107 璃音学園〜ネズミーランドへの道〜
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付属幼稚園保母 若菜 に 1人が投票した。
スペランカー部部長 阿井レム に 1人が投票した。
番犬 タロ に 8人が投票した。
番犬 タロ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、転校生 映 が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、警備隊隊員 シャスカ、付属幼稚園保母 若菜、スペランカー部部長 阿井レム、器楽演奏部副部長 エフ、帰宅部 ラフィーネ、合唱部 イリス、カラオケ店店長 蓮、用務員 ズィマー の 8 名。
器楽演奏部副部長 エフ
Good morning。って誰もいないのか。
こっちも寂しくなってきたな。今じゃ仮住居にいる人の方が多い訳だしな。
まあ、若菜さんがいれば寂しいとかない訳だが。一応、serviceニヨな、これ。
おーい、仮住居の人ら、元気ですかーーー！？元気があれば、何でもできる！
ところで今日のは略奪なんだかパツキンのWorkのお陰かわからんけど映君か。犯人側CoupleCrusherかと思ったらそうでもないのかな？
犯人側だったらCoupleCrusherだから映君から略奪はしないだろう、と思えばパツキンのGood Workだと思う俺がいるが。とりあえず予想に反してユエ君とすぐに会えることになってよかったな。
タロ君もお疲れな。
付属幼稚園保母 若菜
やっと、完成。
[手早く完成したものを白い紙袋に入れ、持ち手に黒いリボンを結ぶと、足早に講堂へ向かった]
エフさん、いらっしゃるかしら。
器楽演奏部副部長 エフ
昨夜は手数計算とか頭使ったせいで色々抜けてるな…
シャスカさんが「commitment外しておきます」って言っているのも見落としていた。すまん、シャスカさん、Thank you。
それ以上に、シャスカさんと、我が友パツキンがかなり良い雰囲気になっているじゃないか！
良かったなパツキン、俺は全力で君を応援する。【この考えは揺らがない！】 ん？何か出てきたがまあいいか。
−−「ツンデレを演じる恋愛の舞台、今宵も面白い夢が見られそうだ。ハッハッハッハッハ。我ら＜璃音学園＞の名の下に」−−
ん、んんっ！何かまた出てきたが気にしない。
しかし、よく見たらパツキン確認出来てねえのかもしれねえのか。遅かったからな、いつも本当にすまないな。
器楽演奏部副部長 エフ
若菜さん、Good morning。
ん？嬉しそうだけど何かあったのかい？
時間？あるし、たとえなくても作るけど、とかね。どうかした？
【推理：1回】 帰宅部 ラフィーネ
実にいい朝だなあ。
みんな、おはよう。おはよう。
[ラフィーネは妙に清清しい顔をしながらやってきた]
昨日の調査依頼なんだけれども、申し訳ないことに黄緑アタマが決定だした時、僕は既に夢の世界へ飛び立っていたので寝る前に霞さんに依頼した蓮のままになっている。
……べっ、別に夢でもシャスカの事を考えていたわけじゃないからなっ！なんか二又、三又通り越した大量の猫のしっぽに囲まれて幸せな夢だった……。おそらく。
よし、今日が最後だ。
気合を入れて霞さんを呼び出そう。
付属幼稚園保母 若菜
[>>4エフの返答に、パッと笑顔になって]
えっと。
……前にお約束していた、これ。
出来ました。サイズとか合うといいのですけど。
[小さな紙袋をエフに手渡した。中に入っているのは黒い革の手袋で、指先だけ空いているもの]
つけたまま楽器演奏しやすいかなって、こういう感じにしてみたのですけど……エフさんの趣味に、合いますか？
[問いかけて少し不安げにエフの顔を覗き込む]
【推理：2回】 帰宅部 ラフィーネ
[ラフィーネは屋上でカッと目を見開いて天高く手をかざした]
霞ヶ関さーん、浦霞さーーーん、霞一番さーーーーーーん、最後だし大判振る舞いで皆きてええええええええええええええ！！
はっははははははははははは、フハハハハハハ！！
……おや、何故だ！霞さんが勝手に口の中に入り込んでバカ笑いがとまらん。
ヒャハハハハ。はっはーー！！
口がかってに動き出すーー！？どうしたんだ僕は！
蓮の夢を除いて犯行時刻の行動をさぐってみた。って！おやおや。なんだか蓮がにこやかに笑いながら気まぐれで犯人の手伝いをしているのが見えるぞー！？
【店長は愉快犯だったようだね】
本当にお疲れ様だ。くすくすくす。
【推理：3回】 帰宅部 ラフィーネ
僕も今まで勝手に霞さんが体を乗っ取って好き勝手喋っていただけで、【諜報員だというのは一時の気の迷いだったようだ】
てへへ。
夢から醒めた気分だよ！見事に霞さんに踊らされていたさ！
はっはーー！
警備隊隊員 シャスカ
―――誰もが本物の諜報員だと信じていた者に裏切られ驚愕している中、追い討ちをかけるように、突然けたたましい非常ベルが鳴り響いた。
状況把握のために鳴り響く電話の音や応答する声。
ただでさえシェルターが完全に閉じてしまい不安だった中に再び鳴り出したそのベルの音は、学園内に混乱を齎した。
その混乱の中、一人の警備員が偽諜報員の傍に立った―――
付属幼稚園保母 若菜
[突然鳴り響くベルの音、唐突な展開……
若菜は怯えたように、そっと、エフの傍に寄り添った]
エフさん……何だか怖いわ。傍に居て。
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