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[神族の青年はそれではこれでと、足早に立ち去った、色々と準備で忙しくなる様子だ]
あー、よっちゃん行っちゃったー
でもまあー、主様の出産を祝ってくれるって言うなら、それはとてもいい事よねー…なんか高天原に住んでる神族は気難しいとか、やっちゃん言ってたけど、ちょっと口うるさかったけどよっちゃんも結構いい奴だったしー
あー、しーちゃん良い事したわねー、戻ったらすぐにこの事を伝え…
[何だか背筋に寒気がする…]
伝え…なくともいいか…な?
そうよねー、今回のパンケーキは主様が知ってるけど、なんか不意に嬉しいことが起こるっても楽しくていいわよねー
うん、そうだ…今回のこの事は黙ってよっと
[自分に言い聞かせた]
………。
[コタツ部屋に移動…したらやっぱわらわらいる。
珊にきのこと果実を渡そうと思ったのだけど…寝てるかな]
………
[とりあえず隅っこで体育座りでもしよう]
さて、小麦粉も無事手に入ったし、マヨヒガに帰ろっとー
道もちゃんと覚えたしー、しーちゃんが全速力で飛べば8(10)分もかからないわー
[翼を広げて全速力でマヨヒガへ向けて飛び立った]
パンケーキはこれでいつでも作れるけど、
ここで作っちゃうより、
主様の目の前・・・、みんなの目の前でで焼こうかな?
どっかいいところないかな?
………?
[なんでこの人は目の前に座ってるのでしょう?
不思議に思って首を傾げたりすると、質問が飛んできて]
あ…えっと…なんでしょう…ね?
ボクも…よくわからないんです…けど…すいません…
[果実を持って、色んな角度から見たりしながらごにょごにょと]
[謝罪の言葉に、何で謝るのかなあと首をかしげてみたり]
ね、食べれるかな?
[それ、と言って指差すのは翡翠の果実]
[甘い蜂蜜の香りに、お腹が空いてるのです]
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