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邪魔だ。
[銀を編んで新手を刺し貫く。
満ちるには足りないがこの程度の相手ならば十分。]
立ち塞がるならば、私の糧となってもらう。
[双眸に宿る鋭い光と共に、
地を蹴り空を*駆ける。*]
[倦怠と不快の表情が艶やかな微笑へと変わる様は、まるで白薔薇(そうび)の花弁が綻んで、大輪に咲き開いてゆくよう。
その匂い立つ艶かしさ。]
クァルトゥス。
貴方に話しておきたいことがある──
[天鵝絨の手触りの声が、*薔薇の唇からこぼれた。*]
あー……燃えてますね、僕の屋敷。困りますねぇ。あとで弁償してくださいねー。それから、そのカップも。苦労して手に入れたんですから。ね?
[パチリパチリと何かが燃える音が鼓膜を震わせ、それに呼応するかのようにジュアンも瞬く。瑠璃姫がキロリと瞬き、ジュアンに同意。
――ガチャリ。扉が開く音、クァルトゥスの声。]
あはは。それほど待ってませんよ。
[視界を失ったジュアンは、クァルトゥスの声に笑って応えた――…が。]
……って、クァルトゥスさんが待たせてたのは僕じゃなかったんですねぇ。勘違い失礼しました。
[ジュアンの間合いの二歩向こう、舐め取る唾の音が聞こえる。位置は高い――…ソファから動かぬザリチェではない。ならば――…]
――…ロネヴェさん。
もしかして、その《損得勘定》のお相手って…――クァルトゥスさんのことですか?
……あははっ。
ぶっ……………くくく
[抑えても抑えきれぬ息の塊がジュアンの口内で爆発し、唇から一気に漏れ出す。]
あははははははっ!
……楽しい。楽しすぎる。
理由全然わかんないけど楽しすぎる……!
あー………っはっは……
まいっかー……
[琵琶に添えていた右手を、ロネヴェに向けた。]
――…ロネヴェさん。
『雨はお好きですか?』
なぁんて。聞いても結果はおんなじですけれど。
『火曜日と土曜日は、雨が散々降りますので、ご注意くださいね?』
[キロリ][瑠璃姫が瞬くと――…無数の弦が雨となり、天井からロネヴェに向かって降り注いだ。]
アンタが滅さず再び這い上がって来るようなことがあれば、
そのときまでには贖っておいてあげる。
[肩の周り、纏うように火球を漂わせてクァルトゥスへ寄り添う。
露骨なザリチェの態度―――しかし如何に明らさまであっても美しく、それがいかにも皮肉だ―――は、ロネヴェの怒りに新たな油を注ぐことは無かった。
悠然と構えていたがジュアンの言葉に、眉根を寄せる。]
―――――何かまだ、思い違いをしているんじゃなくて?
[弾けた笑い声に、益々眉を寄せてジュアンを眺め回した。癪に障る笑い声だ。]
思い違い?
さー。どうでしょうね。
「男性に指舐められてキモチよさそう」っていうのも――…思い違いですか?
―――…自分が「醜くない」って、キモチイイ?
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