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次の日の朝、星のかけら 石人形 が無残な姿で発見された。
盗まれた石人形。
誰の目にも明らかな、【音叉】の初手。
賢者は姿を現さない。
そして君たちに伝えられる、「苦渋の決断」。
定められたルール。
聖痕者は聖痕者に。投票により、音叉と思われる人物を地下牢へ隔離する。
音叉ではない者を捕えてしまうやもしれぬ。
されど、ただ手をこまねくよりはまし……。
誰が音叉で、誰が音叉ではないのか。
紛れ込んだ来たりし者は誰か。
疑心暗鬼という鬼に憑りつかれる、暗く静かな日々が始まる。
現在の生存者は、銀色鈴 リコシェ、鉄の犬牙 アンブローズ、光塵を見つめる リュミール、魔獣の女史 サラ、塵の尾 ヘール、見えない糸の リネア、その日暮らし フラニー、鳥を懐かしむ ヴァルチャー、隠り処の番人 ミリオ の 9 名。
●状況説明●
・投票によって、毎日1人を隔離することが発表されます。
・投票は全員で行います。
・投票箱は【魔術師の塔の会議室】に設置されています。
【自室】
[ベッドに転がって、耳を塞ぐ。大きすぎて塞げない。賢者殿の声ですら塞げないのに、聞いてしまった言葉をどうやって遮断すればいいのか、見当もつかない。
苦渋の決断、だなんて。その決断のアンカーを投げ渡しておいて、なんて話。]
[もう、朝だ。やるべきことはたくさんある。へこたれている場合じゃない。
顔を上げれば、紙飛行機が見えた。そうだ。今日は、約束したんだ。兄と、この紙飛行機の練習をする。]
負けちゃ、だめ。負け、たら。ダメ。
ぼく。は、頑張れる。
お兄ちゃん、の。弟。だ。
[楽しみにしていることを、強く思う。深く息を吸い込んで、吐き出した。
手に力を込めて、ベッドから立ち上がる。そうだ、まずは、日常に──**]
【魔術塔・廊下】
[早朝から呼び出しを受けて、石人形がなくなったことや、
これから始まる投票について聞かされただろうか。
それはつまり、音叉による行動が本当に起きたということで。そしてあの9人で疑いあえということ。仲が良い者も多いこの状況で、自分たちで地下牢へと仲間を送り込めということ。そして、次はきっと音叉によって石ではなく人が襲われるということ。]
……何でこんなやり方、
[白から青に変わった顔色のなか小さく呟いて、廊下の壁に手をついた。胸元を掴んでうつむく。]
>智朗さん
すみません、言い忘れていた気がします。
襲撃RPの有無について匿名メモお願いします。
そちらでまだ決めていなければ、明日でも構いませんが。
【一階・朝のテラス】
[塔にいくつも設けられた物のうち、それは端の端、あまり人の寄らない場所にあった。けれど人気は無いなりに、開けた景色が心地いい。
ただ、そこに座るその人は、随分と機嫌の悪そうな顔をしていた]
投票…ね。
…実験台とでもいう訳?ふざけた真似を…
[愚痴をこぼすように、肘をついて遠くを見る。]
【一階・朝のテラス】
>>2獣
[とん、とん。軽い足音が聞こえる。いつもあなたが聞いているような、どたばたとした慌ただしい足音ではなく。弱々しい音。]
……、ばーちゃん。
ごめんね――急に、あんな風に、呼び出して……
[かけてくる声も、普段より小さく。落ち着かないというように辺りを見回しながら、肘をついたあなたの傍へと寄っていった。]
>>4獣
[あなたの言葉に、少し歪んだ微笑みを浮かべる。そうだね、と。小さな声で呟いて。]
あの、ね、ばーちゃん。
……どうしよう。あたし、どうしたらいいかな。
[そこで言葉を切る。一瞬の沈黙の後、何かを振り切るかのような、大きな呼吸をひとつ、して。]
――ヘールが。
【音叉】だったの。
>>6獣
[重たく胸にのし掛かっていたものを、吐き出した。そんな風に溜息をついて。かぶりを振る。ぐしゃりと己の髪を掻き回す。]
しらなかったの。あたし、あたしの聖痕。
何の力もないと思ってた。あたしの本来の魔力と、聖痕の魔力が丁度、合わさって消えたんじゃないかって。みんな言うから。
なんで今だったのかわかんない。わかんないけど――
あたしの聖痕の力は、【星読み】だった。【音叉】の、波動が……わかるのよ。
[言って――あなたの顔を、見る。縋るような視線。]
【塔の裏】
──お゙、 ぅ え゙ぇ、 っ
[びち、 びちち、びち、
土の上で、汚物が跳ねる音がした。]
[青年は一人背を丸めて、殆ど内容物も無くて胃液ばかりの汁を垂れ流す。
咳き込んだが、喉に絡まったものは取れないので、呑みこんだ。
肩を上下させて、荒く熱い息を何度も吐き出す。]
[一睡もせず、青ざめた肌に、口から唾液がつつと漏れ出した。
組紐ある右手首でそれを拭いかけて、咄嗟に左手首で拭う。]
[この雑音が消えるまでは、眠れない。
休む余地など、ありはしない。]
[ああ、頭が、痛い。**]
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