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[祭りが近付いたある日。
奈波からのメール>>。もう教卓には先生の姿があったので]
『りょーかいです。ありがとう』
[と、なんとも簡潔な返事になってしまった。
夏蓮も誘おう、と言ったら多分彬の時と同じように首を振られただろうか。
自分に手一杯で、夏蓮の普段とどこか違う様子にも最近まで気付けなかった。
彼女は自分の相談に乗ってくれようとしたのに。
なんかダメだなぁ、と、先生の話は置いておいて机に突っ伏した。
すぐにのろのろと起き上がるのだが]
ー例大祭当日ー
[待ち合わせは神社の石段の下。
今日は眼帯を外し、前髪を集めて右目を隠し、上着はTシャツ、下は選んでもらったデニムのスカート。深いスリットの下にチェックの生地が段々に見える。
そう、この決戦の日にスカートで挑むことにしたのだ。
キャンプファイヤーのあの日、璃歩が女装した時の言葉が心に焼き付いていたから]
不安、だな。
[短くは無く、スリットも生地で覆われていて、デニムなので風で捲れる心配も少ないこのスカートが、ではなく。
久々のスカート、その姿を見られることへの不安。
約束の時間は刻一刻と近づいてきている]
[夕陽に照らされる彰の表情は明るかった]
自分らしさ…。
[何故か彬が言うとすっと入ってきた]
あ、ありがとう。
[自然と差し出された手を掴んだ]
でもね、多分だけど、それって、どっちもわたしなんだと思うんだ。
それに、わたしはもしかしたら、彬くんの思っているような女じゃないかも知れないし。
[最後の言葉は小声すぎて聞こえなかったかも知れない]
― 真夜中の星空 ―
……――ん。もうええのか?
[するりと、身を離す。絡めた手を解いて。微笑む表情を、一度だけ覆って。
時計の鐘は、自分で決めるしかない。魔法使いはやってこない。]
せやなあ。仕事の途中でぬけだしてきたんや。
姉貴いまごろぶちぎれやで。
[けらり、と笑う。いつもの顔で。]
ああ、みおきちが望むんなら、いつでも、な。
気ぃつけて、帰りぃや?
[止める間もあればこそ。夜道を駆け出した美緒に手を振ることしかできず。
振ってのち、天に伸ばした手。それはテネブからアルタイルを至り、赤く輝くアンタレスへと。**]
― 例大祭当日 ―
それじゃ行ってくるよっ。
帰りは……遅くなるかもね、屋台とかで食べるだろうし晩ごはんはいらないよ。
[そう告げて自宅を出る。
小麦◆色の浴衣姿にやはり救急箱をさげているのは周りから見れば不自然かもしれないが当人は気にしてない。
むしろ振袖に財布を入れるのはいろいろ不安だったので収納場所があってよかったと思っている。]
[待ち合わせ場所にはだいたいぴったりの時間に]
…――?
[待ち合わせ場所が見えて来たらきょろきょろと見回しながら。
眼帯ではないしズボンではない姿を伊織だと咄嗟に認識できていない――逆に伊織からはどんな格好でも救急箱ですぐ分かるに違いない。
気付かないまま、伊織のすぐ近くまで来て、目の前でようやく足が慌てて止まる]
…――えっ!?
[やっと知覚できたのは気付けたのかあるいは声でもかけられたからか。
目を見開いて驚いた。
3度瞬いて、伊織の表情と姿を見つめた――言葉が出なかった]
ー例大祭当日ー
[救急箱を下げた見慣れた姿、見慣れない小麦色の浴衣。見間違えるハズがない。
璃歩の驚いた顔に呼吸を止め、39秒後息苦しさに呼吸を再開した]
今日は、よろしく。
[顔が熱いのは息苦しさの為か、それとも。近づいて璃歩の手をとろうと手を伸ばした]
約束だから。
気に入ろうが気に入るまいが、今日はあたしがもらったんだから。
[一緒に居られるのが嬉しくて笑みが零れる。スカートの不安は忘れた]
[星の夜、ほとんど触れられることのなかった手が重なったことにほっとして、軽く細い手を握る]
ああ…うん。
俺もそう思うよ。まじめすぎるほどまじめなのも、方抜けてるときも、どっちも香月だと思う。
こっち、って無理矢理引っ張っても、手が痛くなるだけだから。
[言いながら階段を下りて、砂浜をゆっくり歩く。小さいけれど聞こえた声に目を丸くした。
俺は、香月をこういう奴って判断できるほど知らないよ。
だから少し…
[知ってみたくなったんだ、と小さくつけたした]
[例大祭の日。浴衣で、待ち合わせの場所ですでに手に入れた水風船をばちんばちんと鳴らしながら、人だかりも気にせず、
神社への階段に座っている]
…。
[母親がつけてくれたかんざし、思い切り頭を振って落ちないか確認したり。
藍色の浴衣に黄色の帯。頭には、造花にも見える、鼻をあしらった黄色のかんざし]
ー例大祭当日ー
[背中を叩かれたのはちょっと驚いたけど、救命の為と気付けば微笑ましい。
石段を上るごとにざわめきが近づいてくる。朱の鳥居を抜ければ、そこは別世界のよう]
どこから回る?食べ物、くじ引き、金魚掬い、普段見るものから見ないものまで盛りだくさん。
[一番の目当ては御神木ではあるが、そこはトリだろうか。
わくわくするのはお祭りの空気にだけではない。
視線を向けた先にある姿を何度も何度でも繰り返し見て、見惚れて、視線が合えば頬を染めてはにかんだ]
[先生の話が右から左耳へ抜けていく。
まずい、このままでは期末テストが……だがしかし、集中できない]
……。
[目の前にある背中をじっと見つめる。
そして祭りのことを考える。
誘おうか、とも思っていた。でも今現在誘うことは出来ていない。
多分誘えないままなんだろう。
その理由は自分の中では明白だ]
……、
[人差し指で、つぅっとヤマトの背中に線を描いてみたり。ぐりぐり]
― 例大祭 ―
よう、ナナナミ。はやいやんか。
[黒の浴衣に、少々珍しい萌黄の帯。
数年前の浴衣が着れてしまう自分の身長が恨めしい。経済的ではあるけれど。
待ち合わせ場所にみつけた奈波に軽い駆け足で近寄って。]
なんや、もう水風船までとってたんかいな。
楽しみすぎやで。わいこれでもおさえこんでるっちゅーのに。
にしても。やっぱ和服似合うなナナナミ。
かわええわ。
[階段を降りきると、潮騒が目の前に。初夏とは言え、まだ海水浴には早い時期のため、人の影はほとんどなかった。
彬の言葉を聞き流すかのように]
もうすぐ夏ね。
[と言って、急に]
海入っちゃおうかな。
[と、靴と靴下を脱ぎ始めた]
[一番最初に来たのが愁なのが若干気に入らない。
水風船を投げる。ゴムで戻って当たらないが、投げる]
…。
[可愛いとの言葉に、頬杖をついたまま、ふんっとため息をつく。
ちょっと端に座り直した]
[先日、皆と服を買いに行った際、この男に対しての感情は完全に咀嚼出来た。
それは、まずもって好き、で間違いない。
けれど……。
それを確かめるのもあり、このお祭りはちょうど良かった]
おわっ。
なんやねん、なんでいきなり水風船爆弾やねん。
[おおげさに避けながら、けたけたと笑う。]
……ん?なんかほんまにおこっとるかいな。
どないかしたんか。
[近くに腰を下ろしながら、その顔を覗き込んでみようとするが。]
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