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>>78
えへ、ごめんなのです。
[拗ねたような口振りの夕立ちゃんは少し元気を取り戻してくれたみたいで。安心もしたけれど、彼女の悩みが解消されたわけではない。
いつ何時、その心が深海棲艦に乗っ取られてしまうか分からないけれども、それでも目の前にいる夕立という明るく元気なこの子は…大事な友達だ。]
うん、その意気なのです!
一緒に…がんばろ、夕立。
[なんて、声をかけながら暫くは夕立ちゃんの好きなようにこの体を預けて抱き締め続けているでしょう。]
>>82>>83>>86
く…っ
[鎮守府へと特攻をしかけていた此方の艦載機を、加賀の紫電改二が撃墜しにかかる。…やはり、一筋縄ではいかないか。
艦載機同士のぶつかり合いにおける連度はやはり加賀のほうが上だ。性能差で補ってはいるが、ひとつ、またひとつと此方の艦載機は撃墜されていく。
…時間稼ぎと弾薬削りくらいにはなるかもしれないが。
いくら加賀でも、艦載機に気を回しながら砲撃を続けるのは多少は負担になるだろう。
それから、ふと異変に気がつく]
龍驤!?
[味方である自分も想定外な一部の戦闘機の反転に一瞬戸惑うが、すぐに平静を取り戻して]
――無茶はしないでよ。
[少しだけ、口元が歪む。…笑っているのかもしれなかった]
>>91
なんて無茶な…!
[暁の防御方法に呆気に取られながら、思いっきり暁の蹴撃を腹部に受け、吹き飛ばされる。]
か…はっ…!
[思わずその場にうずくまりかけるが、腹部を抑えて何とか堪える。刀は強く握っていたが、暁の手に残されてしまった。]
…死んでる…?
その血が流れていても、死んでるなんて言えるの…?
[代わりの高角砲を構えて、その流れる血を指摘した。]
>>1:492
……汚れてるとかじゃありませんよ。表情です、表情。
[苦笑し、力ない加賀の髪を撫でる。]
気持ちはわかりますが、私たちに落胆している暇はありません。傷が治ったら、すぐに作戦行動に参加してもらうことになります。
切り替えなさい。
上官命令です、加賀。
>>1:493
霧島さんはその凛とした顔が一番にあっているわ。
[そう吹っ切れた様子の姿を見て、わたしも自然と顔は穏やかになる。]
わかりました。ではいい作戦を頼みます。
(……あれ?たぶん解けないって言っているけど、どう解くんだろう?)
[そう考える余裕も出てきたわたしはそう言いつつ。霧島さんの場所を後にした。]
――1〇〇〇、出撃――
……了解。
[霧島による作戦変更(>>53)が伝えられた。旗艦、空母艦の護衛ではなく、各自での迎撃戦。]
o(まったく、せっかくゆっくり頭を冷やせるかと思ってたのに。)
[ただ、これは好都合でもあった。前線に出れば、古鷹や青葉と会えるかもしれない。そして……あたしは……!]
絶対…取り戻してやる。
[あたしが率いるのは、自分と同じ重巡洋艦を中心とした部隊。
重巡のバランスの良さと多様性を重視し、様々な敵に対応できるように編成してある。]
重巡洋艦の良いところ、深海凄艦共にたくさん知らしめてやろう!
[気合いを入れて…古鷹がよく言っていた台詞を真似て。]
……加古、出撃!…みんな、ついてきて!!
>>86>>93
…反転…?
…無茶な真似を、しますね。
[単純に敵機を撃破する、という上では嬉しすぎる誤算だ。進撃中と撤退中、二度しかなかった撃墜の機会が一回増えたのだから。射角を大幅に調整する必要もない為、この機を逃す手は無かった。
――問題は、万が一接敵した場合のこちらの危険度が上がる事]
…尚更、通す訳にはいきません…!
[砲を構えて、龍驤の機体に狙いを定めて――]
…っ!
[――放つ寸前、目の前に紫電改二が現れた。まばたきする程の刹那の間に、トリガーを絞る手が躊躇いを覚える。
…だが……]
(…みんな優秀な子。…勢いは崩さない、避けて頂戴…!)
[構わず、その指を引き絞った。
今までのように、一定間隔で砲を放つ]
「たいみんぐはつかんでますです?」
「よけれなくもなきかな」
[その一定の間隔を、こちらの艦載機は覚えていたのだろう。弾が出るほんの一瞬の間で、大きく機体をロールさせ、射線から離れた。
その先ほどまで艦載機が居た場所を三式弾が飛び、対空砲火となり龍驤の機体を襲った]
…良い判断…!
[近くの空を飛ぶ艦載機が邪魔になる事はない。問題なく打ち続け、地上砲撃で敵機を落とそうとし続けるだろう]
>>95
…むぅ…
[この表情は癖みたいなものなのだ。簡単には治らない。
…髪を撫でられると、なんだかあの日の赤城の部屋での出来事を思い出す様だった]
(…何考えてるんでしょうね)
[少しだけ赤面。
それから真面目な声の赤城を見ると、きりっと表情を引き締めて]
赤木さんに言われちゃ、仕方ないですね。
わかりました。
戦闘までには元の気持ちに戻るつもりでしたから。
大丈夫ですよ。
[しっかりとした口調で答える。
もう、体の傷は完全に癒えたようだった]
>>88
うん…じゃあ、許してあげるのです。
[頬を濡らしながらにかっと笑い、伝える。離れて更に気付かされた心の内を、抑えるコトなく言葉へと変える。]
…大好きなのですよ。
世界で一番、誰よりも。
…おかえりなさい、なのです。
[私の手を取り浮き上がってきたお姉ちゃんにはそんな言葉を投げ掛けて。でも、それだけじゃ、見つめ会うだけじゃ伝えきれなかった。どうすれば伝えられるか、きっとまたまた幼い私には分からなくて…。だけど…]
…ちゅ。
[どんな言葉よりも、きっと伝わる、そんな気がして…私は唇をお姉ちゃんに捧げた。]
>>79>>80
[向こうの旗艦……霧島による、凄まじい練度の砲撃は、球磨の張りぼての様な艦隊にも容赦なくダメージを与えていた。このまま無理に進撃をしても、鎮守府にたどり着く前に全滅するのがオチだろう]
『はいはーい。今日はそろそろ下がるクマー。全軍撤退、および入渠をさっさと済ませるクマー』
[今は最終決戦の前半。今日はこちらが大威力である事を見せつけておけばいい――そうすれば、相手の注意はこちらいくらか向けやすくなるだろう。そう思い、ぼろぼろになりつつある戦艦や空母を撤退させていった]
『ばっはは〜いだクマー。多摩ちゃん、霧島ちゃん〜』
[聞こえているかわからないが、そう大きく声を出して下がっていく]
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