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[あまりに愁の動きが自然で、我に返る暇もなかった。
自分の名を呼ぶ声だけが確かに耳に届く。
顔をそっと離した後、無意識に指をまだ温もりの残る場所へ]
……っ、
[そして突如、理解する]
あの、えっと、
こんなに早く先手を打てなんて言ってな、い……し、
[どうしよう、どうしたら良いんだろう。
うまく言葉は出てこないし、頬はきっと赤く染まっている。あつい。
だめだ、とにかく一度落ち着かないと。
借りていた上着を脱ぐと、押し付けるように返した]
早く打つから先手、っていうんやで?
拙速は巧緻に勝る、ってな。
[片目を閉じて、けらりと。
いつもとは違う、落ち着いた笑顔で。]
ま、混乱させてもうたかな。
おちついてから、考えるとええわ。
――忘れるか、覚えておくかは、な。
[押し付けられた上着を肩にかけて、身を離して。
流れる言葉は、晴れやかで。]
もどろか。スピカが流れはじめた。
……星に助けてもらえる時間も、そろそろのこってないわ。
[真っ暗闇にただ一人佇んで、空をぼーっと眺めていた。もちろん、もう着替えているので、ジャージ姿。
持ってきた眼鏡ケースから眼鏡を取り出しかけると、ぐっと星々が近くに寄ってきた。
舞い降りてくるかのような星々。彬の言っていた圧倒されるような星空とまではいかないにしても、手を伸ばせば掴めそうな距離に見える。
どこまで行けば、宇宙に投げ出される感覚を味わえるのだろうか。ここでも真冬であれば、そう感じるのだろうか。
すると、彬がやってきた>>6。慌てて眼鏡をケースにしまう]
ううん。大丈夫。
わたしもついさっき来たところだから。
[着いたのは20(20)分前]
綺麗ね。星空。
昼間坂上さんが言っていたのがちょっと分かる気がする。
…………、うん。
[愁の言葉を心の中に仕舞う、とても大切なものだから。
向けられたいつもと違う笑みに。
自分のいつもの笑みは返せなくて、唇を引き結ぶ]
もどろう、愁。
[散歩の間だけの呼び名を返す。
優しい声音だったろう。
でも行きと違い、自分から手を差し出すことは出来なかった。
星の瞬きが瞼の裏にいつまでも残る*]
ああ、もどろか、美緒。
[もう一度、その名前を奏でる。とても大事な名前だから。
少しずつ吹いてきた風とは裏腹に、
心のさざめきは、少しずつ落ち着いて。]
終わるなあ、春も。
……夏が来る、か。
[手を差し出すことはしない。
差し出すべきぬくもりは、もう伝えたと。
つぎに差し出すことがあるとすれば。
あるのかすら、わからないが。*]
ごめん、待たせて。
[大分待っていたのかな、と思える様子の相手を見れば普段はかけていない眼鏡]
…香月、眼、悪かったんだ。
[知らないことばかりだな、と小さく呟く。ポケットに入れていた懐中電灯を出して足下を照らし、反対の手を相手に差し伸べて]
ん、ここだとまだ宿舎の灯りがあるから、あっち…。
足下、悪いから。
[転ばないように、なんて付け足したのは手を繋ぐ言い訳のような。
もし相手が躊躇するようなら袖に捕まってるのでも良いと言うだろうか]
あ…バレちゃったかな。
普段は掛けてないから。
[コンタクトも1(10)度か試したのだけれど、結局怖くて使えなかった]
移動する?
[手を差し伸べられたけれど、ちょっと躊躇すると、袖にと言われて、袖を掴んだ。
先ほどは、ダンスだったのでどうしても手を握らなければならなかったけれど、やっぱり緊張していた。
袖を掴んだまま、後をついて行く]
…席、後ろの方で困らない…?
[授業中に眼鏡をかけている姿は見た事がないような気がした。自分が気づかなかっただけかも知れないが]
ベストポジション…向こう。
[昼間より冷たい空気にを顔に受けて眼を細める。夜風を受けるのは気持ち良いから好きだけど、相手は寒くないかと羽織るだけでいたジャージ相手の肩にかけて。
少し緊張した様子で袖掴むのを確認して手を引っ込めるけど、相手が慣れない夜道に躓きでもしたらすぐに支えられる様にはしておこう。
こちらも暗い夜に二人きりという状況に少し緊張しながら歩いて]
そんなに、遠くはないから。
大体は大丈夫。ちょっと見えない時だけかけてるの。
[いつもこっそりと。なので、気がついているのは隣の文菜くらいかと]
あ、ありがとう。
[肩にかけられたジャージを軽く手で寄せて。
さっきまで極端にそばにいただけに、距離感を掴めないまま着いていく。
ただ、不安はなかった]
近いの?
[ナナミの起こした騒ぎと夏蓮の唄にびっくりしてる間にキャンプファイヤーは終わった]
終わったんだな、お祭り。
[一抹の寂しさは、明日への活力になるといい]
そっか。……眼鏡も似合う、な。
[授業中目を開けて寝てるし気づかなかった、と小さく呟いて笑う]
俺割りと頑丈だけど、香月が風邪引いたら困るから。
[何となく距離感つかめないのはお互いで、つい足早になりそうになるのを留めてゆっくり歩く。
余り急いでしまうのも勿体ない気がした]
うん、俺は…あ。ごめん、俺の近いの感覚がちょっとおかしい、かも。
[宿舎の灯りが届かないくらいの距離だから、でも後もう少しと少し上り坂気味の道を歩いて]
そんな…。
[自分では眼鏡は似合っていないと思っているので、見られただけですごく恥ずかしかった]
坂上さんも、風邪引かないでね。
[心遣いは嬉しかった。
坂を上るようにして二人は進む。袖を掴んだまま付いて歩いていく。
進むにつれて、木々が多い茂り、星空があまり見えなくなってきていた。宿舎からも遠ざかり、ほとんど真っ暗の中を進んでいく。袖を握る手にぎゅっと力が入る]
まだ…かな?
[言うと焦らせるようで、できるだけ言わないようにしていたけれど、やっぱり聞いてしまう]
[恥ずかしげな顔を見ればそれ以上は言わない。可愛いと思うのは本音だけど、言い過ぎればきっと逆に傷つけてしまうような気がした]
ん、ありがとう。
[気がつけば暗闇の中照らすのは小さな懐中電灯だけ、と言う状況。
袖を握る手に力が入ったのに気づけば、自分は大丈夫だからと思わず香月を気遣えなかった事に気づいて、ごめん、と安心させるように上からその手に触れる]
もう、そこ…
[本当に少しだけ歩くとそれまであった木々がすべてなくなり視界が開ける。小高く丘の様になった場所に到着すれば、宿舎は下の方に見えるだろうか。
空を見上げれば無数の星が瞬いていて、一瞬見上げた後にハンカチを地面に広げ]
…座るなら、使って。
[もうすぐと言われると、やがて視界が開けた。
小高い丘に到着すると、満天の星空が目に飛び込んできた]
わぁ…。
[先ほど見たのよりももっと迫力があった。
初夏を前にしたひんやりとした空気は何ものをも妨げないかのように彼らの前を素通りした。
眼前に広がるパノラマを前に、しばらく唖然として、彬がハンカチを用意してくれることさえ気がつかなかった]
すごいわね。
[自分の語彙のなさが悲しかった。もっとこの景色を表現できるふさわしい言葉があるはずなのに、その一言しか発することができなかった]
あ、ありがとう。
[広げられたハンカチに腰を下ろす]
街の光がないと、こんなに違うものなのね。
[眼鏡をかけなくても、十分に圧倒される景色であったが、もっと近くに感じたかった]
ごめん、ちょっと、向こう向いててもらえない…?
[そう言って、眼鏡ケースを取り出した]
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