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次の日の朝、駐在 カーター が無残な姿で発見された。
ついに犠牲者が出た。人狼はこの村人達のなかにいる。
しかし、それを見分ける手段はない。
村人達は、疑わしい者を排除するため、投票を行う事にした。
無実の犠牲者が出るのもやむをえない。村が全滅するよりは……。
最後まで残るのは村人か、それとも人狼か。
現在の生存者は、放浪生物学者 ヴァリー、係長 バルド、家庭教師 クレイン、看板娘 ルシア、大学生 シェリー、風来坊 スティーヴ、モナス専属パティシエ レイチェル、学生 ツバサ、書道家 イチコ、旅人 ピット、フリーター ジャスティン、箱入りプリン 08号 の 12 名。
[マスターに話しかけ、ツバサが調査するという相手と理由を聞き出す]
え、ヴァリーさん?
私が仲間と話そうとして間違えたみたいだからって? ……鑑識官かと思ったのは、事実だけど。
[小さく苦笑する]
……おかしな見方するのね。もし私がリュコス星人として話そうとしたのだったら、そんな失敗する筈無いわね。生得の能力を使う時に、間違える訳がないもの。呼吸の仕方が変だと言っているようなものじゃない?
[――と、懐で短いアラーム音]
[ヴァリーが首を横に振ったのを見て静かに席を立つ]
『…なんで、わかってもらえないんだろう』
[一瞬ヴァリーに寂しげな視線を投げかけた後少しはなれた席に座ってマスターに紅茶を注文。紅茶を受け取り一口飲んでため息を漏らす。]
[立ち上がり、ヴァリーの前に立った。手に持った虫眼鏡状の機械を握り締める。
暫く何か悩んでいたが、意を決して覗き込んだ]
ふぅ[小さなため息]
大丈夫です、ヴァリーさんは地球人ですよ。
[軽く安堵の笑みを漏らした]
[二人の結果を待ちながら不安そうにしていたが、ふと外の喧騒に気付く]
…なんか、外が騒がしいね。
ちょっと気になるから見てくるよ!
[そう言い残し、香辛料の袋を持ち店から出ていく]
〔ケーキをもしゃもしゃ食べながら、まわりの話を聞いていた。〕
ふーん。
リュコスから2人とアステネスから1人、合計3人と崇拝者が一応俺らのテキってことかー。
〔虫眼鏡のようなものでヴァリーを覗くツバサを興味深げに眺め〕
ツバサが調べたところ、ヴァリーは地球人だったんだなー。
まー、ツバサがリュコス星人とかそこに通じる崇拝者とかだったら、アレだけどよ、いまのとこは俺はツバサを信じるぜ。
〔そう言いながらも、じろじろと虫眼鏡っぽいものを見ている〕
[自分の命すらかかる調査に、覚悟は決めていても、わずかに恐怖を覚えた。
恐怖から開放されて、安心したのか身体の力が抜ける。]
えっと、ボク、ちょっと疲れたので、部屋で休んできます。
[周りにいる人たちに頭をさげて、2階の部屋へ*上って行った*]
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