人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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道化師 リヴリア は 太陽の子 ミズキ に投票した。
道化師 ダハール は 太陽の子 ミズキ に投票した。
渡り鳥 グレイヘン は 太陽の子 ミズキ に投票した。
太陽の子 ミズキ は 星売り カスミ に投票した。
お花畑の ハル は 太陽の子 ミズキ に投票した。
星売り カスミ は 太陽の子 ミズキ に投票した。

太陽の子 ミズキ は村人達の手により処刑された。


次の日の朝、星売り カスミ が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、道化師 リヴリア、道化師 ダハール、渡り鳥 グレイヘン、お花畑の ハル の 4 名。


お花畑の ハル

[貸してもらおうかな。リヴリアのその言葉>>3:137に、少女は気前よく頷いた]

 リヴリアちゃんと、お揃いの格好。
 なんだか面白いねえ。

[想像してみる。同じ服を着た二人が並んでいる。
 まるで似ていないのに、なんだか姉妹のよう。
 ……なんて。少女に家族なんて、いないのに。少女はこっそり苦笑して、そのイメージを霧散させた。
 すぐに気を取り直して、ダハールに"ロリコン"という不名誉な疑惑を与えてしまったとも知らず、リヴリアの問いかけに素直に頷く]

 あのねえ、恥ずかしがり屋さんのダハールちゃんをねえ、ハルがちょっといじめちゃったみたいだよう。
 逆襲されちゃったあ。

[転がるようにして遊んだこと。楽しい記憶のはずなのに、思い出すとどこかがちくんと痛いような気がした。
 痛いことなんて、なんにもないはずだから、そんなのはきっと気のせいだけど]

( 0 ) 2013/02/11(月) 12:49:10

お花畑の ハル

[それから、用事がありそうな二人を見送って、もぐもぐとパンを食べた]

 可愛い旗だねえ。

[ご機嫌で呟く。その頃には、ハムの材料をしゅうかくしてくれた女の子のことも、旗をピラフに立てたら教えると約束した女の子のことも、少女はきっと忘れてしまった。
 そうして]

 ……あっ!

[ずっと雲に隠れていたおひさまが、ようやく顔を覗かせる。
 ふわりと少女の頬をあたたかな春風が撫でていく。
 傍らに目を落とすと、花冠のために摘んだレンゲは、生き生きと少女に編まれるのを待っていて]

 えへへ。今日はとってもいいお天気、だもんねえ。

[少女は頬を緩ませ、そう呟く。
 ほら、やっぱり気のせいだった。
 今日はとってもいいお天気で。おひさまはぽかぽかで、風は暖かくて、お花はとってもきれいで、それが揺らぐはずがない。
 ご機嫌な少女は、リヴリアとダハールの払う犠牲を知らない**]

( 1 ) 2013/02/11(月) 13:01:43

道化師 リヴリア

[現実は小説より奇なり──
さも至言のように謳われる

そんなことは当たり前だろう?
だってお話しには起承転結があって
登場人物には皆スポットライトがあたる。
主人公には主人公の
ヒロインにはヒロインの
脇役には脇役の
敵役には敵役の

……噛ませ犬には噛ませ犬の色が]

[様々な色が密接に絡み合い
フィナーレへ向かってとパレードは続く
全ては書き手のタクトに倣い
読み手の頭の中でパーツは埋められていく

それが虚構なのだから]

( 2 ) 2013/02/11(月) 13:30:17

道化師 リヴリア

 ……

[目を開けると そこは花畑だった。
爽やかな風が吹き抜け
花々が気持ちよさそうにその風を受けながら
煌めいていた。

まるで虚空に描かれた一枚の絵のように

ように…ではないだろう
まさしくそれは絵だ。
夢に描いた一枚の絵
私がはじめて他人のために描いた夢の絵
私より永きの夢を旅して
多くを知って
けれど、その殆どを忘れてしまった彼女へ
私があげる 最初で最期の一枚

受け取めたか否かを見届ける気はもうなかったのだけど]

( 3 ) 2013/02/11(月) 13:30:54

道化師 リヴリア

 ああ、お食事かい?

[彼が手をさしのべる>>3:160
少しの間その手をじぃと眺めた後……

──その手を払いのけた]

( 4 ) 2013/02/11(月) 13:31:14

道化師 リヴリア

 食べておいで。ハルの子と過ごせる最期の時間だ。
 食べてお行き。けれど逆“襲”などと言って手折ってはくれるなよ。

 そして、食べたならもうお帰り。
 キミはここの住人ではないのだろう?
 キミ自身の口でそう言ったことだ。

 ああ、確かに夢はもう終わるよ。
 死ぬさ。私も、ハルの子もね。
 だが夢の終わりに他人は関係ないだろう。
 現の住人ならば、現で朽ちろ
 キミにはまだ幾許かの未来があるはずだ。
 ……過去には夢はないんだよ? ダハール。

[ニィ…っと嗤って見せてから、踵を返す]

( 5 ) 2013/02/11(月) 13:32:25

道化師 ダハール

[ゆっくりと、春は再び訪れる。
 日差しに、風に、花に。
 香る蜜の匂い、桜も散りきらぬ花に変わる。]

[右手が右手を払う。
 俺はその右手を一つ見て、
 また、はじめてみた赤に視線を戻す]

 それは、リヴリアが決めることではないよ。
 ………俺は、帰らない。ここに最後まで残る。
 

 家族だからね……最後の。

[今は鈴のない長い髪が春風に流れる。
 その髪に手を伸ばし、右手は掴まえれば

 ………………遠慮なく一房強く引いた。]

( 6 ) 2013/02/11(月) 14:35:09

渡り鳥 グレイヘン

[まだ夢が夢の形を残す内に。
 太陽と星は手を繋いでやって来た。
 空を黒く染めるのは太陽に重なった月。

 2人の手首でブレスレットが輝く。
 それは遠くからでも渡り鳥の標になるには十分で]

 ――おともだち、なれたのね。

[目を細めて微笑む]

 ぐれいへんとおそら。
 いっしょにとんで――くれる?

[今ならば。
 あの月の裏側まで行ける気がする。
 そうすれば花水木が望んだ太陽にだって。
 星売りが求めた星にだって。
 ほんの一瞬でも手が届くような気がした。
 これが終わりのユメならば]

( 7 ) 2013/02/11(月) 15:10:05

渡り鳥 グレイヘン

[ならば、その一瞬だけで良い。
 彼女達の煌めくユメまで一緒に着いて行きたい。
 もうどんな憧憬も叶えられない渡り鳥とは違って。
 彼女達はまだユメを創る事ができたから]

 いっしょ。

[このユメを超えるまでは。
 そして、このユメが醒めるまでは。

 左右両の手で2人の手を取る。
 翼を広げれば雪のように羽根が散った。
 花水木の髪飾りを一度だけ、見やる]

 いくね。

[風を払うように大きく羽ばたく。
 重さという概念を掻き消すように、向かう先は――そら]

( 8 ) 2013/02/11(月) 15:20:34

渡り鳥 グレイヘン

[景色が変わっていく。
 近くなる星、小さくなる世界。
 綻び欠けて行く夢の大地が遠ざかっていった。

 少しずつ2人の存在が薄れて。
 意識だけのものになっていく。
 それでもきっと。
 2人なら、互いの姿を最後まではっきり見る事ができただろう。
 空で輝く、太陽と星ならば――きっと。

 やって来たのは、まだ夜を保つ星売りの空。
 明けなかった夜がもうじき終わる。
 握っていた2人の手を引き合わせて、微笑んだ]

( 9 ) 2013/02/11(月) 15:33:53

渡り鳥 グレイヘン

[そして、手を離す。
 そのまま2人は空に留まって。
 その存在が燃え尽きるまでこうやって。
 ほら、光るのだろう。

 花水木の右手で、太陽が。
 星売りの右手で、明星が。

 その光がとても綺麗だったから。
 渡り鳥は羽ばたく事を忘れた。
 風の中を真っ逆さまに墜ちながら。
 手を、振った]

 ばいばい。

[明けの真白な空に、羽根が、散った――**]

( 10 ) 2013/02/11(月) 15:39:32

道化師 リヴリア

 ……

[私のの髪を掴み離すまいと引くダハール。
そうか…そういう決心でやってきたのか。
“家族”……嗚呼そうだね。最後の家族にしてしまったのは私のせいだ。
私の咎、私の責。
それを贖罪するのならば、私は彼のために、家族の一員として
弟の望むままに終焉を迎えるべきなのかもしれない。

でもね…ダハール。
貴方はどうしてそんな残酷なことを私に言うの?
……ううん、わからなくていいの。
でもね……]

( 11 ) 2013/02/11(月) 18:47:10

道化師 リヴリア

 私は君のそういうところが嫌いだよ。
 ダハール。

 自らの中だけで結論づけて、知った風な口をきく。
 いつだってそうだ。あの女との諍いも
 しゃしゃりでて“介入”して!

 家族? ああそうかい家族かい?
 じゃあ貴様にとって家族とはなんだ?
 貴様の理屈では、家族なら傍にいるのか?
 当人の意向は無視か?
 それが貴様の言う家族か?

 反吐が出る!

[掴んだ手をふりほどこうと、強固に抗う。
離さぬなら、己の髪を切り裂いてでも]

( 12 ) 2013/02/11(月) 18:47:24

道化師 リヴリア

 家族と共に死ねるなら本望とでも私が思ったのか?
 それとも自己満かい?
 いや……お前のことだ。こうでも思ったのかな?

 『責任の一端は自分にもある』とか?

 まったく嗤える話だ。嗤いすぎて哀れにすら思えてくる。
 私を自己満足の供物にしてくれるなよ。ダハール。
 お前にそんな責を負う義務も権利もない。

 ああ、いいさ教えてやる。
 私はな……ダハール 
 
[そうやって背負ってくれようとする。
まるで小さなお菓子をはんぶんこして一緒に食べるように
夢を共有するのと変わらぬ差までいつも私と共有する。
そんな貴方を 私は──]

( 13 ) 2013/02/11(月) 18:47:45

道化師 リヴリア

 

 大嫌いだったんだよ。
 ああ、憎んですらいた。

( 14 ) 2013/02/11(月) 18:47:57

道化師 リヴリア

 優しいと思っていたかい?
 それはそうだろう優しく努めていたんだから。

 そうやって良き姉たらんとしたさ。
 勉学も運動も芸術も負けぬように努めたさ。
 負けたくなかったのだからね。
 何人にも。
 そうやって良き姉でいたのなら、
 まあ神様とやらも慈悲の一つも
 与えてくれるんじゃないかってね。
 そんなことも考えてもいたがね。

 だが、現実はどうだ?
 お前は寄宿舎のある学校へ行き
 私は鳥籠の中さ。
 挙げ句の果てには結婚話? 身も知らぬ男と?
 時代錯誤も甚だしい。

( 15 ) 2013/02/11(月) 18:48:31

道化師 リヴリア

 お前と同じステージに立つこともないまま
 全ては決まっていた。
 私には何も与えられず
 私の欲しいものは全部お前の元へとね。
 お前が欲しかったかどうかは知らないけれど。

 だからさ……
 奪ってやったのさ。
 全部全部ぜんぶをね。

 お前が私に言った“傲慢”
 ああ、まったくもって正しい。
 私は傲慢だ。傲慢だから奪ってやった。
 何一つ残さぬように。

( 16 ) 2013/02/11(月) 18:48:48


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医師 シャルロッテ (1d)

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