人狼物語(瓜科国)


1079 【突発RP村】やがて、世界は闇に沈む【飛び入り歓迎】


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歌い手 ナデージュ

[扉から出れば、フードを被ります。
今度は真っ直ぐに酒場へと向かう道を歩いて行くことにしました。
ただでさえ歩くのが遅いのですから、到着を急ぐ為には最短距離を選ぶ必要があります。

今できることは何か。

とりあえず、暫くは、マスターの酒場を守ってみよう思ったのです。

マスターの大切なものは、わたしにとっても大切なものです。
それに、こんな時だからこそ、憩いの場は必要でしょうから。**]

( 83 ) 2013/03/07(木) 00:38:03

灰色翼人 ランス

 なんだ、もう帰るのか?

[その場を辞するナデーシュに、そう声をかけはするが、引き留めることはしない。]

 明日の朝、準備ができ次第、ドワイトと酒場へ行く。
 少しでも穏やかな天気であるよう祈っていてくれ。

[それから、食器の片付けをするために、台所へ向かう。
 水はあまり使えないので、余程の汚れでない限りは、布で拭い落とすのだが、その布もだいぶ汚れてきてしまった。]

( 84 ) 2013/03/07(木) 00:48:06

小説家 エラリー、メモを貼った。 メモ

( A12 ) 2013/03/07(木) 00:48:19

がらくた屋さん スー

[ゆっくりしていると、両親との色付いた思い出ばかりが浮かんでくる。
紋様よりも高度な魔法陣の書き方を教わった思い出。
留守を預かる身となった自分に両親が告げた言葉]

おしごと。
…おしごと、がんばれば。
かえってきたとき、いっぱいほめてもらえる。

………でも、おてがみ、こない。

[壊れ始めた後のスーにしては珍しく深刻な表情で、
真面目なことに思いを巡らせ始めていた。

両親が手紙一つ寄越さないことを気にし、
パースに自分宛の手紙が来ていないか訊くのを忘れていたと気付く。

気になる。けれど。
森に近付く意志はすっぽりと抜け落ちていて]

( 85 ) 2013/03/07(木) 00:59:38

がらくた屋さん スー

[だから、だろう。
ナデージュがこっちを向いて首を傾げた時、迷わずこう言えたのは]

さかば。ついてって、いい?
パースがまだ、もりにいかないで、のこってるかもしれないから。

[それから、残さず飲み食いした証の、空のカップとお皿を、
調理場へと片付けると]

しさいさまに、ごちそうさまでしたって、いっといて。
じゃあね。

[ひらひらと手を振ると、ナデージュの後をついて歩き始めた。

時折眠そうな顔を見せるのは相変わらず。
パースがいないと分かれば、床に座り込んでうとうとし始めるだろう**]

( 86 ) 2013/03/07(木) 01:03:05

がらくた屋さん スー、メモを貼った。 メモ

( A13 ) 2013/03/07(木) 01:09:27

灰色翼人 ランス

[布の、少しでも綺麗な箇所を探して食器を拭いていれば、スーも空になった食器を運んできてくれた。]

 ありがとう。
 分かった、伝えておく。

 ───気をつけてな。

[ひらひら振られる小さな手に、こちらも緩く手を振り返す。]

( 87 ) 2013/03/07(木) 01:15:00

灰色翼人 ランス、食器の片付けを終えると、誰もいない食堂へ戻り、暫しぼんやり**

( A14 ) 2013/03/07(木) 01:15:40

司祭 ドワイト

[外へ出かける心算でローブを羽織ると、先に礼拝堂へ。
すっかり寂れてしまったオルガン、無残にひび割れた窓。
隙間からは灰が吹き込んでくるから、
此処に長くいることは出来なくなって久しい]

――――――…神よ。

[その言葉を、あまり人前で使うことはなくなった。

かつり、かつりと乾いた足音が空間に響く。
天井には色あせた、ステンドグラス。
星空を舞う天使が彩られたもの。

単純に綺麗な作品だと思っていた。
だけどそれ以上に何か、強く惹かれるものがあった。
これに似た光景を、遠い昔に見たような気がする。

それは少年の頃、
死を目の前にして見た幻想だったのだろうか。
澄んだ澄んだ星空の元、空から降る灰色の―――…]

( 88 ) 2013/03/07(木) 01:19:13

司祭 ドワイト

[ひらり―――…]


[―――ひらり]


[そして男は気が付いた。
夢想でも過去の記憶でもなく、まぎれもなく今、
灰色の羽根が舞い降りてきたことに。

ステンドグラスの欠けた隙間から落ちてきたそれは、
男の足元にふわりと留まる]

……っ。 …!?

[漸く我に返って天井に目を凝らせば、
ステンドガラス越しに蠢く何かの姿がある]

( 89 ) 2013/03/07(木) 01:19:48

司祭 ドワイト

[その影は何処か楽しそうに跳ねるように、
天井の上を横切って行き、そして]



―――――――どん、ぐしゃり。

[見えなくなったと思ったら、大きく歪な音を立てた]

( 90 ) 2013/03/07(木) 01:20:26

司祭 ドワイト

[音がした瞬間に、血の気が引いていくのを感じた。

灰を被ることも厭わず、
正確には其処まで気が回ることすらなく、
教会の外へ飛び出せばすぐに音の正体と対面できた。

壁には血が飛び、地面には血だまりができていた。
その中心で蠢く生物はもはや人の姿を殆ど保っていなかったが、
それでも相手のことを間違える筈はない]

( 91 ) 2013/03/07(木) 01:52:07

司祭 ドワイト



ギュルスタン!!


[教会の天井から落下したのであろう彼は、
もはや息絶え絶えに弱っていた。
肌は殆ど褐色に覆われていて、
右腕だった場所は歪な赤黒い羽根を持つ翼に変形していた。
発する声は人語ではなく、呻きに近い。

…彼は空を飛ぼうとしたのだろうか。
けれど一側の翼しかなく、地面へ落ちてしまったのか]

( 92 ) 2013/03/07(木) 01:53:07

司祭 ドワイト

[血塗れた魔物を抱きかかえる。

もうギュルに意識はないのだろう。
力なく暴れる魔物は、司祭の肩に噛みついて傷を作る。

そしてきっとそのうち、動かなくなってしまう**]

( 93 ) 2013/03/07(木) 01:54:52

手紙狂い パース、メモを貼った。 メモ

( A15 ) 2013/03/07(木) 09:47:10

歌い手 ナデージュ

[ランスさんにかけられた>>84声に、微笑みながら小さく頷きます。
ありがとうございました、と、唇だけ動かしました。
明日の朝という言葉をしっかりと心に書き留めて、わたしは教会を後にします。
勿論、スーさんも一緒>>86です。
わたしのゆったりとした足取りと、スーさんの眠そうなそれとは、
きっと並んで歩くのに丁度良いくらいだったでしょう。
灰の積もった道を二人、並んで足跡をつけられるというのは久しぶりで、自然と口元が綻びます。

酒場に戻ると、先程までいた皆さんはもう、出て行った後のようでした。
わたしはグラスの類を片付けて、カウンターに置かれたままのお金を集めます。
簡単な作業なようですが、全てをゆっくりと、時折休憩を挟みながら行ったため、結構な時間がかかってしまいました。]

( 94 ) 2013/03/07(木) 15:43:28

歌い手 ナデージュ

[スーさんはどうしているだろう、と、スーさんの姿を探しますが、カウンターの中からはその姿は見えません。
表に出たところで、床に座り、うとうとしているスーさんがやっと見つかりました。
小柄な体とはいえ、わたしの力では抱き上げ、運ぶことはできません。

まだ眠っていないようならば、わたしはその服を引いてスーさんを起こしたでしょうか。
テーブル席の一部に、ソファーのある席があります。
スーさんがそこまで歩けるようなら、付き添っていったでしょう。

スーさんが移動したにしろ、しないにしろ、毛布を一枚出せば、その体にかけてあげます。
それから、一通りの作業が終われば、その傍らに腰を下ろしてその頭を撫でていたでしょう。
子守唄の一つでも、歌えればよかったのですが。**]

( 95 ) 2013/03/07(木) 15:43:35

灰色翼人 ランス

[誰もいない食堂で、そっと、痩せた翼を広げてみると、払い切れていなかった灰が、床に零れた。
 溜息をつき、箒とちりとりを出し、片付ける。
 もう払い残しはないかと、念入りに羽ばたいてみれば、また4(6)枚の羽根が抜け落ちた。]

 …………。

[無言でそれを拾い上げる。
 みすぼらしいが、どれも混ざり気なく、灰色だ。]

( 96 ) 2013/03/07(木) 16:45:07

灰色翼人 ランス

[なんとなく厭な予感がして、鏡に羽を映してみる。]

 あぁ……。

[予感は当たっていた。
 また、赤黒い羽根が増えていた。
 そして、赤黒い羽根は、灰色の羽根に比べ、随分丈夫そうだった。

 ───生え替わっている。


 先程の態度、おそらく友も、薄々何かを感じ取っていたのだろう。
 やはり早めに……いや、今この事を伝え、教会を出よう。

 そう決めて、箒とちりとりを片付けて、ドワイトの部屋へ向かおうとした矢先───]

( 97 ) 2013/03/07(木) 16:53:25

灰色翼人 ランス

 ───!?

[何かが落下するような音に、慌てて窓の外を見た。
 しかしこの位置からでは、窓を開けなくてはよく見えないし、かといって窓を開けるわけにもいかない。
 おろおろしていれば、今度は友の声が聞こえてきた。]

 な、っ……?!

[たしかに「ギュルスタン」と聞こえた。
 不安が、一気に膨らんでゆく。
 杞憂であれと祈りながら、薄手の外套を掴み外へ飛び出して、物音の、声の聞こえた方へと急ぐ。]

( 98 ) 2013/03/07(木) 17:03:01


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