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[がっちがちに緊張していた。
何故か夏に雪兎のお茶菓子であることも不思議に思わない。
雪兎が自分を励ましてくれている気がする]
――――。
[ふっと心が落ち着いた。
ようやく周りの景色を眺めることも出来、背筋をすっと伸ばす。
分からないように深く息を吸って吐いた。
薄茶の瞳を、静かに、お茶を点てるその人に向ける]
……っ、ち、ちょうだいします。
[だが結局、思いっきり舌を噛んだのだった]
あれ。
[前を見る。いつの間にか割り込んでいたナナミと美緒の茶を飲む姿]
結構様になってるな…と。あれは苦かったらしいな…
[作法完璧らしいことはそもそも作法を知らないからわからなかったが、結構堂に入ってるなと関心…していたら茶を飲んだナナミの表情を見て笑う。]
…馬鹿言ってんな…て、お前ずいぶんすっきりしたな
[いちゃつく云々言う愁の方を見て半目。
両手に捕まっていた二人がいない。これで遠慮なくどつけるか、と]
本当だ、もう少しだな…
[短くなってきた列。ここまで来たら覚悟決めた。恥かくなのも一興だろう]
…夏蓮と美緒は作法知ってるのか?
[ブルーハワイのようなメロンのような。間違いなく混ぜている]
。
[あーん、なんてするにはストローではちいさすぎるので。
カップごと美緒に差し出した]
?
[なにやらぐったりしている。緊張したのだろうか。
しゃがんだまま、ふいっと顔を覗き込んだ]
[列に並んでいたら、いつのまにかナナミがワープして、もうすでにお茶をいただいていた様子]
い、いつの間に…。
[しかも完璧なお作法で。
かと思ったら、愁が彬を茶化してきた。さっきの視線はそういう意味かと、得心がいった。ならばもっといちゃついてやるとか思ったけれど、どうすればいちゃついたことになるのか、ちょっと悩んだ]
お作法というか…三回回って碗?
[彬に尋ねられて、ボケた]
[三回回って碗、とぼけが夏蓮から返ってきた。ここは突っ込むべきか更にぼけ倒すか。
一瞬考えてから三回回ってみる]
わん
[プライドなんてなかった。
なんてことをしていたら次は自分の番だ。美緒が飲んでいるのを眺めながら、首ぶんぶん振ってた割には……と思いつつ前に出る。
案内してくれた茶道部が一応の説明をしてくれる。正座。とりあえず背筋くらいは伸ばしておこう。ここまで来たら開き直るしかない]
…………
[教わった作法を他の人をのぞき見ながら何とかこなす。かなり大雑把。
一通り終われば美緒やナナミが先に待っている所に行き]
…せめて一緒に飲み食いさせてくれればなぁ…
[甘いのと苦いの。極端過ぎるとぼやき。ナナミのかき氷見たら良い物喰ってるな―とか言った。
お茶の点数は78点くらい]
[ふにっとされた。
奈波はなんというか、とても度胸が据わっていると思う。
一本芯があるところは伊織にも感じることだ]
……?
[茶席のほうを見る奈波の頭を撫でた]
さって、と。
射的でもしようかな、ちょうどそこにあるしね。
奈波もどう?
[本当は妙に駆けだしたい気分だ。
とりあえず自分と奈波の分のお金を店主に差し出す]
[渡された射的銃を構える。
引き金に指をかけ、獲物を狙って目を細めた。超真剣]
1:*02白長須鯨*の人形
2:*11岩燕*のお面
3:焼きそば券
4:[体育教師 ダグラス]に似た人形
5:うさんくさいらしいバッグ
6:店主スレスレ
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