人狼物語(瓜科国)


1079 【突発RP村】やがて、世界は闇に沈む【飛び入り歓迎】


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人造妖精 エステル

[やがてカインとパースは森の奥へ向かい歩き始めた。
エステルは二人を見送りながら胸に片手をあてる。
鬱蒼とした森の景色に何かを重ね合わせるように、二人の姿が見えなくなるまで見続けていた。]

( 116 ) 2013/03/07(木) 22:03:12

人造妖精 エステル、メモを貼った。 メモ

( A19 ) 2013/03/07(木) 22:08:12

小説家 エラリー、メモを貼った。 メモ

( A20 ) 2013/03/07(木) 22:11:48

中毒 カイン

ふうん……
変わった”手紙”だな。

いや、聞いて悪かった。

[時効だと言い不機嫌そうにするパースに軽く笑って謝って。

手紙の中の”エステル”が、あの娘とイコールかは判らない。
別れ際に横目で見た彼女は、祈りのような姿勢をしていた。
カインにはその意味も判らない。]

……さて。

[道の名残が途絶えたところまでやってきた。
何かが争った跡なのか、木がなぎ倒されて道のあった場所をふさぎ、かつ発育した緑色ではない植物が行く手を阻んでいる。

ギャアァッ、とその障害物の向こうに、鳴き声のようなものが聞こえた。]

越える?迂回する?
って言っても迂回する道も良く判らないけど。

( 117 ) 2013/03/07(木) 22:13:12

人造妖精 エステル

[道中でカインが抱いた疑問>>103は当然のものだったろうか。
森は既に変異植物が溢れ、人はもう入れない。
それとも、まだ人は入れないと言った方が相応しくなってしまったろうか。
森に入れるか入れないかを、
エステルが考えているような素振りは見えなかっただろう。
森に意識が引っ掛かる、それだけしかなくて。]

( 118 ) 2013/03/07(木) 22:18:09

司祭 ドワイト

[右肩にはしる鈍い痛み。
逃げなくては。逃げてはいけない。
相反する思いで身動きが取れず、
我に帰ったのは友人の声と足音が聞こえてから]

ランス…!
危ない、来てはいけない!!

[咄嗟にそう叫ぶ。
既に魔物と化してしまったギュルは、
きっと引き離すべきなのだ。
だけどどうしてもそうできなくて]

( 119 ) 2013/03/07(木) 22:22:06

司祭 ドワイト

…………っ。

[友人の手によって、
ギュルは呆気なく剥がされた。
もう、動かない。
人の死は多く見届けてきた。それが仕事だ。
…なれることのない、仕事だ]

ごめん、また。  …君に、迷惑を。

[ぱさりと外套がかけられる。
相手を見上げる視界が影でやや遮られると、
何だか泣きそうな声が零れた]

( 120 ) 2013/03/07(木) 22:23:10

司祭 ドワイト

[その男の瞳が、
静かにゆっくりと見開かれて行く。
友人の広げる翼。
そこにはっきりと混じる赤黒い羽]

ランス。

…ランス。

[何と声をかけていいのか分からない。
呼びかけるそれは、少年のようでもあった]

君のせいじゃない。   …きみの、せいでは。

[相手がこのまま
何処かへ行ってしまいそうな気がして。
何よりそれが不安だった。
血濡れたままの左腕を友人へ差しのべる]

( 121 ) 2013/03/07(木) 22:24:47

手紙狂い パース

ふん。

[去なされた。>>117

エステルはどうするのだろうか。追うのだろうか、諦めるのだろうか。
少々気になるが―]

ああいやだ、剣呑、剣呑。

[図鑑では見かけたこともない植物と、今まで聞いたことのないような奇妙鳴き声を聞き、弓と矢を手に取って、カイン>>117に返事を]

そうだねえ。
全力で突っ切るってのは、どうだい?

( 122 ) 2013/03/07(木) 22:30:53

小説家 エラリー

[両手に傘を持って、男は自室を後にする。
これほど間を置かず自室を空けるのはいつぶりのことだろうか、それともなかったことだろうか]

その前に。

[男はペンとインクを取り出し、先の逡巡について克明にメモを入れた。跳ねたインクが手指を汚し、拭われないそれが衣服を汚す]

( 123 ) 2013/03/07(木) 22:36:30

灰色翼人 ランス

 おれが───

[抜け落ちた羽根を、渡しさえしなければ。

 確証はない。
 けれどこの羽、この色……。
 因果関係がまったくないとは、到底思えなかった。]

 ……ドワイト。

 おれたち、グレイフェザーはな。
 魔物にはならない。

      ……なれないんだ。

( 124 ) 2013/03/07(木) 22:43:26

歌い手 ナデージュ

[スーさんの頭を撫でながら、スーさんの口から呟かれた言葉>>102を、思いだします。
森へ。パースさんと、カインさんが。
実のところ、あまり森の向こうへは出ていった事が在りません。
幾度か、歌をうたう為に向かいましたが、その時も移動は馬車でした。
何か良くない栄養素を吸っているのでしょうか、ここ数年で森の木々は、何だか嫌な感じに成長している気がします。
別の生き物に変わっている様な、そんな気が。

あんな場所に向かって、大丈夫なのでしょうか。
不安のせいか、吐き出す息が震えました。

すっかり眠ってしまったスーさんの寝顔を、わたしはただ、じっと見ていました。
頬を伝うその涙の意味は、わかりません。
今のわたしにはその意味を問う事すら、できないのですから。

わたしはそっとその涙を指先で拭いました。
ほんのりと暖かいそれは、スーさんがまだ、生きている証です。]

( 125 ) 2013/03/07(木) 22:45:34

歌い手 ナデージュ

[暫くスーさんの頭を撫でていましたが、わたしはふと思い立ち、そっと立ち上がりました。
埋葬に必要なものを、揃えなくてはなりません。
わたしの家にはたいしたものはありませんが、それでも、幾つかマスターとの思い出の品があったはず。

スーさん一人をこの場所に残していくのも少し悩みましたが、ほんの少しだけならば大丈夫でしょう。
酒場に来る方は良い方ばかりですし、マスターの死もそこまで広まっていない筈です。

わたしはスーさんを起こさないように、慎重に足を運びます。
それから酒場の扉を開くと、程近い家の方に向かって、ゆっくりと歩き始めました。]

( 126 ) 2013/03/07(木) 22:45:53

人造妖精 エステル

[ふわり。
───森を見続ければ、花の幻視。]

 …………。
 セルマサン、

[エステルはセルマを見上げる。]

 灰色翼人《グレイフェザー》の生き残りに会わせて下さい。

[パース>>69は名前を言っていないから、名前は知らない。]

( 127 ) 2013/03/07(木) 22:48:32

中毒 カイン

……マジで。
勇気あるな、お前。

[パースの返答に多少の驚き、けれど反対はしない。

腰に挿してあった二つの筒を、両手に握る。
短い筒の先に現れた、魔力でできた短い刃。
それを構え、踏みしめた草を蹴る。

ブーツに仕込んだ札は未だ必要ないだろう。
単純な脚力で、倒れた丸太を蹴り越え、その先へ。]

( 128 ) 2013/03/07(木) 22:48:38

灰色翼人 ランス

 おまえもよく知っているだろう。
 おれたちの種族は、長い寿命を持ちながら、実際のところは短命だと。
 おれくらいの年齢になる者さえ、せいぜい半数程度だと。


 ……おれたちはな。

 魔物化に、身体が耐えられない筈なんだ。
 実際、森で生活を共にしていた仲間は、この赤黒い羽根がほんの数本現れただけで、身体に異常を来し、倒れ、魔物のなる前に死んだ。

 だから、死んだグレイフェザーの羽は、皆ここまで痩せていない。
 こんな風になるまで生きられるなんて筈は、本当は、ない。

( 129 ) 2013/03/07(木) 22:49:44

人造妖精 エステル、メモを貼った。 メモ

( A21 ) 2013/03/07(木) 22:54:22

小説家 エラリー

[傘で両手を埋めて、教会へと足を向ける。
元々そう敬虔な方ではなかった。
世界が滅びへと向かって、一時的にヒトは神へと縋った。何ふり構わず祈りを捧げた。
それは純粋な祈りであったはずだった。どうしようもならない事態に対する敬虔な祈り。
けれど――祈りは届くこともなく。
いつしか教会も祈りの場というよりも、身寄りのない人間の頼む場所になってしまった]

( 130 ) 2013/03/07(木) 22:56:20

手紙狂い パース

[迂回したところで、障害物のない保証はない。
ならば超える。いや、振りかるものを極力避けながら、突っ切る。
目的は森を制圧することではないのだから。]

はっ!

[かけ声一つ、足を走らせる。
カインが丸太を蹴り超えるから、それに習って己も駆けた。

ポケットから取り出したのは、蒼く細長い瓶で、底には魔法陣のようなものが刻まれている。

ぽん、とコルクを抜けば、ばしゃばしゃばしゃと水が無限にわき上がってくる。
きわめて塩分濃度の濃い、海水だ。

不審な動きを見せる植物の片っ端にかけながら駆ける。
果たしてどれほど効果があるのか、分からないが]

( 131 ) 2013/03/07(木) 22:59:06

中毒 カイン

[準備良いな、と得体の知れない植物相手に海水を振りまくパースを横目に。

障害物を駆け上り、その向こうを見下ろす。]

っげ。

[そこにいたのは、ずっと昔に聞いた怪鳥と同じ、ギャァという鳴き声を発している、紫のトカゲと虎の中間生物。

そして、その倒すのに苦労しそうなその生き物を捕食中の、千以上の触手を蠢かせる家一軒はある巨大花だった。]

……無理だろこれッ!!

[着地できそうな場所は、敵の花びらの上だけ。
雄しべと雌しべの代わりにある大口と捕食器官のうねりに、頬が引きつった。]

( 132 ) 2013/03/07(木) 23:13:53


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