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別に大した話じゃないのよ。
全校集会であんまりみんながうるさいから、一喝したってだけの話。
[愁に背を向けるようにプイ。氷水をとって一口]
そうやで、あの問題児だらけの資中での伝説や。
なあ、夏蓮様?
[くすりと笑う。いつもの調子で。]
ああ、ここなあ。つい寝るでほんま。
そこのガウディの写真集とかほんまやばい。夢見心地で気がつけば夜や。
[つい先週もやらかしたばかり。]
様、様、うるさいわね。
なんか、もう、ななちゃの気持ちが分かってきたわ。
[ナナミに助けを求めた。多分なにかしらの報復がナナミから愁にいくのではないかと予想]
うぉ、そこに振るのは反則やで夏蓮。
ちょ、まてやまじで。
[からかいすぎた。そう思ったのは後の祭り。]
悪かったわ、夏蓮。
まじで反省するわ。
[報復が来る前にホールドアップ。]
[ナナミからの報復を受けているであろう愁を横目に]
いない、いない。
[大げさに手を振って]
そっかー。アルバイトかー。わたしもやりたいけど、うちアルバイト禁止だからなー。
[と、間延びした言い方で]
決まったら教えてね。行くからね。がんば。
[そう言って、美緒に、ガッツポーズしてみた**]
[ぶふっ。]
き、気管はいったわ。
あ、ああ。いるやろなあ惚れた男。夏蓮やもんな。
[けほけほ。むせこみながら]
んで、なんや飲食関係ばっかりかいな。みおきちならどこでも看板娘になれるやろけど。
定食屋とかそうとうにきっついで?
[まあ、体力に自信はあるだろうけれど、と。]
高校生だと、そういう家も多いよねぇ。
学校で禁止だったりもするし。
[その点神楼は寛容で助かった。
夏蓮のガッツポーズにこちらも拳を握って返事をする]
なんでうっちーが動揺してるんだ。
はっ、……。
[何かに気付いたかのような表情をして、そのまま拳を掌にぽん。
はったりかそうでないか微妙なところ]
うっちーのお勧めは?
[ある程度きつくても踏ん張る、と口元を引き締めた]
いや、なんか誤解してへんかみおきち。
わいあの一喝、がちで怖かったで?
まじで体育館の隅で震え上がってたくらいや。
[じとっと美緒をみやって。
すくなくともそのときは惚れた覚えはない。]
わいのお勧めかいな。
そらまー、サ店とかのほうがええんやないかって結論になるで。
原付とれるようになったらデリバリーピザとかええっちゅー話もようきくけど。
[自分ではどっちもやる気はしないが。]
あ、なんだそうなのか。
[大人しく脳内修正した。
本気でそこまで誤解をしていたわけではないけれど]
うん。
じゃあやっぱり喫茶店に応募してみる。
受かるといいな。
[働けるようになったら来てね、と三人に。
パフェがやってくればぱっと目を輝かせ、膝に手をきちんと乗せるだろう]
わいならおとさへんな。せっかくの看板娘候補。
[内心つっこまれなかったことを安堵しつつ。口先だけは軽口を。]
ああ、絶対行くわ。
……ああ、どうもすんまへんマスター。
いただきます。
[きちんと居住まいを正して、礼儀正しく。**]
原付…それはそれで乗れるようになりたいかも。
まぁ色々落ち着いて、お金溜まったらだけど……海沿い走りたい。
[きっと気持ちいいだろうから**]
[美緒が言う色々、はなんとなくだが察しがつく。
なんと言っても人よんでふられ魔王である。
副会長に特攻したらしい、なんて噂もあったようななかったような。
口に運んだスプーン、咥えたまま音もなく回るシーリングファンをみやった]
…?
[そんな様子が美緒に伝わったか、どうしたのかと聞かれたが首を振って。
夏蓮と愁を指差して、くくっと肩を震わせた]
[夏蓮の伝説の話は、誇って良い事と思う、が恥ずかしいのもわかる。
自分だって似たような事で愁に…。そうだ。
夏蓮の気持ちもわかると言うもの。話を振られて、
愁を見てにんまりと微笑む。頬を引っ張ってやった]
〜!
[夏蓮をいじめる、一言多いのはこの口か、と引っ張ってやった。
愁が自分に告白なんてして来た事はないが、
さらりと即答出来る自信がある。言葉でなく、実力行使だが]
[一番量が多かったように思えるパフェを一番最初に平らげて、
やっと店を見回す。壁に掛けられたレコードと、使っているのかいないのか、
今はなっていない蓄音器に目を惹かれた。
それと、色褪せた何かの宣伝ポスター]
……。
[楽器でもあれば、何か弾くのだけれど。
勝手に店のものを使う、と言ったような遠慮はなく。
無論使って良いかどうかくらいは確認するが。
楽器は…+表+
表:ピアノがある。近寄って指差して、首をかしげた
裏:見当たらない。カバンからハーモニカをだして、ぶらぶら振る。口に当てて、首を傾げる]
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