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アサシン 鈴鹿御前 に 14人が投票した。
白水 立海 に 1人が投票した。
アサシン 鈴鹿御前 は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、一由 智 が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、杏里 メイフィールド、ダーナ メイフィールド、神父 荏嶺聡一郎、バーサーカー アステリオス、御厨 学、キャスター、アーチャー 源為朝、菊見 桂、アヴェンジャー マルグリット、白水 立海、ランサー 服部半蔵、宍戸 颯、志久真 唯 の 13 名。
長年の監禁生活のせいか、叔父に救われた直後の学には、表情と言うものが欠落していた。
への字に結ばれた口に、ただ瞬くだけの目。
「お面をかぶってるのか」と揶揄される事もしばしばだった。
それを見かねた叔父は、小説の中から感情描写を学ぶように指示をする。
叔父は古い考えの魔術師らしく、大の機械嫌いで家には映像機器のようなものは無かった。
叔父自身も、めったに感情を表に出さない厳格な男で、おそらくは学の将来を思って、そう言ったのだろう。
恩人の言葉と言う事で、学は律儀にその指示に従った。
何かに耐える場面では唇をかみ締め、怒るべき時には頬を膨らませ、悔しい時には地団駄を踏んだ。
ところが、周りの反応を見ると、明らかに違和感を抱かれていると解る。
ずれを感じるが、何がずれているかも解らず、学はよく、集団の中で孤立した。
―盟譜学園前高級住宅エリア/書庫兼御厨邸―
[目を覚ますと、薄暗い中に立ち並ぶ、本棚の群れが目にはいる。
叔父がかつて、私設の図書閲覧室ともしていたこの書庫は、広い割りに壁が少なく、朝は一層冷え込んだ。
どうやら昨夜は疲れきって、テーブルの上に突っ伏したまま眠ってしまったようだ。
学は、肌寒さを感じながら身を起こすと、コーヒーを入れるために給湯室へと向かった。]
[昨夜は悩んだ末、結局、教会には保護を求めなかった。
自分の掴みたいものが、掴めそうな感覚。
それが、日に日に増しているからだ。
今、この戦いから離れると、何かを見失ってしまう気がする。
それは、学が今、最も恐れていることだった。]
しかし、これからどうしたものか……。
[現実的な打開策としては、マスターを失ったサーヴァントを探す事だろう。
だが、それを調べるため、学園に赴く事すら今の学には危うい。]
もう、瀬織はいないのだしな……。
[気のせいか、書庫の中がいつもより寒々しく映る。]
颯君のように叫べば、少しは気持ちが楽になるのだろうか。
[そんな事を思うが、試みはしない。]
……ともあれ、当面、授業は病欠と言う事にしよう。
瀬織が消えたと言うのは、皆知っている事だ。
僕が戦争から離脱したと思ってくれれば良いのだけどな。
[そう考えつつ、コーヒーをすすった。**]
−金曜日明け方/教会 礼拝堂−
――――――、ふふ。
[彼は誰時。礼拝堂にひとり佇む荏嶺総一郎の唇からは、知らず笑みをこぼれていた。
手には、立派な装丁の分厚い書物――ダーナ=メイフィールドの日記。]
仕込んだものではあれど、予想以上に役立ってくれましたね、イレギュラーも。
[昨晩。アヴェンジャーの少女が歌い奏でたのは彼女の心の象徴。
固有結界が世界を滲ませたその時間、荏嶺は日記を手に用具室であった場所から抜け出した。
世界が滲み、書き換えられていたが故。用具室より持ち出せぬはずの日記を外へと持ち出せた。]
時が来るまではあの部屋の中で隠しておくのが精一杯と思っていましたが――――重畳ですね。
[礼拝堂。十字架に掛けられた聖者の足元へと日記を"設置"する。日記はほうと淡く輝き、そのままその場所へと貼りついた。]
――――――――、
[貼りついた日記に指で触れ、開いてみればはらりと項はめくれ上がり、日記の中身を見る事が出来る。
確認を終えると荏嶺は満足げに頷き、口の端を歪め笑みを作った。]
もうすぐ――貴方の願いが叶うまで後少しだ、ダーナ。
[そうして指をぱちりと鳴らせば、ダーナの日記は次第に擦れ、姿を消した――。]
―回想木曜夜―
[己を呼ぶ声に、駆ける。
共にいるのは宍戸であろう、刃は秩序なく降り注ぐ。
狙って降らないだけましか、とそれを弾きながら思う。その間にも、仕留め損ねた刃が、身体を抉っていった。
空が揺らぎ、ひび割れる。
術者の魔力がつきたのか、と。
駆け出す二人に追いつき、固有結界の綻びから外側へ、出ようとした刹那その世界が終わりを迎える。
同時に、サーヴァントの存在が一つ、消えた]
[何があったのか、マスターである立海や宍戸には、マスターの存在が消えたことも伝わろうか]
……落ちた、のか?
[消えた気配、固有結界も解除された以上、そう考える、が、そうと言うには違和感が残る。
けれど、ひとまずの危険が去った事がわかると、ようやく息を吐いた。
途端に、身体の痛みを思い出す。
咬み千切られた首、刀の刺さった肩、霧に蝕まれたいたる場所。断頭台の刃が肉を削いだ箇所もいくつか。
普通の人間であったなら死んでいるだろうと苦笑を浮かべる。
瀬織が消え、御厨がどこに行ったのか、気にはなったがその前に休息だと、学園を後にする]
―金曜朝・盟譜学園前高級住宅エリア/書庫兼御厨邸―
[コーヒーを飲んで少し落ち着いた学は、昨夜、高等部の校庭で起こった事を思い出す。
自身のサーヴァントが、2体のサーヴァントに攻められているという予想もしなかった状況。
学は一旦、高等部付近から離脱して、感知されぬ場所から、令呪で鈴鹿御前を呼び戻す算段だった。]
結局、間に合わなかったのは忸怩たる思いだがな……。
[ここは歯でも軋ませて、後悔する場面だろうか。
だが、あまりそんな気にもならず、コーヒーカップを置く。]
[昨日、高等部からの離脱を優先した学には、結局、正確に何が起きたのかは把握できてはいない。
とにかく出鱈目な魔力の奔流が、立て続けに起きていた事は確かだ。]
一応、僕は高等部に人払いの魔術を施しながら、白水さんを追っている。
普通の人間ならば、あの場には居たくないと思うはずだ。
起こったのが夜とは言え、あの中に、一般の残留者がいない事を祈るばかりだな。
[これから、いくらでも輝くであろう宝石たちが、無碍に砕かれるのは、学としても望む所では無い。]
[ふと、手元のファイルからはみ出た文化祭のチラシが目に入る。]
文化祭とか、可能なのか……?
[高等部以外は大丈夫だろうが、当の高等部は今、どんな有様なのだろうか。
今、のこのこと出向くわけには行かないが、単純な好奇心から興味はあった。**]
― 昨夜・回想 ―
フウ、はよ逃げるで!
ちょっと今はコレどうしようもあらへん!
[白水の隣にその姿を見つければ、
足に力を込めて何とか駆け寄る]
あーもう!なんで人間は二本足やねん走りにくいな!
[ぽむ、と姿を変えれば
人間よりはるかに安定した4本の脚で地へと立つ]
とにかくじっとしてたら捕まってまう!
ダメ元で舞台袖へと走るで!
[どれほど走っただろうか。
急速に、この舞台の大装置が歪みはじめる。
それはまるで、風船が萎んでいくかのように]
……なんやよぉわからんけど、
なんとかなりそうや。
ホンマ、この舞台の脚本描いた御仁。
ちょっと恨むで……!
[結界の綻び、そこから外へと出ることが叶えば
小さな猫の体は地面にぽすんと倒れ伏す]
あ、あかん……。
もう一歩も走られへん……。
ちょっと誰か運んで……。
[だらんとした尻尾が、
地面にたしたしと、弱弱しく叩きつけられた**]
―金曜朝・白水邸―
[屋敷に帰り着いた後、中を血で汚さぬよう、傷が塞がるまで外にいた。
痛みは生前と変わらず身体に刻まれる。
最後の傷、首を噛まれた痕は、夜明け頃に漸く塞がった。
とはいえ、塞がっただけで、完治したわけでもない。
中に入ると、少しだけ浅い眠りをとった]
立海、昨日の固有結界は、誰のものだと思う?
[瀬織ではないあんなものが使えるのなら、最初から使っていたはずだ。何より、あの風景は日本の英霊にそぐわない]
根古屋の方も、今日はだいぶ消耗しているだろうな。
[固有結界からでた後の猫の様子を思い出した]
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