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>>243鳥
[呻くような鳴き声は上がっていた。同時に、はあはあと犬のように荒い呼吸もまた上がっていた。
主の手を握っていない方の手を、主の背に回す。腕全体で可能な限り、君の細身を強固に抱きしめる。
唾液が跳ねるような音を立てて、冷たい唇へ何度も接吻する。その唇を割って、中へ進入することも試みた。
冷たかった。]
[がんがんと不協和音が響くような頭の中だった。けれど、そんな世界で声が聞こえた。よく知った声だった。
ちゅぷんと音を立て、唇を離す。背に回した腕も離す。
上半身を持ち上げる。その傍に君がいることに、今気付いたらしかった。]
ヴァルチャー、
………い、い、いいだろ。ふ、ふふ、
笑えよ、お……俺だけが……お、置いて行かれちまった、よ。
[引き攣った顔だ。涙声だ。実際、ぼろぼろと泣いていた。
ひくひくと口端を歪めて、君を見上げる。酷く興奮していて、据わった目をしていた。真っ赤な顔だった。]
【市場の片隅】
──…っご、ごめんなさい。
[人通りの多い市場の道。普段はゆったりと歩いている道を、きょろきょろとしながら進んでいた。肩がぶつかってしまった相手に睨まれてしまったりしながらまた進んでいた。]
>>224 耳 >>237獣
[あなた達二人の耳に、近づいてくるやや駆け足の靴の音が聞こえたか。とはいっても、市場の片隅他の雑多な音にかき消されていたやもしれないが]
…──サラさん!
ここに、いらしたんですね…。よかった…。
[そちらに近づいていきながら、そういって、サラさんへの言葉を一度区切った。乱れた息を整えるために。
いつも室内にいるので体力は無いのだ。髪も少し乱れていた。けれども少し安心したような息を吐いていた]
こんにちは、ロマさん。随分と久しぶり、かしら。
どう?景気の方は?
[乱れた髪を直したり、胸に手をあてて、早くなった呼吸を整えながら。あなたへの挨拶をしながら、そんな言葉を]
【市場】
>>245獣
……考えてもみてよ、サラ。
無駄に愛想のいい占い師に、信憑性があるように見える?
[「今日のラッキーカラーは鉛◆です☆」なんて
やればいいのだろうかと、少しは考えてみたものの、
やはり笑いを誘う効果しかなかった。肩を震わせて笑いを堪える]
知らないわよ、連れ戻されて鍵なんてかけられても。
流石の私も、塀を乗り越えたって病室までは行けないんだから。
[いつか貴女に会いに行ったときの話だ。思い出し笑い。]
>>241鳥
ははは、言ったね?兄さん。
[兄さんの恥ずかしい昔話、風にのせてバラまくよ?と軽口を返して。こちらも実は街を騒がせた、通り魔が自分だったなんて言えないままだった。秘密は秘密。お互いに。罪は消えないけれど、リネアを幸せにすることで償っていこうと思った。]
そうだよ。
こんな兄貴を、今まで待ってくれていたお人だ。そんなよい女をこれ以上待たせるなんて、とんでもないことだよ。兄さん。
[により、と生意気な笑みを浮かべて。]
……俺も、兄さんとこの家で。この街で暮らせて。幸せだったよ。
ふふふっ、今度リネアを抱っこできるような。左腕を作ってもらうんだ。
ああ、うん。幸せだ。今とっても幸せだよ。
だろ?
なら、兄さんも。俺なんか〜って!めめっちい事言わないの!
俺らの絆の太さどんだけだと思ってるの。海だってこえちゃうよ?
[くっくっ、とこちらも肩を揺らして笑った。]>
>>247 鉄
[耳に入る、艶かしい唾液の音を聞いていたとき、視線はリコシェの顔に向けられていた。もし目が少しでも開いていたなら、そっと閉じようとしていた。
そんなアンに視線を向ければ、その場で、三人と同じ姿になるような気がした。]
置いていったんじゃない。
お前を、連れて行かなかったんだろ。アン。
ちゃんと、見送ってやろう。邪魔がはいらないように、って命令なんだろ。
[顔を上げたとわかれば、顔をそちらに向けて。涙に濡れた顔を、手でぬぐってやろうとしていた。いつか、彼の弟の顔についた泥をぬぐってやるときのように。]
【森の小屋】
>>246隠
[何度目かのノックの後、唐突に開いた扉に安心を込めて微笑んだ。
動く気配を感じたから驚きこそしなかったが、
もう一度戸を叩こうとしていた手が貴方に少し触れ、止まった。
塔からの情報は入っているのだろう。濁すような言葉の後、]
……なんだか色々、あったそうね。 あ、
[怪我。と、額に手を伸ばす。笑顔に心配の色が混ざった。
痛みに変わらないくらいの優しい感触で、瘡蓋に指が触れるか]
大丈夫?――人につけられた怪我じゃ、なさそうだけど。
>>244塵
[後悔はない。家族への罪悪感は、ないわけではない。嘘交じりの言い訳を、辛そうに呑んだ両親の顔だけは、きっと薄れることはない。けれど、選んだのだ。最愛の人が暮らせないのならば、この土地は離れるべき土地だ。それに迷いはない。だから、今だって、こんなにも暖かい。]
ね、約束。
たくさん思い出をつくって、たくさん幸せになろうね。
二人で。ずっと一緒に。
[繋いだ手の暖かさを感じながら、誓うように口にする。自分の、何の意味もないような聖痕は、きっとこの時に誓うためにあったのだろう。星の証に見守られて、だなんて、これ以上に素敵な事があるだろうか。貴方の唇が触れる。感じ入るように目を閉じる。]
私も。
[言葉は少なくてよかった。引き寄せられた手を追うように、貴方へとそっと身体を預ける。胸元に頬を近づけるようにして囁いた、小さな言の葉は、確かに貴方へと届くだろう。]
――ヘール。大好き。
>>253鳥
[顔をそちらに向けていたけれど、身体は主の上に跨ったままだった。離れたくないと言わんばかりに。収まりが利かない犬のように、不自然な呼吸を繰り返していた。
君をぎろりとした目で見返し、]
つ、つ、連れて、行かない………?
なぜだ……お、俺は、全てをお捧げしたんだぞ、
あ、あのお方の、従者であるために、
[君の言葉に、絶望的なつらで。かりかりかりと歯を噛み]
……かの人らの"やること"はもう終わった!!!
[──ヒステリックに叫び、伸ばされた手を、片手で叩き落とす。]
[そうして素早く、腰の剣を引き抜く。
目を見開ききったまま、刃を自らの首筋に当てた。]
追わなければ、
>>250 塵
いくらでも言ってやる。
お前は確かに弟だけど、リネアも俺の義理の妹ってことになる。泣かせたら、拳骨一発じゃあ承知してやらねえ。
悪かったな、こんな兄貴でよ。…あぁ、ここでもたもたしていられんのも、もうちょっとだ。
[きっと通り魔だと知っても、貴方を匿ったことだろう。けれどそれは仮定の話だ。
兄弟が居るから、耐えられる。話さなくとも、心は支えあえる。]
リネアなら、そのくらいやっちまうんだろうなぁ? いい嫁、もらいやがって。
ったく、恥ずかしげもなく、幸せだーなんて言いやがって…
俺たち、星で繋がってるんだぜ。海を越えるなんざ、当たり前だろ
[言いながら、同意するように、にまりとした笑みを浮かべていたのだ。]
おまえなぁ… 俺だって楽しみにしてんだからな。
生まれたらすぐだぞ。報告しろよ!
[来たりし者、は子供を残せるんだろうか、なんて首をかしげていたけれども。]
…わたす物?
[首をかしげて。]
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