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……。
[>>10一旦帰らないかというオノンの提案に、じっと考える。ロッテが一人でいくというのも]
……。
私、は、ごめんなさい。黒い湖は気になる、けど…北の割れ谷も、気になる。あっちの人たちも、たぶん、きっと、大変だと思うから…
でも薬を、できるだけ早急に、たくさん作らないと、私があの人たちに、できることがない、から…だから、帰れない。
ロッテさんも心配だし…だから。私はこのまま一人で薬草を採りにいく、から。オノンさんたちは、ロッテさんを手伝ってあげて、ほしいな。
大丈夫、種はたくさん採ってくる、から!
[にこり、と微笑んで]
― 酒場 ―
わあすみません〜
[>>9忘れん坊。ポコの言葉に慌てるのもおまけみたいなものだ。周りが笑えば青年も笑って、自然とその場はお開きになるんだろう]
紅クレーレも手に入ったし、今日は良い日だな。
[すっかり浮き足立って家路につく青年は。
翌日副団長に報告を忘れていたことを怒られたり、相変わらず忙しくお使いに出されたりするのだけれど、それもまた、今は知らぬ*未来のことだ*]
……、
[『森の様子がいつもと違う』のはロッテとの会話でも感じたことだ。少し不安気に一番長い付き合いもあり、強さを信用もしているジェスロを見たが、彼に護衛を頼んでしまうとオノン達が街に帰れない。
それに強さを知っているからこそ、ロッテ達の戦闘力を削れない]
大丈夫、わたしは、闘うんじゃない、し。普段、ひとりだし。ちゃんと身は守れる、よ。
[街に戻る気はないようだ*]
煙草売り ヌァヴェルは、転がり草の オノン達が街に戻るなら大急ぎで薬草28株集めると、先程の55株と合わせて広場のアブラハムに届けてほしいと頼む*
[ロッテを見送り>>18、ヴェルの依頼>>19を聞いて目を見開く]
いやいやいや……流石にそれはまずいだろう。
慣れているとは言え、普段と様子が違うと言うではないか。
君を信用しない訳ではないが、一人で動かないに越したことは無い。
[北の割れ谷、と聞いて酒場でオノンから聞いた話を思い出す。
怪我人を気にしているのに思い至って]
危険は承知のうえで薬師として責務を果たしたい、と言うことならば
役者不足ではあるが私が君の護衛をしよう。
何、私もすぐに戻るよりはもう少しここを見て回りたいのだよ。
危険種の探索に行くには少し準備も足りないことだし。
[ジェスロをロッテに同行させるなら、ヴェルが一人でいない方がジェスロも安心できるだろう、と力説した**]
―中央広場―
[朝日が照らす中、冒険者の客>>82がやって来た。挨拶され挨拶返しするエルバン。どうやらエルバンの先輩でウィルと呼ばれる冒険者との事…。
特製魔法薬に手を取り出す]
これは特製の魔法薬じゃ。ワシが時期に作った薬じゃ…。いつも売ってるのとくらべ少し効果が上がってるはずじゃが…。
[どうやら、購入してくれるらしい。そして6(6)や1(6)も購入して行く]
どうもじゃ。
[...とエルバンはウィルの後ろを見送った**]
…よし、決めだ
[ロッテ>>12>>13>>14とヴェル>>19>>21、それぞれの言い分をよく反芻するように考えて。苦笑い]
ヴェルさん、普段と違うがらよ…
[と、言いかけたことはエドワーズが言ってくれた>>22]
ロッテさんの方は、いづ見づがるが分がんねしな
用心しでぐれるって言っでぐれんならオレも心配しねぇことにすんなぁ
[身を隠しながら探索することを考えるならば、単独行動の方が適しているとも考えられる。
ロッテに向けて浮かべた笑みは、真摯に誓うとまで言ってくれたことへの礼代わり]
けんど、ヴェルさんの方は探しもんが集まっだら一区切りだべ?
したらオレも手伝うがらよ
急いで集めで、ヴェルさんと薬草と町まで届けだらすんげ急いで戻ってきで、そんでロッテさんと合流する…っつーこどでいいがぃ?
[薬草の特徴さえ教えてもらえたならば、オノン自身もそれなりに採取の役には立つと言う自負もある。
ロッテがどの辺りを探索するかは分からないが、黒の湖の付近ということならば、その湖を目印にすれば合流も難しくはないだろう]
ジェスロさんは…
[体質を考えれば自分やエドワーズとは別行動の方がいいだろうか、とも思うが、ヴェルと一番のなじみでもあることを考えればジェスロはヴェルの護衛についていた方が、とも考えられる。
あるいは樹海の異常を町に伝えてもらってもいいだろうか。町の官憲に、最も顔が利くのは間違いなく彼なのだし、それで人手が多少なり回ってくるならば、身動きもとりやすくなるかもしれない。…割れ谷の異常にも手がかかっている以上、増援は大して期待できないかもしれないけれど。
…と、そのようなさまざまな選択肢を思いつきこそしたものの、選びきれなかったオノンは。正直にその全てを話し、ジェスロ自身に選択してもらうことにした**]
――……
[しばらくは沈黙し、エドワーズの依頼>>*2>>*3を聞いていたが]
それをやった場合、何が起こる?
[と、問うだろう。儀式、魔術式の類は、大抵何かが起きる事を期待してするのもだ。言われたとおりに行動した途端、手に負えない危険種が出てきました!なんて事になったら目も当てられない。
術式による移動手段の為>>*4という答えが返ってきた。それには特に反応を示さず、条件を聞く]
――……
[設置してほしい場所の話>>*5を聞けば、再びしばしの沈黙。
熟考の後、出した答えは]
やるのはいいけど、西っつってもピンキリなんだが…
[と、いう依頼を受領するという旨の言葉だった。
結構な時間、黙りこくっていた為、不安に思われたかもしれない]
[熟考の内容を聞かれれば「候補地を考えてた」と、答えるだろう。
実際は――…]
(移動術っつーのは知らないけど、召喚術式には鍵になるものが云々ってのは聞いた事があるな……似たようなもんか?
樹海で同行経験ありとはいえ、これ信用して大丈夫なのかな。
でも、あんまり難しくなさそうな依頼なので、なんで俺って考えると…土地勘な気がするし。断ったら断ったで他にまわるよなあ、この依頼。
より秘密裏にってなるなら、どんどん裏道に突っ込んで九だろうし――……なら、俺が把握できた方がいいのかねえ。
つーか、この依頼に裏がなかった場合に、裏道突っ込んでったらそれはそれで危なさそうだしなあ……)
[などという考えを巡らせていたのだが、読みとるのは難しいかもしれない]
んでさ、西つってもピンキリっていったよな。しばらく留守って事は西の……奥の方がいいのか?
[エドワーズに向き直り、依頼に関して詰めていく]
獣や人があまり来なくて、エドワーズさんが出てきてもおかしくない場所だよな。バラク開拓村なら、あるっつーか調達できるけど。
[場所を探せと言われているのに、調達できるという言葉で返す。
バラク開拓村。西の開拓の最前線といってもいいその場所は三年前に一度危険種の襲撃で滅んでいる。その後、今の結界術式が生み出された際に起動実験第一号として、かの廃村に白羽の矢が立った。
実験は成功し、バラク開拓村を復興しようと幾人かが立ちあがったのだが……思うように人が集まらず、難儀しているらしい]
[1人で行くと言うと、止められた。それでも口の中ででも…などと呟いていると、オノンの提案]
……。
[少し考えて、こくりと頷いた]
…うん。じゃあ、できるだけ急ぐ…あ、ロッテさん!
[離れかけているロッテを慌てて追いかけ、ウエストポーチからいくつかの丸い玉を取出し、ロッテに押しつける。それは微かに火薬の匂いがした]
それ、燃やすと煙が出るの。煙を吸ったら、涙とくしゃみがとまらなくなる…護身用に、持っていってほしい、の。火薬と硫黄が最初から練りこんであるから…石、とか。ブーツのかかととか…で、強く擦るだけで、煙が出る…これ。持っていって?
まー、ようはその実験の際にちょろっと手伝ったら、その縁で家やるから拠点として活動してくれって話が来たんだ。
[問題があるとするなら、大気中の魔素に火の属性が濃いという事だけ。タウン・ナリヤ程の大きな街へ入らない前提であれば、初動できっちり魔素中和剤の手配ができれば、あとは環境になれるだけの話]
ナリヤにしばらく戻らないなら、他の依頼も受けられるしな。……って、他の依頼のついででいい?
[と、付け足し、席を外した旧友の方をちらと見やる。
そして報酬として弾かれた数字を見たなら――]
報酬は、初動分の魔素中和剤で。一括でも、分割でもOK
[と、答えるだろう。
量を聞けば、算盤に示された数字より少ない金貨で買えるほど。その事を指摘したならば――…]
いっぺんに量揃えるのがきっついし、何度も帰ってくるの面倒くさいし、魔法とか薬方面知ってる奴じゃないと中々頼めない。輸送がめんどい。
[とのこと**]
他の奴が勝手に入らない場所っつーのは、俺の家なら問題ないんじゃね?
[と、最後に付け足す。
エドワーズがこちらに悪いという旨を言いだしたなら]
俺は気にしないけど。
今の家も知らない奴がいるみたいだしな
[と、へらっと笑った。
ナリヤにあるジェスロの家には、会ったこともない同居?人がいる。自身を屋根裏の怪盗と呼ぶそれは、あまり家に帰らないジェスロに代わり、台所や寝床を使い、使った後はきちんとそれらを整えている。
怪盗を名乗りながら、使うのは設備の類のみで食料備品に関してはちゃんと買い足しているあたりが、更に謎だ。
当事者であるジェスロは、ブラウニーの一種なんじゃね…と言う事で片づけてしまっている**]
[エイサスの事を問われれば>>*10、元の声量に戻し]
ああ、あいつは東大陸からきたやつ!
エイサスっていって鍛冶師見習いなんだけど――…
[と、言ったところで「もう見習いじゃないぞ!」と、突っ込みが入り]
鍛冶師らしい。
[訂正する]
西の火山の調査するって事で、一旦バラク開拓村を目指すんだそうだ。目的地はさらに先だしな。
[そして魔素を含まない鉱物が発見された事と、それが故郷の物に酷似している事を伝えた。
そこまで話したところで、話の主題であった旧友が割り込んできた。聞いてもないのに、輸送コストの削減と活動範囲の拡大という事で、新たな開拓村をたてる事まで考えている事を伝えた]
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