人狼物語(瓜科国)


1079 【突発RP村】やがて、世界は闇に沈む【飛び入り歓迎】


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小説家 エラリー

[セルマは、男を手伝っただろうか。
例え司祭とギュルスタンについて訊かれたとしても、男は何も答えられなかっただろう。
何も、知らないのだから。
埋葬の作業に、傘を差す余裕はない。
セルマは男に傘を差し掛けただろうか、それとも、共に灰を被りながら作業を進めただろうか。
積もった灰を払うことも、あったかもしれない。
何れにしても――]


帰りますね。


[埋葬を終えて暫し、メモに何かを書き付けていたかと思うと、男はのそりと顔を上げて、呟いた]

( 31 ) 2013/03/09(土) 22:42:19

手紙狂い パース

春に花の……?
よしきた、ちょいと考えてみよう。

[煙草中毒の語りかけに首を傾け、腕を組んで]

うーん、日の光と地中の養分が充実するから、とかだろうか。
いや、そういうことではないか。

…………。
……………………。

……こーさん。教えてくれるかい?

[両手を軽く挙げ、眉をハの時にさげてカインに話を促す。]

( 32 ) 2013/03/09(土) 22:42:42

小説家 エラリー、メモを貼った。 メモ

( A5 ) 2013/03/09(土) 22:44:35

灰色翼人 ランス

[エステルの───マイダの体温を感じながら。

 ふ、と。
 脳裏に浮かぶ、世界。

 この世界は、もう終わる。
 それを何故か、今はとても素直に受け止められる。]

 ───マイダ。

[何度、その髪を撫でたろう。]

( 33 ) 2013/03/09(土) 22:50:24

灰色翼人 ランス

[紅い羽は、降り積もる灰の中にあって、なお鮮やかに。

 明らかに、異なる姿。
 なのに意識は、まだ己のまま。
 それが意味するところは、まだ分からないけれど。]

 マイダ。
 教会に用があるんだろう?

 ……行こう。

[もう一度、額に緩く口付けて。
 指先で涙を拭ってやってから。
 肩を抱き寄せ、教会の中へ促すように歩き出す。]

( 34 ) 2013/03/09(土) 22:53:33

灰色翼人 ランス

[今のこの、自分の姿を見たら、友は───客人達は、一体どう思うだろう。

 驚くだろう。
 いや、怯えるだろうか。]

( 35 ) 2013/03/09(土) 22:55:56

中毒 カイン

さーね、俺も知りたい。

[降参したパースの頭を帽子越しに撫で、答えを用意しなかった男はへらりと笑う。

もしさっき、服を脱いでいたときに。
カインの気付かぬままこちらに手紙狂いの視線が向いていたとしても、何も言われなければ、何も変わらない。]

ただ……
星が、咲かせてくれるから、かもな。

[曖昧な言葉を落とし、パースから離れる。
軽く腰と背中を捻って、薬の効きと具合を確かめた。]

( 36 ) 2013/03/09(土) 22:57:01

人造妖精 エステル


 『───マイダ。』

[その名前で呼ばれると違和感はあった。
けれども、もどかしさも感じて。
撫でられる度に涙はかなしさではなくあたたかさで零れて。]

 あなたに、会いたかったの。

[教会が目的ではないのは伝えたけれど。
再び額に口付けられれば、 あっ… と小さく吐息を零した。
涙の痕はあったけれど、目元はもう濡れてはいない。
肩を抱き寄せられあたたかさに包まれながら歩む。]

( 37 ) 2013/03/09(土) 23:07:04

人造妖精 エステル

[降り積もる死の灰は、静かに身体に染み渡ってゆく。
背の翅は僅かに捻れを深くしたろうか。]

( 38 ) 2013/03/09(土) 23:08:57

毒舌家 セルマ

[死体の保存について、知識はないでもなかった。
だが、この環境でどれだけそれが意味を持つだろう。

灰を避けるために頭にタオルをかけて、男を手伝う。
虚しさの前には、灰も土も、違いなどなくて。]

( 39 ) 2013/03/09(土) 23:10:51

手紙狂い パース

[返ってきた答えに、憮然とした表情を作り]

…………。
おい、君、それって。

[頭を撫でた相手を避難するように、そこで振り返り、へらりと笑う鹿をにらむ。

が、次の言葉には目を丸くし]

星……?
それって、どういう……?

[言葉の意図を追いたくて、体の調子を確認している彼を目で追った。]

( 40 ) 2013/03/09(土) 23:11:35

毒舌家 セルマ

[胸に、握った手のうちを向けて当てる。
目を閉じて黙祷した。

その耳に、帰りますね、と声が届く。]

――――どこへ?

( 41 ) 2013/03/09(土) 23:13:06

人造妖精 エステル、灰色翼人 ランスの胸中を知らずにセルマやエルリーの元へ向かうだろうか。どこへ行くにせよ促されるままに歩む。

( A6 ) 2013/03/09(土) 23:16:16

小説家 エラリー

[質問の意図が分からなかったのか、男は僅かに首を傾げた。
先と、まるで変わりのない透徹な瞳で、セルマを見返す]

……自宅に。

[ぼそりと、掠れた声で呟いた]

( 42 ) 2013/03/09(土) 23:19:00

毒舌家 セルマ

[お帰りと言ってくれるひとは、彼にも自分にもない。
出迎えて、ようこそと言ってくれるひとも、今ふたり失ったばかりだ。

こんな、夕食の買い出しに来てたまたま会ったような声の色なんて。
また明日、何事もなく会えると信じているような。
何の揺らぎもないような声が、どことなく恨めしかった。]

( 43 ) 2013/03/09(土) 23:20:20

中毒 カイン

……星が無ければ、花が咲く場所を持たない当然だろ?

[意図を問うパースに、随分と大きな括りを口にした。
多少の違和感は残っても、普段のように動く分には支障ない事を確かめる。]

もっと言うなら、世界があるから、か?

……ま、世界がもう、花を咲かせることを"諦めてる"けどさ。

( 44 ) 2013/03/09(土) 23:22:44

毒舌家 セルマ

…………誰もいないのに?

[ぼんやりと言って、その莫迦さ加減に笑う。
男から背けた顔に浮かんだその表情は、自嘲によるもの。]

( 45 ) 2013/03/09(土) 23:24:08

中毒 カイン、メモを貼った。 メモ

( A7 ) 2013/03/09(土) 23:27:19

灰色翼人 ランス

[マイダの肩を抱いたまま、教会の中へ足を踏み入れれば、そこは、静寂に満ちていた。

 そして、友は静かに、永遠の眠りについていた。]

 エラリー、セルマ……。

 ───ドワイト、は……?

[マイダの肩に掛けていた手に、力が籠もる。]

( 46 ) 2013/03/09(土) 23:27:30

人造妖精 エステル、灰色翼人 ランスが力を籠めたのに気付き手を見た。そして、ランスの手の上にそっと手を重ねる。

( A8 ) 2013/03/09(土) 23:33:00


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