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−小型シップ内部−
いやー、よかったよかった。助かった。あいむ『生きてる』ゆーあー『生きてる』
やったねすごいね大勝利。
[ごろろんっと転がり込んだシップの中で、腐れた体を死体のように投げ出しながら、零れる言葉に喜びがたっぷりこもる]
言いたいことはいっぱいあると思うけど。まずはみんな生きてて、よかっ…
『…たい』
った…
『…てる』
よ…?
『ねぇ』
[ ど く ん っ]
くっ……。
引っ張れ、頼む!
[J・Qの指示を受け、絡めた尾の先を握り締めるように力を込める。二人分、そのうち一人はメカなのだから重力の負荷が厳しい。振り落とされぬよう何とか扉を掴み、シップの同行者たちに引き上げるよう促す]
[心が、
引き裂かれそうだ。
愛は幸せだなどと、歌の歌詞は言うけれど。
そんなのは嘘だ。
だって、こんなに、こんなに、
苦しくて]
[声が、聞こえた気がする。違う。気のせいじゃない]
[どくんっ]
[自分のじゃない鼓動が聞こえる。だって自分はゾンビだ。鼓動なんて止まって久しい]
[どくんっ]
[何処からだろう。聞こえる元を辿って視線を下ろす。嗚呼]
『いきたい。たべたい。あいしてる。ねぇ。あいしてるよ――――』
[そうだった。アイツの全身やばいって。相棒に言ったのは自分だったじゃないか。
最後に自分は何をした?アイツの鼻面を切りつけたのはなんだった?
短剣だ。シップで手に入れた。
今は、自分の。『体の一部』]
[どう見ても悪人顔の男が若い女性の腕を掴んで、よからぬことを考えているような笑みを浮かべている。
対する女性は怒号の通り、相手を嫌がっているようだった]
あー! 変態が居るー!
変態変態! アイツ変態だよー!!
[子供が囃し立てるように声を上げながら悪人顔の男性を指差す。
周囲の者達もジロジロと悪漢を見ることになろう。
それで相手が逃げ出すなら重畳、激昂してこっちに向かってくるなら……それ相応の対応をするつもり]
はは。
[そうやって口が動いたのは幸いだった]
ごめん相棒。ラーシナ。しくじった。
[意識がふつりと途切れる前に。自分の意思で、そう言うことができたから**]
[どうにか二人を引き上げることができ、小型シップが混沌の空間へ向けて動き出す。手早く扉を閉め、荒く息を吐いた。自分は役に立てたのだろうか? 元はと言えば自身の衝動的な行動が原因ではあったが、不思議と心境は高揚していた。スーが「生きていること」にこだわる理由が少し理解できたかもしれない]
……スー。
[その理由を尋ねようとしていたことを思い出した。今から訊かなくては、と視線を向けたスーの様子は異質だった。何も言葉が出てこず、ただ一言、名前を呼んだ。それは彼(彼女)の耳に届いたかどうか]
[さて、どうしよう。
いくら不意打ちを「仕掛けられた」とは言え、相手はIRPOの制服をきた「間違いなく」正規隊員様である。
揉め事になれば勿論自分の身元確認はされるだろし、正直宜しくない。
どうしたものかと考える足元から、女の動く気配がして。
跳ね上がる白刃。その手に刀が戻るのを見て素直に感心する。
―――なかなか負けん気の強い!
嫌いじゃないけどね、そういうタイプ。
でも、真っ二つになる気はないからーと、迫る白刃に鞘を当てて軌道を逸らし掛け…「…ゲン?」
女の声に、驚いた。]
え?誰?
え?あ!アザミ??
[まじまじと見つめて見れば、それは知った顔で。]
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