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−資中時代のお話−
[資中副会長が有名だった理由が一つある。
三年目の全校集会。生徒会主催の集まりでは毎度の事ながら、生徒が壇上の話を聞かないことが多かった。けれどその年だけは違った]
みなさん、静かにしてください。
[春の全校集会の際、ざわつく生徒に向かって、進行役の副会長である夏蓮が皆に声をかけた。しかし、しばらく同じ状態が続いた。
さて、生徒会長の挨拶の際、やはり、生徒のざわめきはとまらない。何度声をかけても収まらず]
…。
[夏蓮は、思いっきり息を吸い]
お 前 ら 黙 ら ん か ー !
[と一喝。会場はシンとなった。
元々通りの良い声で、授業中に発言すると、隣の教室までよく聞こえると、同じ生徒会の仲間に茶化されるくらい。
それがマイクを通して、体育館に響き渡った。
キンという金属音と、ハウリングを残して]
[これは春先に一度だけのことだったけれど、以後、生徒会主催の集会では例年に比べ生徒達はおとなしくなったとか。
副会長は「キレると怖い」イメージの生徒も多かった様子。彬も、生徒会室での説教時間も相まって、そのイメージが定着したのかも知れない*]
[震える携帯。
取り出してメールをあけてみれば半目になって。]
……
[無言でメールをつくって送信。]
--
to:彬
--
なんや二重人格怪人チコクマー。
>ガキ
--
[「新入生代表挨拶」と、名前を呼ばれ]
はい。
[と元気よく返事をした。マイク無しでも、体育館の端までよく聞こえたはず。
昨日新入生ただ一人リハーサルに呼ばれた際に行ったのと同じように、壇上に向かって左右の、来賓、教職員へ会釈をして、壇上に上がる。国旗、校旗に礼をしてから、マイクの前に立つ]
(うん、大丈夫)
[思ったほどは緊張していなかった。マイクは目の前に固定されており、もちろん持つ必要はない。
予め用意してきた和紙を取り出し、読み始める。すでに担任の先生にも推敲してもらった、ごくごく普通の挨拶文である]
わたしたちが、今日この日を迎えることができましたことは…
[マイクからからは程よい距離を保ち、大きすぎない程度の音量で話し始める。さすがに中学時代とは違って、館内も騒がしくない。というかほとんどが寝ているのだろうが]
[しばらくして震えた携帯を見る。お前みたいにストレートなら良いってもんじゃない、とか返そうとしたところで……]
あ……
[壇上に夏蓮の姿。ふと思い出した去年の全校集会。あのときはすごかった…とか声を殺して思い出し笑い。側にいる<<新入生 ナナミ>>には聞こえたかも知れないが。]
お、香月さんが挨拶するんだ。
[香月の名前を呼ばれ、思わず背筋を伸ばす。
副会長をやっていたからこういう挨拶には慣れているだろうが、それでも緊張してしまう。]
…僕は親かよ。
[自嘲気味にそう呟き、香月の挨拶に耳を預けた。]
[またまたこっそり携帯を覗き込んで、ヤマトに返す]
……おおー、芸術作品だ。
『なにこれ凄い! 何時間かかったの?
この景色、とある屋上に隠し味をプラスしたところから撮ったんだよ。
クイズクイズ。
どうしても分からなかったら教えてあげる!』
[あそこを自分だけの場所にしようなんて思っていない。
素敵な場所は共有したい。でもせっかくなのでクイズ形式にした]
…そして、これからの三年間、頑張って沢山の思い出をつくりたいと思います。
[締めの言葉として、どうしても入れたかったフレーズを言い切って、挨拶を終えた。
挨拶は、練習通り8(10)分ちょうどで終わった。深い溜息をついて、一礼。順序を経て、壇を降りた]
はぁ…。疲れた。
[席に戻ると、ナナミは前の生徒の背中にもたれていたか]
ななちゃ、起きて。
[小声でそっと起こしたり]
……!?
[ふいに耳に届いたソプラノ。
夏蓮だ、と気付くと、ぱちりとはっきり目を開いた。
途端にワクワクしてくる]
(ふぁいとー!)
[壇上に向かって念を送ってみた]
あっ、あのひとだったんだ――…
[壇上の夏蓮の佇まいに、資門中での一幕を思い出した。
進行役としてやわらかくお願いする姿が、今の清楚さに重なった。
ちなみに伝説の1シーンについては、貧血で倒れた生徒の介抱で会場から離れていたので、届いた声でしかしらない]
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