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少し、簡単すぎた…?
でもあんまり難しいなぞなぞ、思いつかなくって。
ゴメン。
[メモをいじっているジャスティンを見つめながら、ため息]
今日もジャスティンに送ってもらおうと思ったけど…無理、かな?
[話を切り出せないまま、ジャスティンの横顔を*見つめ続けている*]
[二階に上がっていくスティーヴにお休みなさいと声を掛ける。]
私も、今日のなぞなぞ出さないとね。
『ある男がマンションの10階に住んでいました。
この男は下に降りる時は普通にエレベーターを使いますが、部屋に戻るときはエレベーターで5階まで行き、後は階段を使います。
さて、なぜでしょうか?』
…悪い宇宙人がどこにいるのかも考えないと。
クレインさんとバルトさん…二人とも宇宙人だったの?それとも、一人は普通の人間?
[立ち去った者、思考に没頭する者、それぞれを見つつ心の中で呟いた]
『そうすると……候補としては?
・ヴァリー ・ルシア ・シェリー ・スティーヴ ・レイチェル の5人よね。
ヴァリーとスティーヴはどうも違うような気がするわ……まだ、勘のレベルだけれど。
あと、シェリー。
彼女がリュコス星人ならあんなに“愛”を意識するかしら……これについては少し確からしく思えるのよね。
とすると、暫定候補は実質、ルシアかレイチェルのどちらか。二人のどちらか……あるいは両方?』
[なぞなぞ、と聞いて少し思案する]
ん〜…どうしよっかな。
じゃあ、私も法則クイズで。
「A:ゾウ・サル・シカ
B:カバ・パンダ・シマウマ
では『コアラ』はどっちに入る?理由付きで答えること。」
…ってとこかな?
[ルシアにごめんなさいね、と会釈して]
あら。もうこんな時間……それでは一旦おいとましますわ。
また明日に。私からの謎掛けもその時に言う事にしますね。
尤も、私からはあまり必要ないかもしれないでしょうけど。
[…思案をまだ続けている]
『なぞなぞの回答を見る限り、取り付いてなりすませるようなレベルのなぞなぞは少ないように思える。私を基準に考えているからかも知れないが、難しめのものが多かった。』
『クレインとバルドの片方は確実にアステネス星人。残りの内訳だが、人の場合とリュコス星人の場合が考えられる。個人的に、人である可能性の方が高めに見える。』
[イチコが考えているのを見ながら、自らも思考を巡らせる]
『今日…あの人は、明らかにおかしかった。喋り方がまるで…そう、イチコさんに調査され、消失したというバルドさんのようだった。
でもあれは…なんだろう。何か違う気がする。なんだか…模倣しているかのような、わかりやすさがある気がする。
だとすれば、なぜ彼を模倣する必要が…?私に考えつくのは、彼に「乗っ取られた」と見せかけること。目立つことで、宿主を変えたリュコス星人を守ろうとしている、という可能性は…あるかな。
それとも、わざとわかりやすく振舞って、私たちがこう考えるのを狙っている…?駄目だ、わかんないや。』
[しばらく思案していたが]
やっぱり、新しいなぞなぞ考えよう。
部屋で考えてくるわ。
この中のうち、どこに悪い宇宙人がいるのかも。
おやすみなさい。
[残っているメンバーに挨拶して、*自室へ戻っていった。*]
[…は、結論が出たのか安堵の表情を浮かべている。大きく背伸びをして]
…目が緑に光ったという目撃情報から、おそらくバルドさんがアステネス星人だったんだろうな。地球人で目が緑に光る男なんて、私は見たことが無い。
おそらく、イチコさんが本物の宇宙警察。ツバサ君は…リュコス星人か、その崇拝者だろう、というのが私の推理だ。
クレインさんの正体は不明だけど、おそらく人だろうね。
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