて。
施術室の重い扉を開いた。
中央には解体用の大きな台があり、横には忌まわしい工具が沢山置いてあった。
少しだけ、眩暈がしたが足は踏みとどめる。]
[施術室の台の上に自分から座れば]
……バッテリー的にも、動けるのは後少し…か。
俺の我儘につき合わせてしまうから……、もし俺にして欲しいことがあれば、云えよ?
[出来ることは限られてしまうけれどと付け足して。
ききたいことがあればそれに応えるとかくらいしかできないがと。]
[苔桃の胸に耳をつけて、動いていると確信できるモーター音を聞いて、安心する。
暫くしたら、これもなくなるのだ、自分の手でなくすのだ…
そう思うと、また涙が落ちそうになったが。]
…あいしてる、わ。
[今はその温もりを心ゆくまで貪ろうと、腕に力を*加えた*]
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