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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
はいはい、そうですか。あなたは何でも分かってるのね。
そうです、わたしは、ぜんぜん良い子でもなく、我が儘で、自己中で、意地っ張りで、怒りっぽくって、そういう女です。
[今まで誰にもそんな事を言ったことはない]
だから。
[一呼吸置いて]
わたしはあなたには合わないわ。
うっちーには、もっと心の広くて、かわいげのある、みおちゃみたいな子の方がお似合い。
ごちそうさま。
[そう言って、クッキーの入った袋をそのまま置いて、店を出ようとする]
そうやろね。
わいもそう思うわ。
[それはなにを指してだったか。
いつものような笑いをたてるではなく。]
うん、面白かったわ。
……いつでも、本音で話せる相手ってのは面白いわ。
またな。
[ただひらひらと手を振って見送った**]
[店を出た後に、持ち帰りのクッキーを店に置き忘れたのに気がついたが、いまさら戻れるわけもなく、そのまま自宅に戻ろうと。
そのとき、携帯の呼び出し音が鳴った]
もしもし。あ…。
[それは、ここほんの数ヶ月ぶりの、なのにとても懐かしく思える人の声だった**]
[展望台を離れた後、コンビニでヤマトお勧めのプリンを買う。
とろっと舌でとろける濃厚プリン。
そして夏蓮に教えてもらった住所を確認して]
えっとー……ここかな。
[ヤマトにはひとりでも大丈夫だとは言ったけれど。
着いてきてくれるのなら、嬉しそうに]
すみません、夜分遅くに。
奈波さんのクラスメイトの佐々木といいます。
これを、渡して頂けませんか。
[彼女の家族に、プリンを預けた。
家の前の道から携帯で『プリンが来たぞ!』とメールする*]
[机に突っ伏して、いつの間にか眠っていたらしい。
時計を見れば短針が12を少し過ぎたあたり]
……。
…………、
[ぱんぱん、と頬をたたく。
そして大きく深呼吸。
静かに部屋を出ると、真っ暗な廊下を進み、玄関へ。
こんな時間に外出することをおじさんおばさんには言えなかった。
初めての無断外出。ごめんなさい]
[>>241続き
その人は、資門中の元生徒会長であり、夏蓮の元クラスメートでもあった。遠くの高専に行ったために、もうこの地元にはいない。
ところが、たまたま家庭の事情で帰郷するので、久しぶりに生徒会メンバーで遊びに行かないかとのことだった。夏蓮は二つ返事で答えた。
数日後、あのボーリング場で元生徒会メンバーと、在校生数名が集まり、久しぶりに楽しい時間を過ごした。楽しい時間だった…はず。なのだけれど…。
緊張した。その人の前で緊張している自分に気がついた。
ほんの数ヶ月しか経っていないのに、お互い何かが変わった。いや、彼は変わっていない。変わったのは自分だ。いや、変わってしまったのは距離感。いや違う。
なんだろう?この違和感は?頭がぐるぐるしている内に、貴重な時間が過ぎていった]
『香月、ファミレス来る?』
[ボーリングが終わって、若干名がファミレスに移動することになった。彼の向かいに座る。さらに緊張した]
『いや、香月変わんないな。らしいっていうかさ』
[何の話をしていた時だろう、彼はふとそう言った。
『らしい』って何だろう?この、作り笑顔でいる自分を『らしい』というこの人は誰だろう?
そう、この人のために作った仮面だもの。3年かけてつくった仮面。でも、それなのに、結局告白できなかった。いや、しなかったのかも知れない。それは、自分に自信がなかったからではない、本当の自分を見せてなかったからではないか?
ふと、そう思った時、夏蓮の頭にはある二人の顔が思い浮かんだ。
仮面の自分ではなく、本当の自分を「良い」と言ってくれた]
(────本当の自分って、なんだろ?)
[目的の場所まで駆けて。
上がる息を抑え、携帯を取り出してひとつひとつ打ち込んだ]
『――町―番地 ――公園。星が綺麗』
[連絡帳の、うっちー☆の文字を見つめ、送信した。
彼はこの時間に起きているだろうか。
そしてこんなメールに、ここまで来る気になるだろうか。
賭けだと思った。自分だけの勝手な]
よし、だいじょうぶだいじょうぶ。
[もう一度深呼吸。
星に一番近い場所、ジャングルジムの頂上で、彼を待つ]
[一方そのころ。部屋でいつもの仕事中。
目をもみながら、山のような紙束を一枚ずつうちこみ。]
うー……姉貴、とりあえず二箱分終わったで。
[あかんー、とコーヒーを淹れにいったところで、メールが一通。]
……
……ごめんや、姉貴。でてくる。
[文句を聞く暇もあればこそ。そのままの格好で飛び出した。]
[忙しくて会っている暇がなかった。
会いたかったけど、運にも恵まれずすれ違ってばかりだった。
声を掛けられない自分、もどかしさを消すためにいろいろ打ち込んで――さらに会う機会を失っていて。
手を伸ばす前に離れていく伊織へかける言葉がなかった、そしてその影は時間とともに薄れ始めて。
そんなまま季節が移り変わる頃――…]
例大祭?
あぁ、神社のお祭り。
よく行ってたよ、ケガする人いないかなって。
そっか、お祭りかぁ――…。
[部活中の誰かとの雑談で出て来た催しの名前。
思い返すはあのときのキャンプファイヤー。
ああいうときなら、誘えるかもしれない、受けてくれるかもしれない。
お祭りに誘うぐらい、周りのみんなは気楽にできているのだろうけれど――]
[もし背中を向けようとすれば掴まえて引き寄せて。
そうでなくとも表裏の違いだけで同じように抱き寄せたろう]
…――ボクから誘うべきだったよね。
情けなくてごめん。
ボクの返事は――…
じゃあ、ボクの都合で。
その日は休日練習も無いから、その日はずっと一緒に。
一曲だけじゃなくて、一日。
[軽く包んだまま、そっと、いい?と囁いた。**]
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