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[セルリアン>>171の隣の席から、段々と地上に近づく景色を眺め。
やがてシップから降り、故郷の空気を吸い込んだ。]
そうね、風光明媚――そう言って貰えると嬉しいな。
そうそう、レンガ通りとか、山の景色とか。
千本鳥居も……って、あぁ、あれは――…。
[外のリージョンからの「友」などこれまで居なかったから、
こんな風に故郷の見どころを話すことも初めてだった。
そのまま幾らでも話してしまいそうな口を一度止めて、
向き直ったセルリアンに、小さく笑みを浮かべた。]
アタシも。ラスのこととか、ウートラのこととか、
それに、シックネスも――。
大変なことも一緒だったから乗り越えられたし、
生きぬいて――生きて、こられたんだもの。
そうね。
……伝えておくわ。
[彼の言葉と共に、彼の境遇も伝えようと思った。
そうすればきっと、あの方は許すような気がしたのだから。]
それじゃ、私はそろそろ帰らないとね。
ミアにも言ったけれど、いつか2人でファシナトゥールへいらっしゃい。
その時はきっと、歓迎するわ。
うん、何時でも来て!
アタシも絶対、マジックキングダムに――、
セルリアンのところに、遊びにいくから!
[さん、と付けなくなったのは、本当に「友達」だと意識したから。
ゲートの先に向かう彼に、めいっぱいの笑顔と共に、手を大きく振った。]
[一人きりになったツバキは、改めて発着場から故郷の景色を眺めた。]
フィロや、スーさんやイリーナさんが居てくれたから。
ナガサメマチのみんなも、こうやって戻って来れて。
――――…。
[この手でシックネスを滅ぼしたかった、とは言わなかった。
ナガサメマチのみんなが帰ってくること。それが願いだったから。
分体の中に故郷の人々がいれば、本体が停止するまでの間、
その“時”を止め、外部の干渉を防ぐことで護れないかと考えていた位。]
「随分と“外”に友人が増えていたようですね」
うん、…―――って、え ?
[背後から響いてきた声に、ツバキは驚いて振り向いた。
よく聴き覚えのある男の声。
振り向けば、そこに見えた洋装姿のかげかたちは、
確かに端正な顔立ちのヒューマンの青年だったのだが。]
「俺ですよ、ツバキ様。
先ほどまで貴女の後ろの席に乗っていたんです」
シェリアク、…… …――――!
[そう。あの時背後から感じていたのは妖魔の気配。
そして今、目の前に居るのも――。
ツバキは瞠目し、何かを言い淀み、何かを堪えた。]
―――…だ、だったら一言くらい声掛けてよ!
「人目も憚らず、シップ内ではしゃがれては困りますので」
[その肩には、何時かオウミで見た白猫が一匹。
にゃあと一鳴きした後、ぴょんと降り立ち、
ツバキの足元に寄って喉をごろりと鳴らした。]
「霊を忍ばせた使い魔から情報は得ました。
ヒューマンたちと黒狼のみなら兎も角、
まさか高貴なるお方とまで交流をお持ちだったとは、ね」
[恐れ多くも――なんて言葉でも出てきそうな面持ちで
ヒューマンの姿を被った猫は小さく溜息一つ。]
……で、それで今まで何処に居たのよ。
「それは屋敷に戻ってからゆっくりとお話ししましょう。
言うにも少々、見っとも無い話ではありますが――…」
[メイアル>>307 と抱きあい、そしてその姿を見送った]
……新婚旅行。まだ続きそうですね。
温泉にも行くチャンスがありそうです。
[ケヴィンを見上げて、ふふ、と笑った]
「それにしても。
貴女は一度此処に戻って来られたのですか?
その、椿の簪は――…」
[シェリアクがそう問おうとしたところで、また別の女の声が、
発着場の出口の方から響き渡る。]
『おーい!ツバキじゃないかい。
それにせりあくの旦那も。無事だったんだね!』
―――ユウ、
『っておや、その簪、良く似合ってるじゃァないか。
ふふ、せりあくの旦那よ。
お嬢様への贈り物は確り受け取って貰えたようだねェ』
「っ、お止し下さいっ、」
―――――…。
[ツバキは暫く、その場のふたりをきょとりと眺めていたが。
やがて小さく苦笑いを零した。
納得やら可笑しさやら安堵やら、様々なものが混じった苦笑。]
あのさ。
『ん、如何した?ツバキ』
昔、アナタから聞いた歌なんだけれど――…、
そうね。また、お仕事の合間に遊びに行った時にでも、
歌ってくれるかしら?
[家を忘れた心算なんてない子ひばりは、
家を失くしたまよいごにも成らなかったのだ、と。
空の月にでも歌うようにぽつんと過ったそんな言葉は、
けれど今は零さず――ただ、涙だけを溢れさせた。**]
─ エピローグ:??? ─
[ぷつぷつぷつ……と試験官が音を立てている。
暗い昏いクーロンの地下にある、誰かの研究所]
[誰かの手がテーブルに爪を立てた。
うっすら透けた手。死者の手。
……しかし、その手はテーブルに爪の後を刻んで行く。
ながく、長く、
不吉に]**
−時間はもっと経ちました−
ああほらシス。転ぶよー。
[転んだ]
はいはい、痛くない痛くないだいじょうぶ。
しょうがねぇな。相棒には内緒でちょっとだけ食べてちゃえ。
[こうしてみるとなんだかすっかり(見た目以外は)すっかり普通の子供のシスは、今日もなかなかに元気がいい。
なんせほら。保護者がいいからね]
んー…幻術使い?
なんか最近このヒトよく見るなぁ。
[やってることはどう見てもパフォーマーなんだけど]
…んぉわ!?
[新聞見てゆっくりしてたら、何処からともなく飛来するのは小さな金属片]
やべ。シス、おいで!
[すぐさま抱えあげて、ひとつになって]
相棒ー!通信終わったー!?
ごめん、ちょっと長居できなくなった!
シップ出すよー!
[追っかけられながら、誰かと話していたみたいな相棒に声をかける。
ちょっとシップを相棒に任せて買出しに行ったらこれだよ!]
それいけー!
[転がり込むみたいにして乗り込みながら、シップは浮かんで急発進]
あはは。ごめん相棒。
[やっぱり相棒には呆れたみたいに注意されてしまうけど。今のはわたしのせいじゃなくない?なんて、些細なやり取りだって楽しいものだ。一緒にいるって感じがする。
うん、そう。そうだ]
――全部、まるっとお断りだ。
[酒の力を借り(ほとんど抜けているが、そういうことにして)いつまでも自分を被保護者扱いしかする気のない、幼馴染の要求>>301を跳ね除ける。]
私は私の好きなことをする。
……言うことを聞かせたいなら、鎖か檻でももってこい。
[……まさか、ほんとに放り込まれるとは思ってもいなかったのだった。]
[たまにおっかないことや困ったことや、辛いこととかきついこととかたくさんあるけど。それだって何しろ生きてるっぽい。
世界には楽しいことや嬉しいことがいっぱいだ。一緒に居てくれる大事な相棒がいる限りは、絶対だ。なんせ生きてるんだから。
だから。そんな大事な世界は]
わたしたちが!ん守ーーーーるっ!!**
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