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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
その日、“聖痕者”達は魔術師の塔へと集められた。
空気はかび臭く鼻腔をくすぐり、鈍く白い光が硝子越しに部屋へ射し込んでいる。
いつもと同じだ。
けれど、君たちが一堂に集められたことは、いつものことではなかった。
君たちを集めた賢者は口を開く。
「この中に2人、【音叉】がいる。
我々の調査精度は、発展途上だ。誰かは分からない。
その手が揮われないことを、強く望む。そして。この中には─…」
君たちは知っている。君は、自身の能力を把握しているということを。
そしてきっと、隣の誰かもまた、そうであることを。
どうやらこの中には、村人が3名、人狼が1名、占い師が1名、霊能者が1名、狩人が1名、C国狂人が1名、智狼が1名、血人が1名いるようだ。
[星降り事件の際に降ってきた石である彼ら。
彼らこそ、聖痕の能力を活性化させる……
そんな研究結果を、君たちは知っているだろう。]
[もし、【音叉】が動くのならば。
初めに狙われるのは。]
[彼らは厳重に保管されている……]
●状況説明●
・本参加者は全員魔術師塔の一室に集められ、
・聖痕の能力について(血⇒吸への変化の条件等も含めます)
・現在9人の中の能力者数の内訳
を、賢者から聞く事になります。
・本参加者は、それぞれ全員の顔と名前が一致します。
既知がない場合は、「ここで初めて相手の名前と顔が一致したが、
自己紹介を始める前に速やかに賢者が話し始めたため、
自己紹介の隙がなかった」とお考え下さい。
・現時点では塔からの「投票による逮捕」「拉致」等の情報は【ありません】。
「音叉がいるからお前ら気をつけろよ」という注意に過ぎません。(※)
投票して云々、音叉がマジ拉致するわ、みたいな話は2d冒頭で出る情報です。
※音叉側が匿名メモ等で開示設定を出したり、犯行予告をしたり、
音叉COしたりする事を禁止するものではありません。
●血人(聖痕者【来たりし者】)へ質問●
あなたは共鳴に狙われても、拉致されません。
そこで質問です。透け防止の為、YESかNOで、
1時間以内に、匿名メモにて回答をお願いします。
Q.あなたが「共鳴に狙われたが拉致されなかった」とき、その理由や、状況を、
独り言、又は匿名メモ、あるいは表RPでやりたいですか?
⇒あなた自身の意識的な行動による能力(共鳴を察して逃げる。等)の場合、
回答はYESになるでしょう。
襲撃がなかったときに狩人、狼へと匿名メモでの回答を依頼します。
⇒あなた自身の意識的な能力ではない場合(無意識のオーラがある。等)
回答はNOになるでしょう。
襲撃がなかったときに村建てから各視点の説明をザッと行います。
回答お願いします。
●血人(聖痕者【来たりし者】)へ質問:補足●
・補足1:回答は下記テンプレのYesまたはNoを削って回答してください。
----
/*
聖痕者【来たりし者】 >>#1 Yes No
*/
----
・補足2:狼狩への質問について
1)牧羊犬(狩)へ「GJメッセージがあるか」の確認。
2)音叉(狼)へ「襲撃キャンセル(※)か」の確認。
それぞれの回答がYes(○)、No(×)によって、結果は下記の通り導かれます。
狩○ 狼○ ⇒再度確認します。どちらかが間違えています。
狩○ 狼× ⇒牧羊犬(狩)GJです。
狩× 狼○ ⇒襲撃キャンセルです。
狩× 狼× ⇒来たりし者(血人)(※2)、または吸血鬼襲撃です。
※1 襲撃キャンセルとは、処刑先を襲撃、または全員襲撃セットを「おまかせ」で発生します。
※2 血人は占われても吸血鬼化するので、吸血鬼化のみでは血人襲撃と確定しません。
●役職の噂について●
自分の役職について、開示したい設定があれば
随時匿名メモにて貼りだしてください。
その際、「聖痕者【○○】は……」と役職と噂を明確に結びつけた噂でも構いませんし、
「こんな聖痕者がいる……」と、役職をあえて明確にしない噂でも構いません。
ただし、
「聖痕者【牧羊犬】は石人形らしい……」
「聖痕者【音叉】はしゃべることが出来ない生命体らしい……」
のような、役職とPCを結びつける噂は禁止です。
●沈黙タイム開始●
それではこれより1:00まで、沈黙タイムです。
・表ログでの発言、及び通常のactはご遠慮下さい。
・狼とCは赤相談をすませてください。
・各自、自分の役職について匿名メモで噂を流してOKです。(参照>>#3)
なお、1:00〜7:00までは
「賢者に集められて話を聞いて解散した直後、早朝」となります。
以降の時間の流れについては>>0:#11を参照のこと。
>智狼さん
墓下について、宜しくお願いします。
[ぼんやりとしていた。部屋を出て、自分の右手の聖痕を見て。賢者の話した事を反芻して、ぼんやりとしていた。
部屋に集められた、ほとんどが知り合いだった。頻度の差さえあれ、普通に接してきた面々。当たり前だ、この街に聖痕者なんてそれしか居ない。名前すら知らない賢者よりは、ずっと信用できる人達だ。それで。]
……いきなり、気をつけろなんて言われたって。
[呟きが毀れた。右手を見る。聖痕がある。検査に文句を言う時のように頬を膨らませようとして、上手くいかなかった。先程までいたあの部屋の、空気の重さがまだ圧し掛かっているようだった。]
[会議室を辞した後。
自室で次の実験のため、簡素な服へと着替えながら、左手の聖痕をそっと撫でる。
「気を付けるように」。なんて、具体性のない忠告。]
[鐘の音が聞こえた。心臓の音のほうが、それよりももっと大きく感じる。
不安も吐いてしまえれば、そう思いながら大きく息を吐き出して、日々のルーチンへと歩を向けた。
目の前のものから取り掛かる。それが一番だ。]
【魔術師の塔、検査室前の廊下】
[すでに先の実験を行っている誰かがいるようだ。
設えられた粗末なベンチに座って、膝を抱え込む。膝に顎を乗せて、ぼんやりと床の板の目を数えた。]
【魔術塔・部屋の中】
[賢者から説明を聞きながら、殆どすれ違ったことしかないような顔や見慣れた顔を見回した。
そうして話しが終わっても部屋の中にとどまったままだ。]
……音叉に気をつけろって、言われても。
[何をどうしろというのか。ピリピリとしたアンが感じると言っていた空気を今自分も感じているような気がして、胸元を握りしめた。重い。]
――魔術塔の人たちは、何であんなこと……
[また呟きが声となって、それに気づいて頭を小さく振った。]
【魔術師の塔:一番大きな塔の裏】
[会議室を出て、誰かに声をかけられても、生返事か無視をしてここまで来た。
自分の聖痕については「異常なし」か常だった。昨日もまた、大仰にえらそうに、そう伝えられるのだろうと思っていた。
しかし結局、その言葉が発せられることは無く。長ったらしい話を聞かされる心構えが全く無かったので、細かいことはほとんど聞き流した。
漫然とした記憶の中で、音叉という響きはよく覚えている。
音叉ってなんだ?揮われないことを望むってなんだ。]
…どーせ適当だろ。これまで何にも分からなかったくせに…。
[声に感情はこもらず。自分への嘘を示しただけだった。いつもの壁のぼりでもやって気を晴らそうとしたのに、何度やってもうまく魔法が使えなかった。
手指を組ませては、離す、を繰り返す。なんだか自分が目の前の壁――塔に怯えているようで、それに苛立って、何度も繰り返し、続けていた。]
【会議室前】
[いつもの招集だと思っていた。しかしそれは、重々しい空気を纏った賢者によって裏切られた。音叉という者達の存在の示唆。警告。しかも、それは自分達の中に居るという。正直なところ、信じられない気持ちでいっぱいで。]
はあ……、やな空気だなぁ。
なんだよ、音叉って……。
[部屋を出たところで、喉に詰まっていたカビ臭い空気を一気に吐き出すように溜息をついた。]
[聖痕によって失ったものは少なく、得たものの方が多いような気がしていた。
それが勘違いで、そのツケがまわりまわって、彗星のように返ってきたような感覚に陥っていた。
ようやく、呼びかけに応じて発動した魔法は、魔方陣の形を成す前に大きく膨らんで、爆発した。ただの光の爆発。魔力の注ぎ方を失敗した不発。
遠巻きに、くすくすと笑う声が、自分に向けられているような気がして、そちらを睨むも、余計に自分が情けなくなるだけで。
諦めて、詰め所に出る準備をするために、家に向かった。
指が震えて、梯子だって上れる気がしなかった。]**
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