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【ラス・アルゲティ】
ーコルネフォーロスー
[侵入者が襲撃の第一波を撃退したと聞いても、ラスは眉ひとつ動かさなかった]
僕の従者の一団をほふった人間だ。
そのくらいでなくては困る。
[それから指を振って]
エインヘリアルの部隊を出しなさい。
「侵入者の首を持って来た者を、僕の親衛隊である銀十字騎士団へ昇格させる」
と、そう彼らには伝えるんだ。
きっと良い仕事をするだろう。
【リポーター】
ーリージョン・スター・チャンネルー
特別枠でお送りしていました、歌姫の生中継ですが、突如乱入した妖魔によって、歌姫が誘拐されてしまいました。
妖魔の世界は、色々難しいですね。
本日は解説として、百年以上IRPOに在籍する上級妖魔の方をお招きしております。というか、たまたま通りかかったので、これ幸いと、引っ張り込みました。
では解説をお願いします。
『…………』
あ、あの何かコメントだけでも……。
『……………………』
あのぅ……。
【シックネス】
[彼女は怯えていた。
彼女はとても小さくてひとりではなにも出来ないのだけど、「みんな」を「わたし」にしてしまえば、なんでも出来るようになった。
彼女はいつも捕食者だった。例え食われたとしても、内側から食い返して、最後は勝利してきたのだ]
[なのに。
はじめて、彼女は補食された]
[わたしがわたしでなくなる。
食べられる。ころされる。
どうすればいい?]
[食われる前に、食うしか、ない!]
【ジャスティスK】
ー 悪党のリージョン ー
[多段斬りが炸裂し、悪の魔王を名乗っていたモンスターは絶命した。
返り血をぬぐいもせず、ジャスティスKは「多数のためのやむを得ない犠牲」を見下ろす。
物差しで計ったかのように、正確に刻まれた剣の筋。ゲンが気づいたのと同じ、ヒューマンならしないような太刀筋]
[正義を執行したメカは、赤いマントをなびかせて、その場を立ち去った。
振り返らなかった]
[羽が生えて飛び回る妖魔剣士の一団。
進めば進むほどに、手応えのある敵が出てきた。]
今の俺には、敵じゃないぜ。
[金剛神掌。周囲の気を掌に集中し、敵に掌底を当てることで攻撃する奥義。派手な技だが、見た目に反して消耗は抑えられていた。
だが、数が多い。
逃げる気は、無かった。全部倒していく。
IRPOで少しアイテムは補充していたが、少しづつケヴィンは消耗していった。]
[知り合いはどうだったのか?男>>98はなかなか気づいて無い。男の推理を聞き…]
(戦闘用のメカ…IRPO隊員じゃなかったのか?…もしかして、半メカ(サイボーグ)か?100年前のトリニティの爆破事件の被害者のような…。
いや警報装置…相手がメカでも作動してたと思うのじゃが…もしかして……ジャスティスの誰かが……。
じゃすてぃす「よくもさんざんこきつかったなー」くれいん「な なにをする きさまー」
………「ジャスティスに頼ってばかりじゃ進歩しない」と言う神の警告か?)
[突然、無線が入る…。この声は…クーロンの酒場で麦茶飲んでいた人かね?いやいや、トボケてる場合じゃない!]
フーム…JはジャスティスのJじゃったのか……。
[突然声をかける。...は思い出した。>>1:182で吹っ飛ばされるJ・Qを受け止めていた事…]
(やはり我々人間が作った物にも限界があるのか…ジャスティスを受け止めれるなら…ワシにも勝てるかも知れぬ…
ジャスティスより強い人間がいる事を証明させ…人もメカもモンスターも平等である事を知らしめる……武術家としては腕が鳴るワイ……)
[妖魔忘れてますよ。自信満々の...さん。]
ー 妖魔のシップ ー
[華やかで美しいシップは、流星のように飛んだが、ミアにはそれすら遅く感じられた。
指にはめた指輪に唇を寄せ、ただ祈った。
無事を。間に合うことを]
ジャスティスの内、犯人であると思われる者を近くの闘技場に呼び出し、1対1の決闘を申し込む。
どうやって呼ぶかは二つ…。一つはIRPO隊員になったばかりの友人である新聞記者に頼んで呼ぶ…。
もう一つはIRPO隊員から無線で呼ぶ…。その間、ワシは準備をして…。そして戦う…。
まさに大仕事じゃのう…。勝っても負けても悔いは無いん…あっ?
(しまった…。ワクワクしていたらつい口に出してしもうた…。
しかもIRPO隊員が近くにいたので自分からIRPO隊員である事をばらしてしもうた…
こうなったら…)
ふるーいうたー。
[焦りながら誤魔化そうとする...。だが時は既に遅し…**]
― 妖魔のシップ ―
[全力で向かうように指示を出しながら、ミアの横顔を見やる。
彼女の表情を見て、何かを決意したが。
それを打ち払うように配下に指示を出していく。]
敵は銀翅の君。
相手にとって不足無し。
貴方達も、下級とはいえ戦闘に特化した者達。
――その力存分に示しなさい。
― コルネフォーロス ―
ふうん、敵ながら見事ね。
ここまで美しいリージョンはそうは無いわ。
[自身が先頭に立ち、ミアの横も妖魔たちにガードさせるようにして歩いていく。
出迎えた銀翅の君配下の妖魔を幻魔で一撃の下に切り捨てると。
そのまま、配下の面々が次々と能力を使っていく。]
[火炎、冷気、流砂。
次から次へと放たれる妖魔の力。
その中心で指揮を取るのは幻魔を手にしたメイアルだった。
目の前の相手をまたも一撃で切り捨てると。]
さて、と。
銀翅の君はどこかしらね――
[そう呟いて、余裕の笑みを浮かべて見せた。
心の中で、この戦いが終わった後に。
ミアを別の所に送り届ける必要はあるのかもしれないと考えながら**]
――《塔》上階〜《塔》シップ――
[腕の痛みは麻痺してきている。呼吸を整え、肩で息をしながら考える。
自称貴族には技は通じても、メカ相手には通じない。
文字通り硬度が違いすぎる為だ。イリーナはその事をよく理解していた。
では炎の術?否だ。あのメカはそれでは倒しきれない。]
は、はは……さよならっ!
[だから、逃げる。速度を生かして逃げる。逃げ出す。
メカは当然追ってくるが、自称貴族から一定距離以上に離れる事はできないらしい。だから、その隙を付いて、駆け抜ける。このリージョンのメカには、人格が、余り無い。殆どが任務を遂行する存在となっているのみだ。誰かと友好的に接する、と言う事もない。機械的な判断だからこそ、その隙を付いて逃抜ける事ができるのだ。]
[そして彼らの居た向こう側の扉を抜けて――、そこは雲が下に見えるような場所。
その先には、自分で動く階段が存在した。その先のとても高い所に、扉が浮いていた。あの先こそ、《塔》の外と言い伝えられている。
後ろからは怪鳥のモンスター。迷っている暇はなく、扉を潜り抜けた。
扉の向こうに見えるのは、白く広がる雲の上のような光景と、橋。橋の向こうにもう一つ扉を見つけ、駆けてその先を見ないで、潜り抜ける。
ゲートの技術もなく、混沌を知るものが居れば無謀な行為。只一つ、一人乗りのシップが有った事は幸運だった。しかし、何処行きのものなのかは、自分には解らない**]
−シップの中−
ん?『生きてる』のにこだわる理由?
[ラーシナにその問い>>2:270をかけられたのは何処へ向かっているときだったか。目を瞬かせて。今のシップの座標を確かめる。なにしろ長くなる話だ。でも、この距離ならちょうどいいかな。
あんま面白い話じゃないよ?と前置きしてから、口を開く]
相棒には前に話したんだけどさ。
スーさんの生まれたリージョンはそおりゃあもう辺境の辺境のど辺境でさ。
リージョン間シップ連絡網の、いっちばん外側にあるくらいの辺鄙なとこだったんだ。
でも、そんなとこでも…いや、そんなとこだからかな。
そこそこ活気があった。栄えてた。
新しい発見があるんじゃないか。未知のリージョンが見つかるんじゃないかって、そんな希望だか野望だかわっかんないようなので目ぇぎんぎらぎんに輝かせたようなヤツばっかりだった。
でも、それも昔の話。
あるときシップはぱったり来なくなって。
資源があるわけでもない、魔術の素養があるわけでもないリージョンは、もう大パニックさ。
それってのも、隣のリージョンでアイツ。シックネスが沸いたせいなんだけど。感染を封じ込めるためにシップの往来をなくしてなんとかうちのリージョンへの感染は食い止めたけど、おんなじことを内側の方でもやってたって訳さ。
経由地がなくなってシップは来ない。食べ物だってクスリだって限りがある。みんな、ぎんぎらに輝いてた目が、血で濁ったみたいになっちゃってさ。
残り少ない食べ物を奪い合ってあっちでどんぱち、こっちじゃ薬がなくてじっちゃんばっちゃん子供たちがげっほごほ。
そのうち生きるのがやんなって自分で死ぬことを選ぶようなやつも出始めたのが数十年前かな。
まぁ、その最初がわたし。スーさんだったんだけど。
でも、死にぞこなった。死ねなかった。
そのときまでは気づくヒトも居なかったんだけど、そのリージョンって非業の死体を不死族に生まれ変わらせる力場が働いてたんだね。
ばったばったヒトが死んで、むくむく死体が起き上がった。
起き上がったのはわたしが最初だった。最初に自分で死んだからね。おかげで誰が呼んだか、スーサイダーのスーさんさ。
それでもまぁ、みんな居るから、いいのかなって。最初はそう思ったんだけど。
何十年って過ごすうちに我慢できなくなった。
血で濁ってた目はもうすっかり腐ってどよんどよんか、ぽっかり黒い穴が空いてるだけ。
ぎんぎら輝いてたころの面影なんか全然ないの。
おもったね。こんなのぜんぜん『生きてない』。
せっかく死にぞこなったのに、これじゃ起きてる死体か寝たまんまの死体か、それだけだって。
だから飛び出した。一年くらい前だったかな。ちょうど都合よく、事故ったんだかなんだったんだか、死体だけ載せたシップが流れ着いてさ。
動かし方もわかんない、燃料だってわかんない。乗って出かけても死ぬだけかもしんない。
でも、死ぬんならどうせここにいたっておんなじだって。
飛び出して。今思えば無茶したなぁっておもうよ。
結局やっぱりシップは故障して。流れ着いたのはなんか宮殿みたいなとこで。
でもまぁ、何はともあれ助かった。死んじゃなかった。
だから、生きようって思った。
死んでるみたいに死にぞこなってるんじゃなくって。
フリでもいいから、生きてるみたいに死にぞこなっていたいなって。
おもって。
ちょうど目の前にはいーい匂いの花が咲いてるじゃん。
こりゃ食べるしかないって思ったね。
だってからだ臭いとか割りと扱い酷いじゃん。最低限文化的な生活送るのも大変じゃん。
食べたね。そりゃもう食べた。
そしたらそこのあるじの妖魔に見つかって。怒られた。超怒られた。
もう殺してでも奪い返すってレベル。
でも死にたくないし。生きてるみたいに生きたいって気持ちを新たにしたとこだったし。
逃げたね。そりゃもうすんごい逃げた。
んで、長い長い逃亡生活の果てに相棒と出会い、今に至るって訳さ。
ちょっと話が長くなっちゃったかな。
ま、要するにさ。
自分で死ぬなんてろくなことないねって経験談だよ。
生きてるうちは、精一杯生きてるっぽく生きるのが、生きてるって感じがする。
わたしは、スーさんはそう思うよ。
[そう言って締めくくるころには、目的地が見え始めていただろうか。
その話が、どう受け取られたかは、ラーシナ自身のお話**]
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