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>>597耳
はい。[もう一度見上げれば、その視線の高さが同じに思えたから、また頷いた。]
ぼくも、ご挨拶……あ。ぼく、リコシェ、って。いいます。
[挨拶の前に名前も知らなかった、と思い至れば、誘い水のように名を名乗る。
目を細めた仕草には少しばかり首をひねったけれど、疑問符を唇に乗せるほどではなかった。受け取った籠の泥を少し払って、壊れていなかったことに再度、胸をなでおろす。]
灯りの、魔法を。ちょっと、だけ。です、けど。
──旅びと、さん。なんです、か? いろんな事、知れて。いいな。
全然、知らないこと。も、いっぱい。知れそう。
[旅の苦難を知らぬ少年は、未知なるものへの好奇心だけに目のむいた呟きを漏らす。
満たされる好奇心と引き換えの艱難辛苦を知らぬ幼さと、あなたの目には映るかもしれない。
それでも、アシンメトリの耳には疑問を覚えたように、示しなおされた手にぱちぱちと瞬きだけ、した。]
>>598 糸
こちらこそお願いします。
[ぺこりと頭を下げ返した。]
そうなんだ。物作りにはそういう楽しみもあるんだね……。
家は緊張しないで。今日はそんなに人もいないから。
あ、うん。そうリコシェとアンブローズの。リネアはアンと幼馴染なんだったね。
[此方も愛称で呼んでしまったのに気づいて繰り返して。それから、あなたが言いなおしたのでその事実を思い出したらしい。]
――最近ピリピリしてるってアンが心配してるからね……色を交換、が良いかな。
[あんまり選ぶの得意じゃない、と呟いてた。多分良く映えるかなってあなたの言葉に従ったんだ。2,3本ずつ選んで実際見せてって頼んでた。鏡越しだと色が分かりにくいんだろう。]
[声色に混じった真剣さに赤い目をきょとと瞬かせて。職人としての物と思ったのか、すぐに笑って頷いた。笑い声を溢されながら、ごめんねってぬいぐるみを撫でて、]
ありがとう。契約とか受け取り方法とか、何か書いた方が良いならそれも持ってきてもらえると……。
――えっと、それじゃあ家で待ってるね。気をつけてきてね。
[腹の裂けた黒ウサギと共に鏡の向こうで手を振って、少し後に鏡はただの鏡へと戻ったんだろう**]
>>599 >>600 銀
私はロマ。よろしくね、魔法使いのリコシェ君。
[拾い上げた袋を手に吊るし、自分もお返しとばかりに名乗る。
「魔法使い」の言葉は馬鹿にして言ったわけではないが、子供扱いという意味では気に障ってしまうかもしれない。
そんな事を気にする素振りもなく、あなたがついてくるかを確認するように数歩を踏み出しながら。]
大変なことも沢山あるけど、楽しいものだよ。
外に出るのが怖くなかったらっていう前提はあるけれどね。
いつか大きくなったら、一度は出てみるといいかもしれない。
旅の話が気になるだけなら、いつでもお話してあげるから。
[辛く苦しくても、諦めない限りは得られるものも大きい。その可能性を否定する気は更々ない。その小さな足取りに歩調を合わせ、ゆっくりと帰路に着いた。]**
>>601光
[ゆっくりと頷いた。安堵が滲み出たようで、表情に柔らかみが増していただろうか。仕事であって、更に楽しみが待ってるとはいえ、やはり屋敷は慣れないものだった。]
そうなの。幼馴染……お兄さん、って感じかなあ。
[勿論本物の兄弟には適わないけど、なんて笑って。]
ピリピリ……塔の話かな。最近急に慌しくなってるみたいで、本当、ちょっと心配。
[なんて零してしまってから、うっかりしたとばかりに微かに眉根を寄せて笑む。]
これだけ一生懸命選ぶんだもの。きっとね、アム……アンブローズ、さんが心配を忘れちゃうくらいの、素敵な贈り物になると思う。
[そんな風に言いながら、選ばれた物や個人的なオススメを一本一本丁寧にとりあげて、包んでいく。次に開かれるのは鏡を通さない貴方の目の前だっただろうか。持って行った後でも選択を手伝おうとしただろう。]
それじゃあ、またすぐ後に!
[鏡が鏡に戻れば、頼まれ物やら書類やらを鞄にまとめながら、店の奥の母に声をかけた。最後に、鏡そのものを布で包んで詰め終えれば、駆け足手前の急ぎ足で、屋敷へと向かった。]**
村の設定が変更されました。
本日24時開始です。
開始方法をBBS方式に変更しました。
★開始時の在席をお願いします。
★開始前に指さしチェック。
役職希望は「智狼」「ランダム」厳禁です。
希望なければ「おまかせ」にしてください。
★開始後1時間は表発言禁止です。
メモは匿名メモのみOKです。
★各自、自分が引いた役職についての噂みたいな
匿名メモを貼ってOKOKです。
【夕前の市場】
[昼前でも、昼時でも、夕でもなく、最も人が少ない時間帯の市場。おおよその店主がだらけきっていて、もう店を閉じて帰った者も少なくない。
そんな中、買いものをしている──らしい青年が一人いた。
色とりどりで、どこの国のものかも分からないものも含んだ果物の山を、ただ腕を組んで真剣に見つめていた。]
[服装からして身分が高くない青年の、その様子を見かねて、女店主が不満げに言う。"買わないならあっち行ってよね"]
……ま、待って下さい。もう少し、考えさせて。
【夕前の市場】
>>604 鉄
[そよっ]
[あなたの髪を、ゆるく揺らす程度のそよ風が吹いた。どこからともなく飛んできた紙飛行機が、あなたのそばを通り抜けてポトリと果物の山のうえに落ちる。それに間髪をいれずに、背後からあなたに声が掛かった。]
アンじゃないか。おいすー。
ここんとこ、あんまり顔合わせてなかったけど、元気してた?
[そのまま無遠慮に距離をつめて、あなたと肩を並べるとひょいっと紙飛行機をつまみあげた。]
なんか最近、景気が悪そうな顔してるって聞いたけど?
あっ、おねえさん。この林檎ふたつと……その珍しいのもふたつばっかり包んでおくれよっ!
[思い悩むあなたとは対象的に、実にさくさくと買い物をすすめていく。]
>>605塵
[視線を品物の上に這いずらせたり、唇を舐めたり、いつまで経ってもコレを買うと言った気配を見せなかった。それどころか立ち去るかと片脚を動かしかけたと思えば、やっぱり後ろ髪を引かれるように立ち止まるのだ。店主もいよいよいらいらして、この使用人小僧を追い出そうとした、]
!
[その時。紙飛行機が落ちた。
振り返るともう君は隣にいて、視線を合わせた。にこりと口元を微笑ませて、]
よう、ヘール。問題ないよ。お前は?
いつぶりかな。お前が忙しそうに走ってるのは、つい最近みたけどね。
景気悪そう…… いま丁度そんな面構えしてるかもな。
[ついさっきまで延々悩んでた面だ。冗談っぽく言ってから、無理やり指先で口端を押しあげてみせた。
どうやら女店主の怒声は、君のスムーズな買い物によって回避されたらしい。]
>>606 鉄
んん。俺も、アンが人混みに紛れて歩いてるのは見たけど、こうやって会うのは久しぶりやね。
リコとは、わりとよく会うんだけどね。
[年季の入った財布から、銀貨を数枚取り出して。ひい、ふう、みい、と数えながら。]
ははは、元気ないように見える? 元気はつらつさ。
ふふっ、うん。まあ……そんな感じだったかな?
[眉間の皺のばしとけよ?と軽口混じりに微笑みながら。女店主に銀貨をわたして、包みを受け取るなり手を突っ込んで果物を取り出した。林檎ではない、これはなんという果物なのだろうか。白群◆で、なめらかな曲線は途中でくびれて、また先太り…といった不思議なかたちをしていた。]
見てよ。これ。なかなかセクシーなラインじゃないか?
[なんて。によりと笑って。かぢゅり。それを一口齧った。]
[偶数で甘く、奇数で酸っぱい。5(10)]
>>607塵
どっちも見かけはしてるわけだ。
俺はあんまりリコシェとタイミングが合わないんだよ。見かけることも……あいつ、元気だった?
[弟と会えない現状に困ったように軽く眉を下げて、苦く笑い。]
だろうね。お前に元気が無かったら、また星が降るだろうよ。
[軽口で。眉間、なんて言われれば、おっとと呟いて指先を眉間にやった。きゅうと皮膚を伸ばしたが、君が手に取った果物があんまりにも不思議な色なもので、また皺を寄せたのだった。]
お前、それが何か知って買ってるのか?大したもんだな、
……──ほらみろ。
[噴出した様子には、肩を竦めてあきれ顔ながらクックッと笑った。]
よし、それは選ばない。有難うなヘール。[また軽口。自分の買い物について。]
>>609鉄
[口元をこすりながら、かじりかけの果実を包みに突っ込んだ。ちいさく呻いたあと、]
うわー……口の中が世知辛い。
ちえっ、毒見役になっちゃうとはなぁ。
いやいや。もうごめんだよ?脳天直撃なんてさ。
ふぅん。そうなんだ。元気にはしてたよ。あのさぁ、アン。
……リュミールさんが大事なのはわかるけどさあ。偶には、時間つくって構ってやりなよ?
[包みを鞄に入れて、紙飛行機の翼のあたりとちょいとやりながら。]
本当はさびしがってるんじゃないか?
リコはしっかりしてるから、言わないだろうけど。まだ十だろ。
[俺はあのくらいの頃は、兄さんにべったりだったもの。と。]
>>610塵
[君が齧るのをやめてぶつぶつ言っているのには、微笑ましげに横目で眺めていた。]
星のせいで俺が死にそうに苦しんでる時、"ヘールは頭に喰らった"って聞いてさ。ああ死んだなと思ったよ。 ["未だに信じられない"なんて小さく付け足して、それから、]
そっか、元気なら、──
[良かったと。言いかけたけれど、君が続けた言葉には、苦々しげに目を細めた。]
──……ああ。うん。そうだな……分かってる。
ヴァルにも言われたよ。もっとリコシェを甘やかしてやれって。
[気まずげに、果物の山へ浅く視線を落とす。]
今日の夜は担当の仕事が無いからさ。あいつに何か持ってってやろうと思って、ずっとここで悩んでたんだよ。
でも、知らないんだ。あいつのこと。何を持っていけば喜ぶのか。
>>611鉄
あの日は、リネアと俺とアンの三人で星を見に行ったんだよねえ。
まさかあんなことになるとは、思わなかったよなぁ……。
[まさか見あげた星が、脳天めがけて降ってくるなんて思いもしていなかった。目も開けられない程の光を受けてからのその日の記憶はない。ただ、額に聖痕を受けたものの、数日後にはけろりとして。今や笑い話の種にされる程度だったのは幸いだったと言える。]
そうだよ。もっと甘やかしてやりなよね。
じゃないと、俺が貰っちゃうよ?弟が欲しかったんだよね。
[と、意地悪な笑みを浮かべた。そのリコシェに、「もっとわがまま言ってみたら?」とふき込んだことは、あなたには言わないことにする。変に身構えられて、あの子があなたに甘えそびれてはかわいそうだと思ったから。]
……いいんじゃないかな。何も知らなくて。
兄弟だからって、腹の奥まで知り合ってる必要はないと思うよ。
なにも知らないから、喧嘩して。ときどき寂しくなって。甘えたり、甘えられたりさ。それでいいんじゃないかな。
知ろうとする気持ちは無駄じゃないと思うけどね。
[弄んでいた、紙飛行機の先をあなたに向けて。]
>>612塵
当たった瞬間は、もう訳が分からなかったからね。
[星を喰らうなんて不運を受けたのは、自分だけだと思っていた。運ばれて、リネアと君も喰らったと聞いた時は、自分のことで悶え苦しみながらも、絶望的に、気絶しそうにショックを受けたものだ。それは君たちには内緒だけれど。]
["俺が貰っちゃうよ?"に、苦みを残しながらもつい笑った。]
相変わらず、兄貴と同じ言い分をするもんだな。
残念だが、お前にはやらないよ。厄介者の兄貴が付属してる以上はね。
[とりあえずそれに関しては、君にとって恐らく最も困難な条件で突っぱねたのだった。重くしてしまった空気を開放するために、苦し紛れの軽口を挟んで、]
[それから君が続けた言葉に、まるで意外かのように僅かに目を見開いて、君の顔を見たのだった。]
……そう、なのか?
俺、お前がヴァルチャーのこと、何でも知ってるのかと、
何でも知ってるから、分かり合って、仲が良いのかと思ってた。
[一呼吸置いて、 微笑む。そっか、と言うように、頷いて、]
……俺さ、あいつがあんまり見ないような、珍しくて美味しい果物をやるのはどうかな、って思ったんだ。
そういうのって、いいと思う?
【街の高台にある小さな広場】
[夕暮れ時、人気も少ない憩いの場所。
木漏れ日の下にゆっくりと傾くロッキングチェアにもたれて目を閉じる、年老いた女がいる。傍らのテーブルに畳まれた眼鏡を置き、膝に小猿を乗せて、微動だにしない。
遠くに見える海からの風が穏やかに吹き上がり、彼女の額を撫でて、背の向こうの木立を鳴らして過ぎた。するともう動かないのではという程、ぴたりと閉じられていた皺の重なる瞼が、それに起こされたように静かに開いた]
…。
[少しだけ首を起こして膝の上に目をやれば、小猿が寝息を立てている。息を吐いて再度椅子にもたれ直すと、木漏れ日の向こう、暮れがかったオレンジの空を横切る、雀の群れが見えた]
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