人狼物語(瓜科国)


1062 【完全RP村】少女の夢村


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道化師 リヴリア

 嬉しそうに被っていたがね。
 ボクの知るキミによく似た男の子は

[何をとも言わずにぼそりと呟く。
素顔を晒し、自らを男と言うのならば、グレイヘンの言うようにいよいよその刻が来たのだろう。
意識を一瞬そちらに向けた矢先、拒否を示す彼女の声>>101]

 だめなところ……ああそうだね。
 そんなところへは
 いかなさいさ。

[はたかれたことは表向き意に介さず、ジェスチャーには仮面の下で苦渋の表情を浮かべる]

 わかってる……
 このままでいいのかと聞いている。

[袖を引っ張って、耳元で囁いた]

( 106 ) 2013/02/11(月) 00:42:13

道化師 ダハール

[紺色、縋るような色彩。
 ……記憶に齟齬をきたす事象が多いのか
 それとも、これも世界の終末なのか
 彼女の記憶のふたが、緩くなっているのでは?
 とも、ふと思いながら、こくりと頷く。]

 ああ、行かない。行かないよ。
 むしろ、この桜の木の下で
 一緒にお花見、しようよ。
 一緒に美味しいもの食べて……さ。


[穏やかに笑ってみせる。
 安堵させたくて。
 ね、と首を傾げれば、髪が揺れて]

( 107 ) 2013/02/11(月) 00:45:25

道化師 ダハール

 そうだね……夢物語の一人でいたかったから

[ポツリ、聞こえた声に目線だけ向けて、そう返す。
 叩いた頭の感触は昔のまま。
 昔のまま過ぎた……俺と同じ年頃なら
 結い上げた髪がぶつかったり、しそうなのにな?]

[ハルに目線を向けたまま、
 袖を引っ張られて傾ぎながら声を聞く。

 昔、よく使ったジェスチャー一つ。
 行儀作法の先生の前や
 よく母と衝突する姉をとめる時のように
 杖を持った手は押し留めるように動く

 ”今は、だめ” と、この話を
 ハルに聞かれるかもしれないところでするのも
 もう一つの意味も]

( 108 ) 2013/02/11(月) 00:50:49

お花畑の ハル

―ある夏の話―

[海に行きたい、と言ったのは、少女の方だった。
 小学4年生の夏休みの、家族の計画]

『ええー、かぁくんは遊園地がいいのー?
 遊園地より絶対海だよ!
 だって、遊園地なら一年中行けるもん。
 海は夏しか行けないよう?
 あたしね、25m泳げるようになったんだあ!』

[そう、少女が主張して、夏休みの行楽先は、海になった]

( 109 ) 2013/02/11(月) 00:52:35

お花畑の ハル

[そして、起こる事故。
 海へ向かう途中、少女の家族の乗った車は、事故に巻き込まれる。
 お盆休み返上で働いていた大型トラックの運転手による、居眠り運転。
 少女の家族を乗せた乗用車は紙くずのようにくちゃくちゃになり、少女が救出された直後、炎上した。
 手のつけようがなかったのだと言う。
 少女が助け出されたこと自体、運が良かったと]

[あの時、海に行くことにしていなければ]

[少女が、"海に行きたい"と言わなければ]

[奇跡的に大した外傷もなかったはずの少女は、それ以来目覚めない]

( 110 ) 2013/02/11(月) 00:53:18

お花畑の ハル

[ダハールの言葉に、こっくりと頷く。
 行かない、それなら、大丈夫。大丈夫のはずだ]

 それなら、いいんだあ。
 うん、お花見しよう!
 おいしいもの、食べよう!
 ミズキちゃんも来れたらよかったねえ。

[けろりと少女は機嫌を直す。
 機嫌を直してしまえば、この記憶もそのうちなかったことにされるだろう。
 海の話題なんて、出なかった]

 えっと、それで、なんだったっけ。
 そうだ、ダハールちゃんって、女の子じゃなかったの?

[そういえば、聞き捨てならないことを聞いたのだった。
 頭を撫でてくれるダハールの顔を、まじまじと見つめた]

( 111 ) 2013/02/11(月) 00:59:15

太陽の子 ミズキ

[このまま頷かないまま、
 沈黙を否定と取って、口に出さない心配を嫌悪と取って、
 いつものように諦めればいいと思った。
 けれど星売りは身を引かない。>>97
 視線を落とした先で、重ねられる手が包み込まれる。
 それを見つめたままふるふると首を振った]

 私…… そんなつもりで声を掛けたんじゃない。

[森の中でグレイヘンを助けた時だってそうだった。
 あれほど一心に誰かの無事を祈ったのは、
 弱くてちいさな身体を自分に重ねていたからだ]

 わたしは、ただ……
 誰かに、そう言って欲しかっただけ、で………。

[『しなないで』 『ここにいてもいいんだ』
 それは自分自身が渇望した言葉、
 そんな意味しかきっとなかったのに
 彼女は愚かにも、『一緒にいきたい』と言う]

( 112 ) 2013/02/11(月) 00:59:41

道化師 リヴリア

[その懐かしい彼の動作。
何を言わんとしているかわからないわけがない。
私は一度だって忘れたことがないのだから。

夏や海に拒否反応を示すことは勿論知っていた。
当の本人がそれで思いっきりぶつけたことがあるのだから。
無論それを彼女が忘れていることも。

どうしたらいい、どうすればいい
ただ、続く幻想ならば放ってもおいた。
だが、夢は壊れつつある。
方法はないのか? 救う手だてはないのか?
せめて緩やかに壊れることなく消える術は……
それは、夢のセカイの住人たる私だけではでない結論]

 ハルの子、ハルの子
 ほら、こわいところなんてどこにもないよ。
 ここは綺麗な花が咲いて、穏やかな風が吹いて ね?
 だから作っておくれ。私の花冠を。

( 113 ) 2013/02/11(月) 01:00:43

太陽の子 ミズキ

[彼女はミズキ自身が否定するミズキを許す。
 ミズキが彼女を嫌いでも、
 そしてミズキ自身を嫌いでも、それでもいいと言う。

 ばかにしていると、渡り鳥はミズキを責めるように言った。
 ああ、ばかにしている。頷こう。
 なんて馬鹿なんだろう。
 ばか。ばか。ばか。大馬鹿だ]


 …――ばか  ………っ。

[一言だけを漏らし、唇を噛み締める。]

( 114 ) 2013/02/11(月) 01:01:05

お花畑の ハル

[機嫌を直した少女は、リヴリアの言葉にもうんうんと笑って頷く]

 うん、今日はとってもいい天気だもんねえ。
 ミズキちゃんのしゅうかくをいただいて、そしたら花冠、作るねえ。

[だから、冷たい風が頬を撫でるのは、きっと気のせいだ]

( 115 ) 2013/02/11(月) 01:04:58

道化師 リヴリア

[あやすように言葉を重ねながら
私の心にかつての思いが飛来する。

それは“恐怖”そう恐怖だ。

この世で一番哀しいことは
怒られることで悲しまれることでも
嫌われることでも憎まれることでも
死ぬことでもない。

忘れられることだ──

そう、私は思っていたから。
私の記憶には当然残るローザのあの甘い優しげなふわりとした様を思い起こせば、仮面の下で唇を噛みしめる]

( 116 ) 2013/02/11(月) 01:05:16

太陽の子 ミズキ

[心を決めるにはしばしの時間が必要で、
 ふたりの間に長い長い沈黙が落ちた。
 いったいどれだけの時間が過ぎたのか、
 いまは昼なのか、夜なのか。
 綻び始めた世界の中ではもう分からないこと。
 
 そうして、長い長い時間が過ぎた後―――
 ようやく覚悟を篭めて、繋いだ手をぎゅっと握り締める。]

 分かった。
 一緒に…… 『 逝こう 』。

[顔を上げて、放たれた声は酷く震えた]

( 117 ) 2013/02/11(月) 01:10:29

道化師 ダハール

 ミズキは今カスミとお話中、かなー
 一緒に、来てくれたらいいのにね、
 お話が終わったら

[頷き話題が変わったことに安堵する。
 彼女の心は細い綱渡りをしているようなもの。
 一歩間違えれば、きっと崩壊する。
 まだ、彼女自身が言い出したことが引き金
 その事までは知る由がないまま。]

 ……うん、そうなんだ……
 誰も突っ込まないから言わなかったけど。

[まじまじと見られて俺は照れくさそうに笑う。
 ……弟と同じ性別はセーフ。
 忘れらていない様子にそう思う。]

( 118 ) 2013/02/11(月) 01:11:38

渡り鳥 グレイヘン

[綺麗なものは、まやかしだ。
 この世界は必ず何かが欠けている。
 欠けているが故の夢。
 満たされない願望から生まれたモノ。

 綻ぶ様は、美しいと思った。
 褪せた大地も。
 荒れる波も。
 唸る風も。
 枯れた花も。
 欠けた太陽も。
 千切れた羽根も]

( 119 ) 2013/02/11(月) 01:15:15

お花畑の ハル

[ダハールの説明に、へええ、と声を上げる。
 ミズキもカスミも、お花畑によく来てくれるけれど、一緒にいるところを見たことはなかった]

 そうなんだあ。
 来てくれたらいいねえ。
 ……あっ、そうだ!

[思いついて、少女はポケットに手を入れる。
 取り出したのは、カスミの売ってくれた星。
 ピラフに立てるような小さな旗を、ぷすっとパンに突き刺した]

 ピラフに立てたら教えてねって言われたんだけど。
 パンでもいいよねえ。

( 120 ) 2013/02/11(月) 01:17:43

道化師 リヴリア

 そのなりで男と言われても、誰もピンとはこないだろうさ。
 肌のきめ細やかさは星狩りの子といい勝負だろう?
 むしろ着飾った方が映えるのではないかい?
 なんならボクが結ってあげようか?

[いささかの葛藤の末、調子を取り戻せば、彼の言葉に嗤いを乗せもしたか。]

 ああ、おひさまの子は星狩りの子と逢えたのだね。
 それは良かった。
 ……うん

[実際彼が見たのか、誰かから聞いたのかは知る由もなかったが、二人が逢って話をしているということを知れば、感慨深げに吐息が漏れる]

 ああ、そうだねぇ……またお話しができたらいいねぇ。

[パンの島に立てられた星の端を見つめて静かに嗤う]

( 121 ) 2013/02/11(月) 01:20:32

お花畑の ハル

[照れくさそうに笑うダハールには、感心して頷いた]

 全然気づかなかったよう。
 ねえ、リヴリアちゃんは気づいたあ?

[仮面の下の表情はわからない。
 仮面を被っていなかったとしても、表情を取り繕われれば少女にはわからないのだけど。
 少女は、表面に見えることしかわからないから。
 だから、少女は無邪気に問いかける]

( 122 ) 2013/02/11(月) 01:20:42

渡り鳥 グレイヘン

[終わる世界は。
 渡り鳥が見ている夢。
 ありのまま誰の望みも満たさず。
 滅びていく世界は美しい。

 世界が内へと壊れるなら。
 一緒に潰してはくれまいか。
 その絶対的な力でもって。
 二度と起きる事などないように。

 跡形もなく、壊して、潰して、捨て去って。
 そうしてくれたら、きっと自分の願いは叶う。

 だけど。
 この夢は自分のために用意されたものでは、ない]

( 123 ) 2013/02/11(月) 01:22:11

道化師 ダハール

 ああ、ピラフもいいけどパンもかわいいね

[風が冷たい。
 この前、いきだおれた時と違う。
 ここの花はいつまで持つだろうか?
 無邪気な様子に目を細めて返しながら
 せめて、花畑だけは。
 そういったハルの言葉、
 ハル自身が忘れても俺は覚えている。]

 ……ハルはさ、
 例えば、俺がずっとここで
 一緒に花見をしてたら、嫌?うれしい?

[そう言ってたずねるのは、花が枯れるのが 
 終末よりも早いか、どうか。
 早いようなら、別の何か……代用物を思う。

 現実では彼女の家族の代用物なんて……
 俺自身4年間それは思い知っていて]

( 124 ) 2013/02/11(月) 01:22:33

渡り鳥 グレイヘン

 ――……。

[翼を引き摺って、歩き出す。

 これが終わったら。
 もう一度、自由になれる。
 そうしたら。
 そうしたら。

 終わらないユメに、旅立とう――]

( 125 ) 2013/02/11(月) 01:29:10


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